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増田俊郎(まっすん)コミュの5/20「休みの夜」8回目

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「みなさん、こんばんは、増田俊郎です。
 今夜も“休みの夜”へようこそ!」

早いですね、5月ももう半ばを過ぎて、
来週は下旬になっちゃうんですね。
それはもう暖かくなるはずです。
みなさんは今週一週間、お元気だったでしょうか?

実はボクはですね、体力的にはかなり参っております。
ちょっと重いものを動かしたりする事が多かったものですから、
腰も痛い、、、でも、別に月曜から金曜まで普通に働いてるって
わけじゃないので、今日の日曜の夜は、疲れているにも関わらず、
いい感じなんですね。

このいい感じをみなさんと味わいたい、もっと味わいたいと
思っております。

先週は、JAYWALKの中村耕一さんが来てくださって、
ボクもああやってお話したのは非常にひさしぶりです。
で、耕一さんがあんなにしゃべるようになっていたのも
おどろきでしたね。
今まで会った中で、一番言葉数が多かったですね。

ま、もっとも今ツアー中で全体的にテンションが高いって
いうのもあったかもしれませんけどね。
耕一さんが出てくれて嬉しかった、というお便りもずいぶん
戴きました。
耕一さんが出ない日も是非聴いていただきたいと思います(笑)

そんなのもあって、先週はテキパキとしているかのように、
ボクがですよ?感じてもらったかもしれません。
ですから、今日は思いっきりいつも以上に、のんびりやって
いこうと思います。

なので、こんな曲からスタートです。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪ HDC まっすんCMタイム ♪♪♪♪♪♪♪♪♪

Welcome Songは、5/9リリースのエイモス・ギャレットの
「アコースティック・アルバム」の3曲目に入っている

★エイモス・ギャレット「パヒューム&タバコ」

『アコースティック・アルバム』
 <インディーズ・メーカー (規格番号:WHCY-2)>
  発売日 2007年05月09日

実は今、エイモス・ギャレット、来日中です。

そもそも「エイモス・ギャレットって誰?」という人の方が
多いのかもしれませんけど、まあ、知る人ぞ知るギタリスト、
とでも言うしかないでしょうね。

ちょっと彼の事を紹介した文章があるので。
「古くは、イアン&シルビアのスペクルバード、
 ウッドストックの仲間たちとのベター・デイズ、
 J・マルダーとのジェフ&エイモス、などなどの 
 バンド活動を経て、現在はソロ・アーティストとして
 活動している。
 また、マリア・マルダーの「真夜中のオアシス」での
 ソロを始めとして、多くのセッション活動の中で、
 トップセッションミュージシャンとして知られています。
 最近は、出身地のカナダに戻って、地元のミュージシャンたちと
 ジャグバンドやアコースティックのバンドをやっていて、 
 レコーディングなどをしています」

知る人ぞ知る、、、激シブですね、声聴いてもおかわりでしょうけど、
そのエイモス・ギャレットが来日して、ツアー中です。

ツアータイトルは「エイモス・ギャレット ジャパンツアー2007」
5/13に横浜をスタートして、名古屋、京都、広島、山口で終わっています。

そして、来週の木曜日、5/24神戸ウィンターランドにやってきます。
これはもう、是非観ていただきたいです!

アコースティックアルバムをひっさげてのツアーなんですが、
ライブスタイルとしては、エレキも弾くそうです。
この人のエレキがまたいいんですよね!

で、今回、2人の日本人ミュージシャンがバックアップします。
岡島BUNさんがBASSで、今井忍さんがGです。

岡島さんは、関西ではモーガンズ・バーのベーシストとして
知られている人で、この人はいくつもの顔がある人で、
非常にクールなベースも弾くんですが、実は裏で、、、
裏か表かわかりませんが(笑)「クール長崎&ハイビスカス」という、
ちょっと怪しいグループもやってるんです。すごいおもしろい人なんです。
ギターの今井忍さんは、ボクは面識ないんですけど、
アーリー・タイムス・ストリングス・バンドの出身なんだそうです。

それでは、もうちょっと彼の曲を聴いていただきたいと思います。

これは非常におもしろい選曲だと思うんですが、
昔、ビング・クロスビーが息子のゲイリーと一緒にレコーディングした
曲なんですね。
曲中で、しゃべったりして、変なSEとかも入ったりして、
もう、なんていうんでしょうねえ、おおらかに音楽をやっているって
感じなんです。

★エイモス・ギャレット「サムズ・ソング」

古いJazzやミュージカルが好きな彼。
この「サムズ・ソング」でも、音楽以外にいろんな小ネタが出てきて、
ライブでもしゃべったりするそうですね。

今回、2曲聴いていただきましたアコースティックアルバムですが、
日本に呼んだ「トムズ・キャビン」というところがレーベルを作り、
リリースしているようです。
たぶん外資系の大きなレコード屋さんに行けばあると思いますが、
逆にトムズ・キャビンのHPからの通販もあるんじゃないかと
思いますので、未確認ですが、インターネット環境をお持ちの方は
検索してみてください。

