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☆北京に住んでる人☆コミュの習近平と日中関係について考える会

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みなさん

お世話になっています。
山口直樹@北京日本人学術交流会です。
第169回北京日本人学術交流会では、読売新聞編集委員の加藤隆則氏に「習近平の人気と日中関係」というテーマでお話しいただけることになりました。
最近、加藤氏は、『習近平の政治思想−「紅」と「黄」の正統』(勉誠出版2015)を上梓されました。この書は、習近平の父、習仲勲と毛沢東の二人の影響から習近平の思想を読み解こうとした労作といってよいでしょう。

加藤氏は、本書のあとがきで「今のこの時期、中国で記者をしている目的は一つ「日中がふたたび戦争をしない」ために力を尽くすことだとおもっている。互いが深く理解し合えば、不要な誤解や無意味な争いを避けることができる。現代に生きる者の責任は今よりもよい時代を次の時代に引き継ぐことである。」と述べています。
では不要な誤解や無意味な争いを避けるために私たちは、習近平という政治家をどのように理解すべきなのでしょうか。
「中国の夢」をスローガンに掲げ、「中華民族の偉大な復興」を目指す習近平の言動は、様々な議論を呼んでいますが、習近平は、一体、中国をどこに導こうとしているのでしょうか。
そして習近平政権のもと日中関係は、どうなっていくのでしょうか。
こうした問題をさまざまな中国の現場に足を運び考えてきたジャーナリストの加藤隆則氏に存分にお話しいただき共同討論します。

また、中央編訳局で主に翻訳などに従事されている吉田陽介氏には、コメンテーターとして加藤氏の報告に応答いただけることになっています。
貴重な機会となるでしょう。

加藤氏の略歴は以下のとおりです。

加藤隆則(読売新聞中国駐在編集委員)
1962年、東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。86〜87年、北京語言学院留学。読売新聞入社後、東京社会部で司法・皇室などを担当。2005年7月から11年3月まで上海支局長。11年6月から8月まで中国総局長、9月から現職。著書に「中国社会の見えない掟─潜規則とは何か」 (講談社現代新書)」、「『反日』中国の真実」(同)、 「習近平の政治思想」(勉誠出版)、共著に「習近平の密約」(文春新書)、「日中の壁」(築地書館)、「会長はなぜ自殺したか」(新潮社)、「拝啓 渥美清様」(中央公論新社)、「中国環境報告」(日中出版)、「膨張中国」(中公新書)、編著に「日中対立を超える発信力」(日本僑報社)、「日中関係は本当に最悪なのか」(同)。

ご関心のある方は、4月24日(金曜)の深夜までに以下のフォームにお申し込みください。

https://creativesurvey.com/reply/4576e2b5a16ca692c21c38c9f992b9

以下の要領で開催されます。
よろしくお願いいたします。



◎第169回北京日本人学術交流会
◎日時;2015年4月26日(日曜)午後3時開場、3時半報告開始、質疑応答、懇親会ふくめ午後8時ごろ終了予定。
◎場所;加藤屋新源里店
住所:朝陽区新源里1号(左家庄橋東30メートル路南)食屋そがいの2階です。
電話番号:010-64685171
http://www.dianping.com/shop/15860077
添付の地図をご参照下さい。
くわしくは申し込んでいただいた方にお知らせします。
◎テーマ;「習近平の人気と日中関係」
◎加藤隆則氏(読売新聞編集委員)
◎ゲストコメンテーター;吉田陽介氏(中央編訳局)
◎言語;主に日本語
◎参加費;社会人(企業派遣留学生ふくむ)200元、留学生100元
(資料代、運営費、料理代)多くの料理、飲み物が用意されます。

要旨

一党独裁国家に政権の支持率を計る世論調査は存在しないが、毛沢東の最盛期は間違いなく99%だ。毛沢東に対する最大の評価は「共産党を率いて建国を成し遂げた」ことにあるが、建国当時、党は政府要職の半数しか占めていない。行き過ぎた個人崇拝で国民を階級闘争の災難に巻き込み、��小平が「毛沢東は功績が七分、過ちは三分」と評したことを踏まえれば、晩年は70%に落ち込んだ。文革を収束させ生活上の向上に重点を置いた��小平は80%に達したが、改革開放による価値観の多様化はカリスマ性の低下を招き、半分に落ち込んだ。
その後、トップに抜てきされた江沢民は低人気の30%からスタートしたが、香港返還や世界貿易機関(WTO)加盟の歴史的行事で50%まで持ち直した。人間本意の開明的な印象で登壇したエリート官僚の胡錦濤は当初、60%の高水準と幸先の良いスタートを切った。北京五輪や上海万博を主催しポイントを稼いだが、庶民の関心が高い腐敗や格差問題を放置したため40%まで落とした。
そして国民の不満と落胆が深まる中、バトンを引き継いだのが習近平だ。それまで人物像がほとんど知られていなかったため、就任直後の数字は半分ほどだった。だが徐々に上昇を続け、胡錦濤のピーク時を超え、��小平の最盛期に次ぐ70%の高得点に達した、と推計して間違いない。経済大国化によって高まる民族主義的風潮も追い風となり、習近平への承認度はさらに高まることが予想される。

こうした「高支持率」の背景には紅二代の正統性、容赦のない反腐敗運動、ネット空間を使ったイメージ戦略(大衆路線)が指摘できる。向かうところは、「中華民族の偉大な復興」である「中国の夢」の実現である。孫文以来、毛沢東に受け継がれた大国化の国家目標は明確である。習近平は「歴史上、いかなる時期よりも夢に近づいている」とゴールを予告している。具体的には、建党100年(2021年)にゆとりある社会(小康社会)を全面的に築き、建国100年(2049年)には富強で、民主的で、文明を備え、調和のとれた社社会主義近代化国家を建設する「二つの100年目標」である。

こうした現状認識を土台とし、その延長線上に日中関係を位置付けることで新たな視点が生まれるのではないか。2014年9月3日の軍事パレードも別角度からの分析ができるのではないか。第1次世界大戦期のジャーナリスト、ウォルター・リップマンは名著「世論」で「われわれは見てから定義しないで、定義してから見る」と指摘したように、人は見たいものを見て、聞きたい話を聞く傾向がある。ステレオタイプの思考から逃れるため、今こそ冷静な対中観を模索する必要がある。
こうしたことを念頭に置きながら習近平が中国をどこに導こうとしているのか、また習近平政権下で日中関係がどこに向かうのかを共同討論できれば幸いである。
(以上)



北京日本人学術交流会代表:山口直樹(ngodzilla2185@gmail.com)
http://j.people.com.cn/96507/97399/6683166.html
これまでの北京日本人学術交流会の記録
http://www.nihonjinkai.org.cn/html/doukoukai/beijingribenrenxue-jiaoliuhui/201105/19-1072.html

北京日本人学術交流会についての映像記録
http://j.people.com.cn/94475/8510911.html

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