九条の会@mixiコミュの憲法９条守れ　兵庫憲法ﾆｭｰｽご照会

【９・９　「ひろげよう！９条の心」集会】

神戸文化大ホールに１６００人参加　

９月９日午後文化ホールには続々と人がつめかけました。

◆第一部は”若ものたち”の創意ある舞台が次々と繰り広げられました。

　「第一回のファッションショーから、若者たちが周りへ広げ、新しい参加や表現が発展しています」と司会の小山乃里子さんも説明していました。

◆「憲法施行６０年－今、９条を考える」をテーマに詩人・作家の辻井喬さんが講演。

　辻井さんは最初に「六カ国協議でカヤの外におかれていること、金を出しているから国連常任委になりたい点でアナン事務総長にたしなめられたこと、防衛省になってから”制服組が納得しないから”のセリフが増えたこと」など自民公明政権の危険性を具体的に説明しました。
　そして、「歴史的無能力の方が戦前レジームに戻すといっているが、私たちは例えば戦闘機を買わないで生活の最低保障を実現させる戦後憲法レジームを実現させよう」と述べ、さらに「本物の生活感覚を持っている私たちが市民共同体を広げ、現政権の政治を変えるためにつくそう」と語りました。

◆涙があふれ鳥肌がたった普天間かおりさんの歌

カウントダウンすると９８３日しかない！

　集いは第３部でシンガーソングライター普天間かおりさんが登場。
　自身のルーツとなる沖縄音楽を継承し、繊細でしかもボリューム豊かな歌唱力は会場を圧倒しました。
　しかも平和な社会を望むトークも感動させてくれました。
　とくに「いっぽんの鉛筆」や「さとうきび畑」では会場で涙をぬぐう人が多く見られました。

　実行委員会の閉会挨拶で羽柴修弁護士は、「ことし５月１８日に自民公明が国民投票法案を強行採決した。
　それから３年後に発議となろうが、日数を数えると９８３日しかない、全力で大きな県民世論をつくろう」とうったえました。

【高校生むけのビラ配布好調】
　
西神ニュータウン９条の会などが活動　
　「第３３回西神ニュータウン９条の会ご案内」を読むと、神戸市西区には多くの学校があり、各９条の会が手分けして近くの高校へ出向き、チラシ・資料配りが活発です。
　「高校生のみなさん　ともに考えよう　憲法問題」のチラシ。そして参考資料にはルビ付きの日本国憲法前文と条文の抜粋、フランス人権宣言、アメリカ独立宣言、植木枝盛・日本国国憲案などが収録されています。
　玉津９条の会は９／３に西高校前で配布。９／７朝、高塚高校前でも西神ニュータウン９条の会からも参加し約３００部を高校生に手渡しました。今後、伊川谷高校など西区内の多くの高校生に広げようとしています。３年後もし「改憲派の発議」となれば、１８歳の可能性があるので、高校生・中学生との対話は非常に重要です。

　　◇◆地域や団体の動き◆◇
★☆★１０月２８日（日）１３時～
「９条の会」須磨区連絡会
講演とオカリナの夕べ
　講演：「平頂山事件、日本兵はまるで大根を突き刺すように子どもたちを銃剣で！！」

　　高尾　翠さん「天皇の軍隊と平頂山事件」著者
川上詩朗弁護士「平頂山事件弁護団」
オープニング：オカリナ演奏
　場所：新長田勤労市民センター３階大会議室
　参加費：￥６００
（連）０７８－７３５－２１８４

★☆★１０月２８日（日）１４時開会～
　　　「憲法を改悪させない！宝塚」集会
　主催：「憲法を改悪させない！宝塚ネットワーク」
　会場：プラザコム（売布神社駅東へ５分）
　講演：八木和也弁護士
「何で変えなあかんの！？改憲案ここが問題」
　参加費：￥３００
　　　（連）０７９７－８１－６６３８