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新日本主義研究会コミュの日朝交渉

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 通常外交交渉は双方の国の外務省を通じて行うものである。だが今までの日朝交渉は、そのように行われてはいなかった。日本では、利権や巧妙稼ぎのために、群がってくる政治家が担当し、北朝鮮からは工作機関の「統一戦線部」が担当していた。つまりお互い外務省を必要とせず、個人の裏取引で交渉を進めていたのである。だからその人が失脚したりすると、外交ルートが断絶してしまう。そのため交渉が長続きしない。
 しかも日本の政治家は外交を考えていない。そのいい例が金丸訪朝団である。当時の北朝鮮は東欧諸国における社会主義政権の崩壊と、ソ連の韓国との国交正常化で危機的な状況だった。だからこそ北朝鮮は日本に交渉を求めてきた。この時期ほど北朝鮮に拉致事件で譲歩を引き出しやすい時期は無かった。しかし訪朝団のメンバーは、そのことについても何も言及しなかった。しかもこの時期は、北朝鮮の核問題で揺れていた。訪朝団は、この問題についても言及しなかった。その結果、韓国とアメリカの反発を受けて、交渉が中断した。
 平壌宣言でようやく、北朝鮮は拉致事件を認め、謝罪した。拉致事件を北朝鮮が認めるまで四半世紀かかったのは、総理大臣で拉致事件の解決を主張した人がいなかったからである。利権に群がったり、北朝鮮を支持する人々が言わせなかった。北朝鮮との利権に無関係の小泉総理が初めて拉致事件の解決を求めたのであった。
 現在北朝鮮は核問題で世界から孤立している。逆に言えば、苦境に立つ北朝鮮から拉致事件解決をはかる好機である。安倍総理には、利権に惑わされたり、北朝鮮の工作機関を信用したりしないことを期待する。

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