映像クリエイター実践講座コミュのキネマ旬報表彰式に参加

キネマ旬報表彰式に参加。

?10：15　文化映画第1位の上映。
これは席取だけで見ていない。

?13：45　外国映画第1位　上映
「父親たちの星条旗」
クリント・イーストウッド監督

?16：15　日本映画第1位　上映
「フラガール」
李相日監督

?18：45　表彰式

日本映画監督賞　　　　根岸吉太郎
外国映画監督賞　　　　クリント・イーストウッド×
脚本賞　　　　　　　　　　西川美和
主演男優賞　　　　　　　渡辺謙×
主演女優賞　　　　　　　中谷美紀
助演男優賞　　　　　　　香川照之×
助演男優賞　　　　　　　笹野高史
助演女優賞　　　　　　　蒼井優
新人男優賞　　　　　　　塚地武雅
新人女優賞　　　　　　　檀れい×
読者選出日本映画監督賞　李相日

×は欠席。ベルリン映画祭と重なっていて欠席が多い。

渡辺謙が欠席なのは残念。

挨拶で印象に残ったのは４人。

「ゆれる」の脚本・監督の西川美和さん。
※脚本賞で受賞。

「私の映画の作り方はまだ定着していない。
ただし、ものを書くことは自信があるし粘れる。

書いても書いても何をもって良しとするか悩みました。」

第一稿を3ヵ月で書いて、それから第十九稿も書いたんだって！

やっぱり粘らなきゃだめか～

「フラガール」の李相日監督。

「殺意が見えるぐらいみんな本気で作りました。」
みんなの本気が伝わってくるからグッとくるんだろうな。

自分の映画を劇場で観たのは「フラガール」が初めてなんだって。
李さんが話している時の兄を見るような蒼井優の顔が印象的。

そう言えば、「映像クリエイター実践講座」を作っている時、
「フラガール」はとっくにクランクアップしてたんだけど、
監督が編集室にこもって粘りに粘っていたと聞いた。

「青chong」｢BODERLINE」「69sixtynine」「スクラップ・ヘブン」
毎回違うトーンで楽しませてくれる監督だ。次回作が楽しみ。

中谷美紀は塩沢トキみたいなあんこが入った髪型だった。
しっとりした声で「監督を殺してやろうと思った」なんて話していたｗ

そして、蒼井優。

蒼井優は白いワンピに、（なんていうんだろ？）木のソールのヒール。

双眼鏡でずっと観ていたんだけど、
自分の挨拶する順番が近づいてかなり緊張していた。

名前を呼ばれる直前、目をパチパチしていた。

「映画の中の自分の力は自分が一番良く分かっています。
監督、スタッフ、共演のみなさん、そして役柄に感謝します。」
そんな遠慮しなくていいよ。

「感謝の気持ちを映画に還元したい」とも。
充分還元されてるって。

2006年の映画を代表する役者は誰なのか。
映画館に足を運んだ人、ベスト・テンに投票した人、

そして、この会場で「フラガール」を観た人はみんな分かっている。

「いち日本映画ファンとして、がんばりたいと思います。」
こんなにがんばっている人に、がんばると言われたら応援するしかない。