ダイヤのＡコミュの週刊少年マガジン14号の感想

扉の栄純、小湊、降谷の立ち並びがいい！　小湊がさり気なく背伸びしているのにも笑ってしまいました。へー、降谷って栄純に羨望感を抱いているんだ。意外な。
さて、本編は06月の２週目。合宿中です。一軍のメンバー達がカーンカーンと元気良くボールを打っています。特に結城が打つところなんかマジでカッコいい！「気持ちはありがたいが・・・・もう少し活きた球を頼む！」とメラメラ燃えているところを見ると、やる気たっぷりのようですね。一方、小湊兄弟も頑張っています。しかし、兄の亮介にとってみれば複雑な気分なのかも知れませんね。で、栄純の方はというと、相変わらず、前園たちに怒られています（笑）　降谷もエラーしてますし・・・。
それを見ていたクリスが「いちいち、頭で考えてるうちはそんなもんだろう。プレーの前に、色んな局面をイメージし、あとは自然と体が動くようにならなければな」と言い、丹波と川上に先にブルペンに入るように命じます。栄純が「え？」と意外そうな顔をすると、クリスが真剣な表情で「お前ら二人はできるようになるまで、トコトンやるぞ」と言います。ひえー厳しい。そして、次は外野のノックをやらせます。クリスの「ただし捕るだけでなく、必ずホームに投げ返せ。いいな」という言葉を聞いて、御幸も「なるほどな。外野のノックで走らせ、同時に遠投か・・・・。ボールを遠くに投げようとすれば、自然と大きなフォームが身につく。一年のこいつらには一石二鳥のメニューだわな。全然、納得してねーけど（笑）　あとは・・・・こいつ（降谷）の打撃力、ベンチに眠らせておくのはもったいねーってことか。ははっ・・監督もクリス先輩もいろいろ考えてやがる」と感心します。その御幸の前に丹波が現れます。御幸が「あ・・丹波さん、ブルペンに入るんなら、俺が・・・・」と言い掛けますが、丹波は「いや・・俺は宮内に受けてもらう」と固辞します。丹波が宮内に言った「今日も「アレ」中心で投げるぞ」の言葉が気になりますね。
片岡監督、スカウトの男、礼さんが集まって雑談を交わしています。片岡監督の「チームの心を一つに！！　それがこの合宿の目的だからな・・・・」という言葉に片岡監督の意気込みが感じられます。・・・と栄純がまたバンザイしています（笑）　「何やってんだ。コラァ！！」「お前、試合でもそれやるつもりか！！」「泣いたってノックは終わらねーぞ！」という罵声を浴びながら、栄純が悔しそうに動き回っています。そんな栄純の姿を見て、スカウトの男も礼さんも「ま・・あの子はおいといて・・・・」（笑）

さて、飯の時間。女子マネたちが作った多くのおにぎり、そしてバナナ。見るだけでも美味しそう。確かに炭水化物は体の筋肉を動かすのに一番良いですからね。どうせなら「スクールランブル」みたいにどのおにぎりを誰が作ったか当てるゲームでもやれば良かったのに（笑）　栄純が真っ先にがめついて、倉持から「テメェ、先輩より先に食ってんじゃねーよ！！」と固め技を掛けられてしまいます（笑）
栄純に「つーか、お前、もっと食っていいぞ！　日が落ちても練習は続くからな」とわざと多く食べるように勧める倉持、意地が悪いな（笑）　言われるがままにおにぎりをほおばる栄純。「これじゃあ、俺、一晩中でも頑張れるな～！！　わはははは」と喜ぶ栄純を皆が「吐くな、アイツ・・」「絶対に吐くな・・」「死んだな」「かわいそーに」と哀れむ先輩たち（笑）　御幸も「コイツが先輩じゃなくてよかった～～」と思うくらいですから、倉持ってよほど性格が悪いだろーな。
そして、夜の練習が始まります。「しゃあああああっ！！」と元気良く掛け声を出す栄純。ポール間ダッシュ20本、そして90秒のインターバルをおいてまたダッシュ。次はベースランニング100本。ひぇーキツいですね。流石の栄純も小湊も降谷も溜め息をついていますが、そんな３人に「コラァ休むな、一年、早く行け！！」という容赦ない声が・・・。最後には、ついに降谷まで倒れてしまう始末。栄純も「こ・・これを毎日、一週間も・・・・！？」と驚きます。片岡監督が「よし・・・・初日はこんなもんだろう」と言い、栄純も「た・・助かっ・・・・」とホッとしようとした刹那「最後にグラウンド20周、全員で元気よく声出していけ！！」の言葉が・・・。栄純も吐き戻しそうになってしまいます。まさに地獄の合宿ですね・・・。これを乗り越えてこそ、甲子園との距離が縮まるんでしょうね。