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巨匠指揮者讃コミュのパレー讃

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ポール・パレー(Paul Paray 1886〜1979年。フランス)

男性的でたくましいフランス音楽、軽快かつ洗練されたドイツ音楽など、伝統的なものとは一味も二味も違う指揮ぶりで知られる名指揮者です。
フランスのル・トレポール生まれで父はオルガン奏者、10代前半でJSバッハの大半のオルガン曲を暗譜していたと言われています。その後パリ音楽院で作曲を学びローマ大賞も受賞しましたが、指揮者としてデビュー、モンテカルロ歌劇場などを歴任し、第二次大戦後の1951年にデトロイト交響楽団の音楽監督に就任しマーキュリー社に多くの録音を残しました。
レパートリーはベートーヴェンから近代音楽まで、しかもドイツ物からフランス物、さらに東欧物などかなり幅広く逆に十八番と言える物が少ないようですが、サン=サーンスの交響曲3番「オルガン付」、スッペ、イベール、ドビュッシー、ラヴェルなど近代フランス物が有名です(マーキュリー盤)。アメリカのオケによる変わったフランス音楽ということで従来日本の評論家の評価は低いようですが、ベートーヴェン、シューマン、ワーグナーなどドイツ音楽を含めて見直されるべき名演だと思います。
あなたのお好きなパレーの名演・名盤をお教えください。

コメント(6)

パレーで印象に残っているのは
シューマンのシンフォニー!!
以前、渋谷のライオンで聴いた4番の快刀乱麻の名演
にシビレ、ずっとCDを探していたところ
最近中古で全集をみつけました。
マーキュリーにしてはちょっと録音が悪いのが気になりますが…。
はじめまして!

さて、パレーですが、私はずっと前から、パレーのことを
「フランスのクレンペラー」と捉えています。

リズムの硬質さ、頭の拍を強調する点
多くの色を使って描くのではなく、光の濃淡で描くような表現方法
積み重ねる(溶け込ませない)=明確な音の置き方
品格の高さ

など、
私の知人は「二人とも音楽が四角いね」とのこと。

クレンペラーが「遅くなった」といわれる最晩年の前、
1950年代の演奏に近いものを感じます。

もちろん、全然違う点もあるのですが、目指していた音楽は近いのかな、と。
パレーにも「新即物主義」の影響を感じます。

ちなみに私はパレーの演奏ではサン=サーンスの3番、
(2楽章2部のピアノと弦の絡みの美しいこと!)
ドビュッシーの「海」(輝く水面のような音楽!)
を特に愛聴しています。
ポール・パレーは絶対に過小評価され過ぎていると思います。この人は全盛期のカルロス・クライバーやエフゲニー・ムラヴィンスキーのような直線的でありながら、ニュアンス豊かな引き締まった音楽を演奏できる偉大な指揮者だと信じて疑いません。

最も愛するポール・パレーの演奏はデトロイト交響楽団を指揮した一連の録音ですが、ベスト1にあげたいのは「スッペ&オベール序曲集」です。
特にスッペの「軽騎兵」序曲、「詩人と農夫」序曲のニュアンス豊かでありながらストレートで力強い迫力は他の指揮者の追随を許さないものがあります。このスッペの軽騎兵だけでポール・パレーの名は不滅だと信じています。
Forgotten Recordsから出ているチャイコフスキーの5番(デトロイト響との1961年のライヴ)を今聞いています。 全然感傷的ではないけれど歌心たっぷりでかつキリッと引き締まった素晴らしい演奏です。ライヴのせいか凄まじい気合いが入っているようで、時々パレー自身の歌声が聞こえてきます。

フィナーレではオケを煽りまくって突撃しますがアンサンブルは鉄壁で一糸の乱れもありません。最良のときのトスカニーニにも負けない素晴らしい指揮者だと思います。スタジオ録音もかなり持っていますがどれも名演ぞろいです。 フランスものはもちろん素晴らしいですが他の物(ベートーヴェン、シベリウスとラフマニノフの2番、シューマンやロッシーニの「ウィリアム・テル」等)も痛快な快演ですね。 あとパレー自身のオーケストラ付き歌曲もとても美しい演奏でした。
Forgotten Recordsから出ているチャイコフスキーの5番(デトロイト響との1961年のライヴ)を今聞いています。 全然感傷的ではないけれど歌心たっぷりでかつキリッと引き締まった素晴らしい演奏です。ライヴのせいか凄まじい気合いが入っているようで、時々パレー自身の歌声が聞こえてきます。

フィナーレではオケを煽りまくって突撃しますがアンサンブルは鉄壁で一糸の乱れもありません。最良のときのトスカニーニにも負けない素晴らしい指揮者だと思います。スタジオ録音もかなり持っていますがどれも名演ぞろいです。 フランスものはもちろん素晴らしいですが他の物(ベートーヴェン、シベリウスとラフマニノフの2番、シューマンやロッシーニの「ウィリアム・テル」等)も痛快な快演ですね。 あとパレー自身のオーケストラ付き歌曲もとても美しい演奏でした。
初めまして。

私はラフマニノフの2番です。フランクの交響曲もついていますが。
1950年代の録音と考えると、終戦でアメリカも絶好調の雰囲気だったのでしょうね。

1. フランク:交響曲ニ短調
2. ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調 op.27

 デトロイト交響楽団
 ポール・パレー(指揮)

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