写真のレンズに関しては僕は詳しいわけではないですが、たぶんガラスなどの光学レンズを使っている以上は色収差は多かれ少なかれ、とくに中心部を外れたら、たとえ L レンズであろうとも出るものだろうと思います。
ただ、L レンズなどは材料やコーティングを吟味して費用を惜しまずにそれを最小限のレベルまで抑え込んだ設計をしているのに対して、通常のレンズはそこまで費用をかけられないので、ある程度の範囲でOKとしているのだろうと思います。
したがって大量生産の工業品ですから製品もその許容範囲内でバラつきはあると思いますし、その上限・下限がアタリ・ハズレになるのだろうと思います。
また、そういったことがあるからこそ、X3 以降のカメラ本体ではレンズ周辺光量自動補正機能を搭載したり、付属ソフトの Digital Photo Professional では"レンズ周辺光量"だけではなく、"歪曲""色収差""色にじみ"までのレンズ収差を補正できる機能を L レンズからEF-Sレンズまでにわたって持たせているのだと思います。
ただし、
> 掲示板などで「Lレンズ並!」等と褒めちぎられている事もありますが
に関しては、僕はそこまでの賛辞は EF-S17-55mm F2.8 IS USM でならよく見かけることがありますが、EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS ではそこまでの評価は見たことがないので、なんとも言えません・・
僕自身に関して言えば 32: に、
> キヤノンの L レンズや昔の鉛入りレンズをご存知のプロの方たちが厳しい目でそれらと比較したら言わずもがな、のそれなりだと思いますし・・・
と、書きましたとおりで、透明感などは昔の鉛入りレンズのほうが( L レンズよりも)ズッとあると思っていますが(色収差やフレアはズッと酷かったりもします)、それはそれぞれの"レンズの個性"の範疇のことなので、ご自分が好きなもの、必要とするものを選べばよいことなのだと思っています。