輸入盤ということになってるんですが、1枚で裏表のライナー・ノーツが
入っていて、トムズ・キャビンの代表の方がこんな文章を書いているので
ご紹介しようと思います。
「エイモス・ギャレットを最初に生で見たのは、アメリカが出展した
 月の石が話題だった70年の大阪万博。
 その中のカナダ館のステージだった。
 彼等が来日すると聞いて、フォークおたくだった僕は、
 フォーク・デュオとしての「イアン&シルビア」を期待していたのだが、
 来日したのは、グレート・スペクル・バード(GSB)という、イアンと
 シルビアを中心としたフォークロックグループだった。
 (確か、その時はイアン&シルビアの名前は使っていなかったように
  思う)
 
 でも僕は、そのちょっと前に、アムペックスから出たGSBという
 アルバムを聴いて、彼等のサウンドは、いわゆるアメリカでの
 フォークロック、カントリーロックのカナダからの回答という感じで
 受取っていたので、そちらの方の期待感で、絶対観に行こうと思った。

 そういう期待もあって、当時まだギタリストのヤスダヒロミと
 HONDAのN360という軽自動車で東名を寝ずに走って、GSBを観に行った。
 
 初めて生のカントリーロックに触れて感動した僕は、ヤスダを誘って
 もう一度、そしてもう一回は石川鷹彦だったと思うが、つまり彼等が
 カナダ館に出演中、3回も東京-大阪間を往復したことになる。
 夜中に走って朝会場に着き、カナダ館のステージの椅子で、
 うつらうつらしながら聴いたGSBのサウンドは、今考えても、
 贅沢な子守唄だったと思う」

 ということだったんですね。
 この人は大きくなってから、こういう仕事をするわけですけども、
 大学生の頃からこういう音楽が好きで、まだ情報もあまりなかった
 時ですよね。
 
 でも、おもしろいというか、ビックリしたのは、
 実はボクもこの演奏を聴いてるんですよね。

 70年の万博、ボクは高一だったんですけど、バイトしてました。
 その話は何回かしたと思うんですけど、カナダ館の水上ステージで
 「ライト・ハウス」というブラス・ロックのバンドを観て、
 このイアン&シルビアは中で観た気がするんですね。
 たぶんきっと、その中に、このトムズ・キャビンの代表の方も
 いらっしゃったんでしょうね。
 ボクは家から歩いて行ってましたが、でもこの人たちは
 N360で高速道路を突っ走って来てたんですねえ。
 すごい情熱だなあと思います。

 この万博で来日したあとに、エイモス・ギャレットか、
 ハングリー・チャックだかのアルバムのジャケットに
 日本の学生帽が写っているんですね。
 たぶん、その万博でどこかの学生にもらった学生帽だと思うんです。
 それで、ボクもすごく親しみをもったのを覚えています。

 今度は、2曲続けて聴いてもらおうかな。
 やっぱりアコースティックアルバムから、生楽器の和音がとても
 美しい曲です。
 今まで聴いてもらった2曲でも、非常に録音がきれいだと
 思うんですね。ギターもそうだし、フラットマンドリンの音も
 いいんですけど、次ぎに聴いてもらう「ミシガン・ウォーター・ブルース」
 というのは、特に楽器同士の和音がとてもキレイに録れているなあと
 思って、ボクは家で何度も聴きました。
 それからもう1曲は、昔からのエイモス・ギャレットファンの方には
 お馴染みじゃないでしょうか。
 「ホンコン・ブルース」です。

★エイモス・ギャレット「ミシガン・ウォーター・ブルース」
★エイモス・ギャレット「ホンコン・ブルース」
 
5/9発売のアコースティックアルバムから、また2曲聴いていただきました。

最後の音は何でしょうねえ、もしかしたら、うなり声かもしれませんが、
何か港の雰囲気を出そうとしているんじゃないでしょうか。
この「ホンコン・ブルース」は、さきほども言ったように、古くからの 
ファンの方にはとても懐かしい曲だと思います。
もともとは、フォギー・カーマイケルの曲ですよね。
確か、28年前、79年にジェフ・マルダーとエイモス・ギャレットが
来日した時の実況録音盤、ライブ盤にこの曲が入っているんですね。
それは、おいといて、、、

今回のこのアルバムに入っている曲もですね、エイモスのオリジナルも
ありますし、それからアメリカのシンガー・ソング・ライターのクリス・ウィットリー
という人が書いた曲も入っています。
ボクはこの人も好きなので、すごく嬉しかったですね。
それから、ブルースのレッド・ベリーが歌って有名な曲とかも入っていて、
今までにもう4曲聴いてもらって、おわかりでしょうけど、非常にリラックス
した曲で、ま、この番組というか、この時間帯にピッタリじゃないかと
思います。
是非みなさんも、これを聴いてもらって、それから5/24のライブ、
神戸ウィンターランドも行っていただきたいと思います。

では、79年のライブ・イン・ジャパンの中から1曲。
歌はジェフ・マルダーですが、この曲でもエイモス・ギャレットの
ギターソロが素晴らしいですね!

