悪いことコミュの第十四話　『形態（かたち）』ネタバレ編！

表向きは、平凡な、典型的な「幸せな家庭」。
しかし、それはすべてるみ子の計略だった・・・

大学の同窓会、幹事に名乗りを上げ。
自分の「排卵日」に合わせて日程を組む。
そして、「憧れの先輩」を誘い・・・
その「命」を自分の体に、しっかりと
刻み込む。一週間後に結婚した旦那様には、
「ハネムーンベビー」と偽って。

子供が生まれてからは・・・
憧れの先輩の好きな音楽を毎日聞かせ。
先輩と同じ位置にアザを作り。
（アイロンを子供に押し付けて・・・！）
そして、先輩と同じように、「左利き」にすべく、
右手に包帯を巻く。「ご飯を食べるのも、何を
するのも、これからは左手でするのよ？」
小さな我が子に言い聞かせる。そう。
るみ子は・・・
「憧れの先輩」を、「作ろうと」していたのだ！！

右手に包帯をし、自分の夫と同じところにアザのある、
その子供に何か恐ろしさを感じ取り。ひでみは足早に
るみ子の家を去る。その後ろ姿に、るみ子はそっと
つぶやく・・・

「あなたの“旦那様”が年老いて、衰えていくのとは逆に。
　私の“彼”は、今からどんどんそっくりになっていく。
　私が生涯で一番愛した、あの人に・・・。」

犯罪ではない。罪には問われない。でも。
それは間違いなく・・・「悪いこと」。

コメント(2)

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[1] mixiユーザー 03月31日 12:59

そうきたか！ですね。恐いです。しかし将来、彼女でも連れてこようなら大変なことになりそう。その前に、もし先輩みたいにならなかったら、虐待しそうですね。

[2] mixiユーザー 03月31日 13:43

＞画伯（ピーちゃんさん）
そう、ホント女はコワいわ・・・というエピソードでした。
まあ、小さな子供に意識的にアイロンでアザつけちゃう時点で
もう虐待という気もしますが。そうなんです、まだ
ママの言うことを素直に聞く頃はいいんですけども、
成長したらね・・・息子の彼女、ヒドイ目に会わされ
そうだなあ・・・

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