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手の力・手の神秘コミュのスピリチュアルに対する見解

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占い師になって活動を始めてから、私は一度も「スピリチュアル」という言葉を使ったことはありません。それは過去の書き込みを見ていただければご理解いただけると思いますが、この現在の「スピリチュアル」という言葉に、自分としては大変な違和感を抱いているからです。
 
「スピリチュアル(spiritual)」の定義としては、厳格には「霊的性質」を表わす言葉であり、キリスト教が由来の言葉です。この言葉は、皆さんもご存知の通り、英語で表現するところの「spirit(魂・精神)」が語源です。
 
つまり普段、目には見えない精神的な感情のメカニズムを霊的性質として表現しようとする試みのもので、科学が進んだ現代でも仮説の域に留まっている一種の説だといえます。
 
元来、私の霊的性質は、約250年ほど前に日本人女性として生きていた前世に由来し、現在でも男性として生を受けた人格に加えて、その当時の女性の人格も有しているのです。そんな自己の性質を鑑みると、現在の立場としては個人的に「スピリチュアル」という言葉を使えないことになります。何故なら、キリスト教が主体となる「スピリチュアル」という言葉は、神道・仏教を主体として長く生きながらえてきた私の魂の世界とは、限りなく似てはいても、全く別の世界に位置していると考えているからです。
 
日本人の行事としては、ハロウィンやクリスマスも一般的になりつつありますが、中には「どうもお盆や・お正月のように、日本人として産まれた自分には、しっくりとこないな」と感じている人も多いかと思います。私が考える「スピリチュアル」という感覚は、それに似たようなものだと解釈いただければ幸いです。
 
だから本来なら、神道・仏教に通じている人物なら、この言葉は使わないはずです。多くの日本人は、お葬式の場では十字架を持たず、数珠を持つでしょう。仏教徒として葬儀の場に、十字架を持ってくる・・・それと同じくらいの違和感が、「スピリチュアル」という言葉自体に相当な力があるために、より強く感じてしまうのです。
 
言葉は確かに生き物であるため、様々な心霊事象を現在では「スピリチュアル」という言葉を使っていることも理解しています。
ただ本来のあるべき姿として、霊的性質を真に理解して、さらに人を救う目的で表現するなら、またそれに対して協力することについては、もちろんやぶさかではございませんし、認めもしますが、本当にそのような活動をしている、自称「スピリチュアルカウンセラー」が、皆さんが満足するほど存在しているようには思えません。またテレビや講演活動に重きを置いて、結果的に誰もカウンセリングしない「スピリチュアルカウンセラー」という存在も本末転倒であるといえます。
 
流行の言葉を使うことにより、物事の本質を曖昧にし、ぼやかして表現し、または最先端な技法だと素人に錯覚させているようにしか思えないのです。
 
昨今は「スピリチュアル」という言葉を、霊的性質をまったく理解していない、なんちゃって占い師や霊能力者が、この言葉を使っていることで、それによって、この言葉の意味を真に理解して、行使している異文化の方々に対して、偉大なる力を貶めているような気がしてなりません。こんな状況が続くようであれば、いくら時代が経過しようとも、私は今後も使うことはないでしょう。

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