ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

女神の鬼コミュの「面祭り」=「鬼祭り」

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ちょっとびっくりしたことが行われていたので報告します。

俺の住んでいる宮崎県延岡市のとある地区で「面祭り」というお祭りが行われています。
行われています、という表現もおかしいのですが
地元に30年以上住んでいながらその「面祭り」の存在を本日知りました。
偶然、地元の夕刊新聞に載っていた記事を見たのでその記事を抜粋し報告します。

===

神様が子供達を追い掛け回し、シバで力いっぱい叩く。
そんな珍しい祭りがある。
伊形、土々呂の通称「面祭り」である。
11月3日の秋祭り、伊形の道路で、まるで凶器を持った犯人に追いかけられるように
子供達が必死に逃げ惑っているところに出くわした。
何事かと見ていると、手に榊(サカキ)の小枝を持ち、神楽面をかぶった「神様」が追いかけている。
子供達は道路といわず、野原といわず、所かまわず逃げ惑う。
面様は、全力疾走で追いかけている。
追いつくと、手にした榊の小枝のシバで力任せにバシッと子供の体をはたく。
面様に追いつかれた子供は覚悟したように立ち止まり、観念したように叩かれる。
いったい、これは何なのか。
子供達は、祭りのご神幸が来ると、追いかけて叩く面様がいることを知っていながら集まってくる。
そして、まるで、鬼ごっこの鬼をはやすように集団で遠巻きに待機しているのである。
面様が見えると「来たぞ来たぞ」と騒ぎ出し、表情がこわばっている。
こちらに来そうになるとワーッと逃げ出す。
道路を走り、堤防へ、野原へ、四散する。
それを面様が追いかける。
(続く)

===

本日の新聞にはここまででした。

新聞には写真も載っていたのですがまさに「鬼祭り」そのもの。
自分の地元で「鬼祭り」が行われていたことに驚きました。

また、明日記事が続いていたらUPします。

コメント(1)

今日の夕刊に新しい記事が載ってましたのでUPします。

===

伊形、土々呂の「面祭り」を見ていると、子供達が無我夢中で街中を必死に
走るのだから、車にぶつからなければいいが、転んで怪我をしなければいいが、
と、はた目には心配になる。
でも、そんな心配はお構いなし。
「シバでたたかれると病気をしないとよ」と言うのが子供達の合言葉。
だから面様に捕まってシバでバシッとはたかれても、また、集まってくる。
かといって、面様たちはすべての人を追いかけてシバでたたくわけではない。
ご神幸を待ち受けた大人や、いたいけな幼児達には、榊(サカキ)のシバを
優しく頭になでてはらい清める。それはまさしく神のしぐさ。
古来、日本人はシバで清められることに不浄の安らぎを覚える。
だから祭りのご神幸の行く道筋では人々が神を迎え、清めを待っている。
面様達はそれに応えて優しくはらい清める。
しかし、逃げる子供達を見ると、目の色を変えて追いかける。
それがこの「面祭り」。
四方八方に逃げる子供達を朝から夕方まで追い回すのだから
面様たちの体力もたいしたもの。
若い人たちがその役目。
途中でお神酒がふるまわれる。
鮭が入りながら子供を追いかけるハードな役目でもある。
子供達をたたいているうちに面様達の持つシバから葉が取れ、
やがて細い枝は鞭と同然になる。
それでバシッとやられると一層痛い。

===

続く

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

女神の鬼 更新情報

女神の鬼のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング