大津あきらコミュのふるさとの五月

母の一周忌(偶然、母の日)で、帰省しました。昨年度山口県庁主催の山口つながる案内所(関係人口創出拡大)プロジェクトで、“大津あきら青春♪音楽祭”の企画運営支援に参加させて頂き、生涯大切に歌い継ぎたい伝説の「ふるさとの五月(NHKみんなのうた)」にめぐり逢うことが出来ました！お陰様で、“一般社団法人大津あきら顕彰会”や地域コミュニティの新たな仲間づくりに恵まれ、このご縁にも感謝感激、誠にありがとうございました。改めて御礼申し上げますm(_ _)m
以下長文となり大変恐縮ですが、微力ながら稚拙な手記をサポーターのエールとしてSNSに投稿させて頂きました。
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♪ふるさとの五月は母のぬくもり
風と若葉が薫れば過ぎ去りし笑顔が
遠い声で呼ぶあなたは愛しさの果て
青空もこの星屑も此処にあるのに
ふるさとの五月は母のぬくもり
ふるさとの五月は私の憧れ
夢から覚めた瞼に暖かな涙が
高い雲に流されてく
あなたにはもう
囁きもこの歌声も届かないけど
ふるさとの五月は私の憧れ
(中略)～♬.*ﾟ
https://www.nhk.or.jp/minna/songs/MIN199504_03/
これぞ、五感に沁みる抒情歌の真骨頂。瞬く間に遠い記憶の歳月に、優しい旋律が溶けていき、暖かな涙が込み上がってきます°ʚ♡ɞ°一生忘れられない母との想い出と共に、いつまでも大切にしたい目に見えない『ふるさとの宝もの』を、この胸の中にしっかりと授かりました。

ふるさとへの憧れを呼び起こす不思議な魔力を持ち合わせた“みんなのうた”は、密かに日本から海外へ羽ばたく夢のある童謡唱歌、いやその概念を超え地球規模の“名曲アルバム”、そんな大合唱交響詩を目指していたのではないかとさえ想像させられます。青い海、緑と太陽の街、この風光明媚な日本の原風景が、時空を超え、何とも言えぬ心地の良い居場所を醸し出します。そよ風を自由に翔ぶ鳥のさえずり、脈々と香る白波の潮騒、湊漁港の素晴らしい輝きは、今も色鮮やかに、心の宇宙に蘇ります。

地場のお祭りや古の伝統行事、庭の木花から島々の魚貝の隅まで、四季折々の風物詩となって、その一言一語が、作詞された魂に散りばめられているような気がします。無我夢中で駆け巡った野原、森山の自然遊歩、河川の水辺で遊ぶ親子の声、友と通った学び舎、家族との追憶の日々などを瞬時に彷彿させる言の葉の力。将来への期待と不安が混沌とした青雲の迷い道、巣立ってからの悩み抜いた葛藤、数知れぬ苦節をも乗り越え、光と影の情念を昇華させた人生の謳歌と言っても過言ではないでしょう？

歌詞には寓意的なメランコリーを漂わせつつ、自らの生き様を絶妙な象徴詩として仄めかしており、しみじみとした三拍子のリズムと穏やかなテンポに刻まれながら詩が流れます。そしてオーケストラの絶妙なアレンジも加わり、誰もが口ずさみたくなるどこか懐かしくも優雅なメロディが見事に調和しています。ノスタルジーを極めた歌心のある、素晴らしい世界観だと感じています。

ご当地の愛唱歌「ふるさとの五月」は元より、珠玉の名作「少年/漁場抒情」「輝きながら」「心の色」「for you...」の詩碑を巡る郷愁の味わいも、実に浪漫溢れる至福の旅となります。まさに、海よりも深く空よりも高い、永遠詩の星々と出逢える「心めぐり」です。この無形文化財の価値観こそ『ふるさとの誇り』です。“大津あきら青春♪音楽祭”、これからもずっ～と応援し続けます。そして次世代のために何をすべきか一緒に考えて行きます•*¨*•.¸¸♬︎
https://youtu.be/YYZ7VJFrJc8