★エイモス・ギャレット「スモールタウン・トーク」

これは、ボビー・チャールズの曲なんですけど、実はこの曲が始まる前に
MCで「次はボビー・チャールズの曲をやります!」と言うと、お客さんが
ワ〜ッと拍手するんですよね。
たぶん、ボビー・チャールズの名前なんて知られてないと思ってたんじゃ
ないかと思うんですけど、J・マルダーもエイモス・Gもビックリしてですね、
「ワォ〜!B・チャールズ、君はここに居るべきだったよ!」みたいな事を
言ったりするんですね。

この79年のLIVE in Japanでも、2人のミュージシャンがバックアップしていて、
1人はキーボードの佐藤博さん。今の曲でも非常に控えめですけどエレピの音が
聴こえてました。そしてBassが、この2007年のライブツアーでもサポートする
岡島善文さんなんですね。この当時は、岡島BUNさんとなっていますが同じ人です。
ほんとにおもしろい人なんですよね、この人は。
もしライブに行かれる方は、そっと「クール長崎さん!」と声かけるといいですね。
きっとニヤっと笑うんじゃないかなと思うんですけどね。

実は、エイモス・Gという人は、これだけ上手くて、知る人ぞ知るとはいえ、
非常に有名な人なんですが、またとても一途な人でもあるんだそうで、
おもしろいエピソードがあります。

たぶん80年代だと思うんですが、あるフェスティバルに出演した時に、
大きなステージには「ブルースブラザースバンド」が出ていて、
淙々たるメンバーですよね。

小さい方のステージにエイモス・Gが出ていて、BBバンドは演奏が終わるとすぐ、
移動するということを聞いてたんだそうです。
BBバンドのギタリスト、スティーブ・クロッパーのファンだったエイモスは、
自分達のライブを早めに切り上げて、S・クロッパーに会いに行こうと、
ステージ中もソワソワしてたらしいんですね。

ライブが終わるや否や、一目散に、なんと客席を通って外へ出ようとしたんですね。
その時、通路側に居た男性が立ち上がり握手をしようと手を差し伸べたんですね。
それが、よく見たらボブ・ディランで!それが、ディランとの最初の出会いでしたし、
普通ならボブ・ディランが握手を求めてるんだから、ゆっくり話もするものですよね?
ディランの方もそう思って握手を求めたのに、エイモスはS・クロッパーに会いたい
一心で、挨拶もそこそこに会場を後にしてBBバンドの楽屋に行ったんだそうです。

でも楽屋では、S・クロッパーと誰かが話をしていて、後姿で誰かはわからないけど、
きちんとした身なりの人らしかったんですが、S・クロッパーの移動の時間は迫って
るし、アセっているエイモスは、その話してる人の背中をトントンと叩いて、
「僕もS・クロッパーと話したいんです」と言うと、その人もいいよ、いいよと、
じゃあ、またねと帰って行ったんだそうですが、その人にS・クロッパーが
「じゃあクインシー、また電話するよ!」と言ったんですね。
実はその人は、クインシー・ジョーンズだったんですね。

ま、その日から今まで、クインシー・ジョーンズからもボブ・ディランからも
仕事の誘いは無い、と(笑)おもしろいですよね。

そんな一途な面もあるエイモス・ギャレットのリラックスしたステージをですね、
みなさんも是非ご覧になってください。
もう一度、ライブのスケジュールをお知らせしておきます。

5/24(木)神戸ウィンターランド open18:00 start19:00
前売6,000 当日7,000
これは都合悪いって方は、5/27(日)大阪フィフス・ストリートというライブハウス
たぶん、吹田だったと思います、そこでもあります。

では、エイモス・Gの名前を一躍有名にしたギターソロが入っている曲を
聴きたいと思います。

★マリア・マルダー「真夜中のオアシス」
★エイモス・ギャレット「デイリー・ヒル・レクイエム」

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●映画情報「大阪府警潜入捜査官」
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ちょっとここで雰囲気の変わった曲を聴いてください。

★ジミー・ヘンドリックス「レッド・ハウス」

67年5月20日、アメリカのリプリーズというレコード会社と契約した、
ジミヘンの曲でした。

そろそろお別れです。
来週の番組は、ちょっとどうなるかわかりませんが、
ゆったりとした音楽を、、、ま、どうかな?聴いていただきたいと
思います。
では、また来週です。

お相手は増田俊郎でした。

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ヘッドフォン いまJAYWALKの古いアルバムを聴きながら 見ています
エイモス ギャレット気になります
聴いてみたいな
今夜は雨がたくさん降っています
ひとり静かな つかの間のひとときを過ごしています
>ホワイトどんぐりさん
 エイモス・ギャレット、
 関西でも2公演ありましたが、
 ご覧になれたかな?

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