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麻布ゴルフ倶楽部コミュの世紀の大発明セグウェイにゴルフ場で乗る

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世紀の大発明セグウェイにゴルフ場で乗る

電動2輪車「セグウェイ」に乗ってゴルフという楽しみが日本にも上陸した「25那須ゴルフガーデン」(栃木県那須町)

 「世紀の発明」という前評判で登場した、米国生まれの電動2輪車が「セグウェイ」(Segway)。日本では公道を走ることは許されていないが、ゴルフコースや私有地なら問題ない。自動車でもバイクでもないこの不思議な移動体を乗り回せる場所が日本でも少しずつ増え始めている。

 セグウェイは見るからに不思議な、未来感覚たっぷりの乗り物だ。中央のステップに立ち乗りして操縦する。乗り手が体を傾けると、その方向に進み、まっすぐ立つと止まる。アクセルやブレーキを使わず、体重移動の方向や速さなどで速度や進行方向をコントロールする。

 米国で発売されたのは2002年。著名発明家のディーン・カーメン氏が考案した。登場前は「ジンジャー」というコードネームで呼ばれ、「インターネット以上の画期的な発明品という前評判が先行し、大きな話題を集めた。

 動力は電気。充電式のバッテリーで動く。排気ガスを出さない、環境に優しい乗り物という点も脚光を浴びた。電動だから静かなのも長所だ。小回りも利く。

「セグウェイ」は直感的に操縦できる独創的な乗り物

 ハンドルをつかみ、左右の車輪の間に立ったまま乗る。ブッシュ米大統領も愛用していることで知られ、来日の折には小泉純一郎首相(当時)にお土産として贈った。愛知万博の米国館でも人気を集めた。

 直感的な操縦を実現したのは、ジャイロセンサーを組み込んだ自律制御システム。基本的に手と足で運転する自動車・バイクと異なり、体重移動で制御するという斬新な操縦スタイルは、実際に体験しないと、なかなかイメージしにくいだろう。結構慣れると、頭でイメージしたとおりの動きをしてくれるので、「乗り物」というより、自分自身の能力が拡張したかのような錯覚を覚える。

 汎用モデルとオフロードに適したモデルがある。汎用モデルの「セグウェイ PT i2」は最高速度が時速約20キロメートル。「PT」は「パーソナル・トランスポーター」(個人的移動体)の略だ。自動車やバイクのようなスピードは出ないが、近距離の移動には十分なスピードだ。フロントガラスや風防のような、進行方向をさえぎる保護物がないので、この程度のスピードがふさわしい。約6時間のフル充電をしておけば、約40キロメートルの走行が可能だ。

「25那須ゴルフガーデン」がカートとして導入した「セグウェイ」

 日本で最初に4月、セグウェイをカートとして導入したのが「25那須ゴルフガーデン」(栃木県那須町)だ。今のところ、日本のゴルフ場でセグウェイに乗れるのはここしかない。オフロードモデル「セグウェイ PT x2」は芝を痛めにくい低圧タイヤを装着しているので、カートとしてフェアウエーを走り回っても大丈夫。ゴルフバッグを積み込める特別仕様だ。

 同クラブではこのセグウェイ4台をゴルファーたちにレンタルしている。よそではお目にかかれないレアな乗り物とあって、使った人たちの評判は上々。早くも同ゴルフ場の新たな「人気者」になりつつある。

 セグウェイを操縦するには少しだけコツがいる。そもそもこれまでにない車両感覚だけに、多少の慣れも必要だ。そこで、同ゴルフ場では利用希望者に事前の講習を無料で受けてもらっている。

セグウェイを使ったプレーが早くも人気(「25那須ゴルフガーデン」)

 前日の午後3時以降の講習を受け、翌日以降にプレーとなる。パーティー全員がセグウェイを使うのが条件。ラウンドは2サムから申し込める。

 道路交通法の定めに従い、自動車の普通運転免許が必要。原動機付き自転車(原付きバイク)の免許だけでは操縦できない。

 レンタル料は5000円。通常の電動カートよりは高いが、ゴルファーの人気は高い。電動カートは箱形で、安定しているが、そうそう小気味よく動くという感じではない。一方のセグウェイは乗り手が屋根や風防なしにむき出しで、フェアウエーや風との一体感を得やすい。360度に視界が開けているので、天気さえよければ、すがすがしい疾走感を味わえる。セグウェイの快適さを実感する上で、ゴルフ場はまたとないシチュエーションと言えるだろう。

 日本では道路交通法の定めがあり、公道こそ走れないものの、ゴルフ場のほか、観光施設、工場などでの導入が広がる兆しを見せている。海外では警備会社、倉庫、空港、駅、アミューズメント施設、ゴルフ場などで使用されている。

 警察の導入例もある。米国の首都ワシントンでは警察がパトロール車として採用。公道での見回りに活用している。ワシントン市内では観光の足としてレンタルするサービスも人気が高いという。

 米国では中高年が農作業の移動や、趣味の乗り物として愛用している。米国のインターネット小売りサービス「amazon.com」のサイトでも販売されている。

 警視庁の判断によれば、ブレーキは足踏み式、手握り式など独立して操作できる必要があり、独立したブレーキ操作を前提としないセグウェイは当てはまらない。前方を照らすライトがないのも道交法の枠からはずれている。仮にライトを取り付けても、セグウェイを日本の公道で走らせることはできない。

「十勝千年の森」でのセグウェイガイドツアー

 北海道清水町にある十勝毎日新聞グループの観光施設「十勝千年の森」でもセグウェイに乗れる。同施設を運営する農業生産法人のランラン・ファームがセグウェイを用いたガイドツアーを始めた。同社は10台を所有し、観光の呼び水に育てようとしている。

 排ガスを出さないセグウェイは、自然環境を体験してもらう同施設での移動にぴったり。森づくりを進める同社の取り組みにもなじむ。料金は2時間で8400円。2日前までに予約する必要がある。

 セグウェイガイドツアーの対象は18〜69歳。体重にも制限がある。乗り方はあらかじめ講習で教えてもらえる。

 日本での正規総販売代理店である日本SGIは専用サイトを設けて、売り込みに務めている。キヤノンのグループ会社、キヤノンマーケティングジャパンも取り扱いを始めた。日本国内では法人向けのみの販売となっているが、ゴルフ場や観光施設での導入が増えれば、セグウェイに触れる機会はさらに広がりそうだ。

 海外では観光地でレンタルしてもらえるツアーが相次いで登場している。米国フロリダ州のディズニーワールド、サンフランシスコの海岸、オーストラリア・シドニーのオリンピック公園など、100以上のツアーが発売元から公認を受けているという。どこでガイド付きツアーに参加できるかは、下記の米セグウェイ社サイト内のツアー紹介ページ(GUIDED TOURS)で案内されている。

[関連サイト]

・米セグウェイ社サイト http://www.segway.com/

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