☆北京に住んでる人☆コミュの「「満州国」とアヘン」についての共同討論会

みなさん

お世話になっています。

山口直樹＠北京日本人学術交流会です。

第106回北京日本人学術交流会は、日中歴史カフェとして「「満州国」とアヘン」に関するドキュメンタリーを見て日中共同討論が行われます。

「満州国」については、これまでも何度か扱ってきましたが、アヘンという角度から改めて「満州国」を考えます。「満州国」を実質的に支配していたのは、関東軍でしたが、関東軍が、戦争を遂行するときの莫大な戦費を稼ぎ出すための手段としていたのがアヘンでした。近代日本の戦争とアヘン、そして「満州国」はどのような関係にあったのか、ドキュメンタリーを見て具体的に考えます。

関心のある方はご参加いただければ幸いです。

参加を希望される方は、11月28日（木曜日）の深夜までに連絡係の吉田氏（pngk218523@gmail.com）まで参加希望のメールをお願いします。

以下の要領で行われます。

第106回北京日本人学術交流会

日時：2013年11月30日（土曜）午後二時半から午後5時半ごろ

場所：亮馬橋の中国語学校、説バ（バは口偏に巴）
（幸福ビル）（詳しいことは申し込んでいただいた方にお知らせします）

主題：日中歴史カフェ「「満州国」とアヘン」に関するドキュメンタリー映像鑑賞後、日中共同討論

解説：山口直樹氏（北京日本人学術交流会代表）

参加費：５０元（運営費、資料代など）

言語：主に日本語

要旨

私が、「「満州国」とアヘン」の関係に関心を持つきっかけとなったのは、占領史家の笹本征男氏から注意を促されたことがきっかけになっている。

すでにその笹本氏はこの世の人ではないが、その笹本氏がかかわったドキュメンタリー作品を追悼の意味もこめて鑑賞し、日中共同討論を行うこととする。

戦争をするには、当然ながら膨大な費用がかかる。日本は、その費用をどのように稼ぎ出していたのか。その戦費調達のための重要物資が、アヘンであった。

当時の「満州国」には、アヘンの栽培畑なども存在していたという。

そこでとれたアヘンを売ることで大きな利益を得て、戦争遂行の費用に回していたことがわかってきている。

またその背後にいたキーとなる人物として里見甫という人物をあげることができる。

里見甫とはどのような人物だったのか。

こうした問題を扱ったドキュメンタリーを鑑賞して共同討論を行う。

また日本の代表的な映像作品を「戦争とアヘン」という観点から改めて読み解くことが試みられる。

（以上）

北京日本人学術交流会代表：山口直樹（ngodzilla2185@gmail.com）
http://j.people.com.cn/96507/97399/6683166.html
これまでの北京日本人学術交流会の記録
http://www.nihonjinkai.org.cn/html/doukoukai/beijingribenrenxue-jiaoliuhui/201105/19-1072.html

エスペラント版
http://www.espero.com.cn/se/txt/2013-01/29/content_515338.htm
第89回北京日本人学術交流会の様子

http://beijing.shvoice.com/community/5588.html
第100回北京日本人学術交流会の様子

http://beijing.shvoice.com/community/8866.html

◎説バ（中国語学校）

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以上です。
よろしくお願いします。

清華大学日本人留学生会
ML担当：磐村