ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

ブランディングコミュの日本ブランドの危機!?

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
日本ブランドの危機!?
震災は日本ブランドのステータスを大きく損なってしまったのではないか。震災前にはTOYOTAが米国で危機的状況に陥っていた(後に冤罪と判明したけど)が、それ以降もSONYが、東京電力が・・・立て続けに日本ブランドの中核的価値を担ってきた「技術力」「品質」「顧客対応」において不備が露呈してしまいました。
SONYはかつてTOYOTAが指摘された情報開示の遅さ、不正確さ、ガバナンスの危うさの轍を踏んでいます。東京電力がおかれた状況は「想定外」から始まったとしてもその後の対応の不備、以前から指摘されていた問題の先送り体質、親方日の丸気質などなど・・・。
メキシコ湾で原油流出を引き起こしたBPの対応もいろいろと批判されていました。今後両者の対応を時系列で比較してみる研究ができるかもしれません。

さて、今回の震災では「技術力」などの中核的価値以外に、過度のSCMが招いた生産体制の脆弱さも浮き彫りになりました。Just in Timeで在庫を持たず、優れた物流体制のもと、分業化を進めた結果、いつまでたっても部品の供給体制が回復せずメインの生産ラインが復旧しない。はや2ヶ月もたとうとしているのにです。

日本の生産が復旧しなければ他で調達する、という流れになるのは避けられません。韓国や中国のメーカーが千載一隅のチャンスと叫んだことを非難できようもありません。震災によるダメージは日本固有の事情でしかなく、世界が同情して待っていてくれる、なんてわけはないですよね。

世界が日本ブランドとして賞賛し、受け入れてくれたのは何事も無く順調にすすんでいたからこそでしょう。ブランド価値はダメージを軽減する、という考え方もありますが、連続的に露呈される日本ブランドの問題はこれまでに培ってきたブランド価値を無にしてしまうかもしれません。

必ず立ち直る、今までだってやってきたじゃないか、日本には職人の技にをもった裾野の広い技術力がある(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110508-00000502-san-soci)。
そのとおりだと思います。最近TVで放映していた「ほこ×たて」(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%BB%E3%81%93%C3%97%E3%81%9F%E3%81%A6)を見て感激しました。すごい。

それでも後継者問題、定年した技術者の海外流出・・・日本ブランドのコアである「技術力」は風前の灯。そこへ「顧客対応」「ガバナンス」の不詳事、脆弱なリスク管理・・追い討ちをかけているような気がします。

コメント(1)

http://wiredvision.jp/blog/fujii/201105/201105101130.html

藤井俊彦氏が述べている。
サプライチェーンが崩壊した企業が、海外などに新しい工場などを建てようと考えるとする。企業は経済的市場的責任から当然の行為とするが、被災地の雇用を無にするという社会的責任から考えると如何なものか、となってしまう。

だれにとっての責任かと見方をすると相反する場面に遭遇することがある。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

ブランディング 更新情報

ブランディングのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング