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哲学 思想 精神 コミュの科学技術 technology 

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人類のテクノロジーの使用は、自然界にあるものを単純な道具にすることから始まった。
先史時代、火を扱う方法を発見することで食料の幅が広がり、車輪の発明によって行動範囲が広がり、環境を制御できるようになった。
もっと最近の例では、印刷機、電話、インターネットなどの発明によりコミュニケーションの物理的障壁を低減させ、人類は世界的規模で自由に対話できるようになった。
ただし、テクノロジーが常に平和的目的で使われてきたわけではない。
武器の開発は、人類の歴史とともに棍棒から核兵器へとその破壊力を増す方向に進んでいる。
 
テクノロジーは社会やその周囲に様々な形で影響を与える。
多くの場合、テクノロジーは経済発展に貢献し、有閑階級を生み出す。
テクノロジーは公害という好ましくない副産物も生み出し、天然資源を消費し、地球とその環境に損害を与えている(→環境問題)。
テクノロジーは社会における価値観にも影響を与え、新たなテクノロジーは新たな倫理的問題を生じさせる。
例えば efficiency(効率)という概念は本来、機械に適用されるものだったが、人間のefficiency効率性(生産性)をも意味するようになってきた。
 
テクノロジーが人間性を向上させるか否かについて、哲学的論争が行われてきた。
ネオ・ラッダイトや アナキズムなどの運動は現代社会におけるテクノロジーの普遍性を批判し、それが環境を破壊し、人々を疎外する(=人間を支配し、人間の本質を失わせる)とする。
一方、トランスヒューマニズムなどの支持者は、テクノロジーの継続的進歩が社会や人間性にとって有益だとする。
最近までテクノロジーの開発は人類のみが行えることだと信じられていたが、他の霊長類や一部のイルカが単純な道具を作り、次の世代へとその知識を伝えていることが最近の研究で分かってきた。
 
PC:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%8E%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%83%BC
CP:http://bbgate.froute.jp/pc2m/?_ucb_u=http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%8E%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%83%BC
 


prologue & epilogue
http://youtube.com/watch?v=-uWmFGpRE7k
 
2011/05/05 14:00...↑
 

コメント(20)

 

“衣類着用17万年前から?
シラミの遺伝子解析で推定
氷期に対応か・米大学”
 
現生人類(ホモ・サピエンス)が衣類を日常的に着るようになったのは約17万年前の可能性が高いと、米フロリダ大の研究チームが8日までに米科学誌モレキュラー・バイオロジー・アンド・エボリューションに発表した。
ヒトの頭髪にたかって血を吸うアタマジラミの祖先から、衣類に付着するコロモジラミが進化して分かれた時期を遺伝子解析で推定した。
 
現生人類は約20万年前にアフリカで出現したと考えられている。
氷期に対応して衣類を着るようになった可能性があるという。
 
人類はチンパンジーとの共通祖先から700万〜600万年前に分かれた後、約120万年前に全身の体毛が薄くなったことがヒトの遺伝子解析で分かっている。
初期の衣類は動物の毛皮とみられるが、毛皮は分解されやすく、遺跡で発見するのは困難。
一方、約4万年前の縫い針が見つかっており、それまでに衣類を着る生活が確立されていたと考えられる。
 
2011/01/08-18:54 時事通信
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201101/2011010800272↑
 


衣類
PC:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%A3%E9%A1%9E
CP:http://bbgate.froute.jp/pc2m/?_ucb_u=http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%A3%E9%A1%9E
 
シラミ
PC:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A9%E3%83%9F
CP:http://bbgate.froute.jp/pc2m/?_ucb_u=http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A9%E3%83%9F
 
You've Got To Help Yourself
http://www.youtube.com/watch?v=dDNUAcUjL6c
 
 

“プロ棋士の直観、脳の働き解明 人工知能開発に道
理研など 状況把握では視覚関連の活動強く”
 
将棋のプロ棋士が瞬時に盤面を見極め、次の一手を直観で決める際の脳の働きを、理化学研究所や富士通などの研究チームが明らかにした。
脳の視覚に関連した部位などの活動がアマチュアに比べて高まるという。
人工知能や直観を持つロボットの開発などにつながる成果だ。
21日付の米科学誌『サイエンス』(電子版)に掲載される。
 
日本将棋連盟の協力を得て、羽生善治名人らプロ棋士とアマチュア棋士の脳を比較。
脳血流を測定する機能的磁気共鳴画像診断装置(fMRI)などで脳の活動を詳しく調べた。
 
プロ11人とアマチュア17人に「序盤」「終盤」などの意味のある盤面を見せると、視覚に関連する大脳皮質の「楔前部(けつぜんぶ)」と呼ばれる部分の活動の強さがプロではアマチュアに比べ3倍に達した。
盤面を見た瞬間に状況を把握する能力を反映したと考えられるという。
ランダムな盤面だと、どの棋士も活動がほとんど変化しなかった。
 
プロ、アマチュア17人ずつを対象にした詰め将棋の実験で次の一手を考えてもらうと、プロは習慣的な行動にかかわるとされる「大脳基底核」の一部の働きが活発化していた。
活動が強いほど正答率は高かった。
アマチュアはこの部分がほとんど活動していなかった。
大脳基底核の一部は直観的な脳の働きにかかわっているとみられる。
 
理研の田中啓治・副センター長は「長期間訓練した熟練者は将棋以外でも同様の脳の働きを示す可能性がある」と説明する。
熟練度と脳の活動との関係は、効果的な教育・研修プログラムの作成などにも応用できるとみている。
 
2011/1/21 4:00 日経新聞
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819695E0E2E2E1808DE0E2E2E3E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2

 
Q:

人類史に最も影響を与えた人物は誰?
 

A:

影響を比較するために数値化するには、人類の最小単位は個人であり人生最大の出来事は生死であることから、生死の人員に多くの影響を与えた人物を割りだします。
つまり影響には正負つまり好影響と悪影響とがあり、これらを妥当に評価するには、例えば100人を殺す行為と・100人を救う行為と・の±100を絶対値として同等に評価します。
そして地球規模でなく、人類が独自に人口へ影響を与えた出来事としては、技術・農耕・戦争・航海・ウィルス・医療・芋など様々ですが、それらを発明または普及した中心人物は、となると特定できないものばかりです。
また技術や意匠でなく言論で形成される各宗教や各思想による人口の増減や・人類の質的な変化・をすべて創始者による影響だとはできず、
例えばマルクス主義による直接的かつ具体的な影響(現存した指示系統における責任)はマルクス自身よりもレーニン、レーニンよりもスターリンや毛沢東に負う面が大きいはずで、
同じことがイエスと使徒と教皇たちと分派宗主たちとの分担にもいえます。
キリスト教にしろマルクス主義にしろ、救命法でも殺人術でもなかったのですから。

こう考えると、史上に個人が果たした影響は出生率や救命率よりは死亡率のほうが大きく、その上位にいる人物とは例えば アドルフ・ヒトラーではないでしょうか。
そして他に順位の上位者としては多くの人々を殺傷した最高責任者や・また火器の発展への貢献者・の名が挙げられるはずです。

Adolf Hitler
PC:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%95%E3%83%BB%E3%83%92%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%BC
CP:http://bbgate.froute.jp/pc2m/?_ucb_u=http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%95%E3%83%BB%E3%83%92%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%BC
 
そうした負の遺産とは別(?)で最初に現れる人物としては教科書にもあった、蒸気機関の改良に貢献した ジェームズ・ワットではないかと思います。

James Watt
PC:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%AF%E3%83%83%E3%83%88
CP:http://bbgate.froute.jp/pc2m/?_ucb_u=http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%AF%E3%83%83%E3%83%88
 
(fifth element
http://youtube.com/watch?v=0WxAlIPSxlE)
 
 
"事故死した仲間に寄り添う犬、
道路の中央で危険を顧みずたたずむ"
 
交通量の多い道路の中央で、事故死した仲間のそばを離れず、じっと寄り添い続けた犬。
そんな深い情を見せた犬が米国で話題を呼んでいる。
 
米放送局 KTLA-TVなどによると、この一件があったのは4月11日のこと。
カリフォルニア州 ラ プエンタの通りで、1頭の ゴールデン レトリバーが不運にも事故に巻き込まれてしまった。
しかし、飼い主がそばにいるわけではなく、動かなくなった後にすぐ誰かが駆けつけるというような状況にはならなかったようだ。
 
すると、道路で放置状態となった犬の亡骸のそばに、1頭のラブラドール レトリバーが出現。
動かなくなった犬に寄り添い始めると、目の前を多くの車が通り過ぎていく状況の中、仲間を守るようにじっと佇んでいたという。
その行動は目撃した多くの人も胸を打たれたそうで、ある男性は2頭の犬がさらに車に轢かれぬよう、周囲にパイロンを置いて保護。
さらにそのシーンを撮影して、YouTubeに動画「Dog braves traffic to stick by fatally struck pal video」(http://www.youtube.com/watch?v=10PNTNt2hpQ)を投稿した。
 
この動画は大きな注目を集め、たくさんの米メディアが報道。
仲間を思う犬の行動は、多くの人の感動を呼び、動画の再生回数は100万回を突破している(4月18日現在)。
その後、 ラブラドール レトリバーは動物保護センターに引き取られ、マイクロチップが無かったことから“所有者なし”の犬として引き取り手探しが行われた。
結果、現場でパイロンを立てて動画を撮影した男性が名乗りを上げたそうだ。
 
ところがその後、この犬を飼っていたと名乗るカップルが保護センターへ連絡。
死んだ犬とは無関係だったようだが、「所有者しか知り得ない特徴」(米放送局ABC系列KABC-TV より)を知っていた点と、顔を合わせた際の犬の興奮ぶりから、カップルが ラブラドール レトリバーの飼い主と判断された。
引き取りを希望していた男性は「残念だ」とコメントしたものの、犬にとっては無事に飼い主のもとへ戻れることができ、結果的には良かったのかもしれない。
 
しかし、カップルは「飼育登録やワクチン接種もしていなかった」(米放送局NBCロサンゼルスより)ことが発覚。
2人は飼い犬が行方不明となってから毎日ネットをチェックして必死に探していたそうだが、思わぬ形でさまざまな手続き不備が判明し、今では「とても申し訳なさそうにしている」という。
 
PC:http://www.narinari.com/Nd/20120417801.html↑
CP:http://bbgate.froute.jp/pc2m/?_ucb_u=http://www.narinari.com/Nd/20120417801.html↑
 
(knit cap man
http://youtube.com/watch?v=njh-Ht8aBxg)
 
 
"小説執筆の全盲女性に 「悲劇」、ペンのインク切れに気付かず白紙"
 
英国で昨年、「心を健康にしておきたい」との理由から小説を書き始めた全盲の女性がいる。
その前向きな気持ちで想像力は掻き立てられ、ペンはすらすらと走り、ストーリーは次々に生み出された――はずだったのだが、ある日、息子にその原稿を見せた女性は、思いもよらぬ言葉が返ってきたことに大きなショックを受けた。
「何も書かれてないよ」。
不運にも女性はインクが切れたペンを使っていたことに気が付かず、話を書き進めていたのだ。
同じ文章をもう一度書き出すのは、もはや不可能。
復元させる方法に考えを巡らせた女性と息子は、鑑識の力で何とかならないかと思いきって警察に相談することにした。
 
英紙 デイリー テレグラフや英放送局BBCなどによると、この小説を書いていたのは英南西部の街チャーマスで暮らす59歳の女性、 トリッシュ ビッカーズさん。
彼女は糖尿病が原因で7年前に視力を失い、全盲の状態になった。
「どこへ行くにもとても制約がある」と、日頃さまざまな行動に不自由さを感じていた彼女だが、1つだけやってみたい夢があったそうだ。
 
それは、自分で小説を執筆すること。
以前よりアイデアを膨らませていたビッカーズさんは、昨年から時間潰しと心の健康を考え、ついに夢の実現へ踏み出す決意をした。
ペンを手に取った彼女は紙の上に伸ばした輪ゴムで線を作り、それに沿って字を書き進めていく方法で、すらすらと頭の中に収めていたストーリーを原稿化。
アッという間に26ページにわたる最初の章を書き終わり、彼女はそこで一度出来を確かめようと、息子のサイモンさんへ原稿を読んでみるよう頼んだ。
 
しかし、ここで彼女は思いもよらぬ事実を聞かされる。
字で埋められたはずの用紙は、実は彼女がペンのインク切れに気付かず書き進めたため、白紙のままだったのだ。
息子から「何も書かれてないよ」と言われ、彼女は紡ぎ出した言葉が残っていない事態に大きなショックを受けたという。
その落ち込みように心を痛めた家族も、何とか原稿の文字を読み出せないかと話し合い、思い付いたのが警察の力だった。
 
すると、相談を受けたドーセット警察がこの協力を快諾。
鑑識の技術者たちが小説の復元を試み、通常業務外の時間を利用して、紫外線をあてながら原稿に残された字の跡を1字ずつ解読していったという。
そして5か月後、空白の26ページはすべての字が復元され、誰もが読める立派な原稿となった。
まさか警察がこうした協力をしてくれるとはビッカーズさんも思っていなかったという。
 
一方、今回の“原稿回復”に取り組んだドーセット警察は「原稿が読めて嬉しかった」とコメント。
その後、少女を主人公としたこの小説は、完成を心待ちにする警察関係者の声も励みに順調に書き進められており、完成したら出版社へ送るつもりだという。
 
2012/04/22-14:03 Narinari.com編集部
http://www.narinari.com/Nd/20120417824.html↑
 
 
“「ワープ航法」は以前よりも現実の領域に近づいたとNASA研究者が語る”

SFではそんなに珍しくもない「ワープ」ですが、実現するには膨大なエネルギーを必要とするため実現は不可能であろうとみられてきました。
しかし、NASAジョンソン宇宙センターの研究者がいろいろ実験を重ねた結果、「現実的ではない」から「調べる価値はある」へ、少し希望が持てるレベルへと近づいたことがわかりました。
「ワープ航法」はA点から遠く離れたB点までを超光速で移動する航法のことで、『宇宙戦艦ヤマト』や『スタートレック』のように宇宙を舞台にした作品で用いられています。
 
1994年にメキシコの物理学者 ミゲル アルクビエレが発表した アルクビエレ ドライブはまさにこのワープ航法のこと。
その基礎理論はウィキペディアの「ワープ」の項目に記載がある通り、スタートレックのワープ航法をヒントにしたもので、物理学の法則の“抜け穴”を利用して宇宙船を超光速で移動させるというものでした。
しかし、この理論の通りだと、ワープ航法には尋常ならざるレベルのエネルギーが必要であることがわかり、現実的なものではないと考えられていました。
しかし、NASAのジョンソン宇宙センターで研究を行っている物理学者の ハロルド ホワイトさんは、必要なエネルギーを著しく少なくすることで、ワープ航法をSFの領域から科学の領域まで引き戻すことができ、「希望はある」と語っています。
 
アルクビエレ ドライブ は、超巨大なリング型装置の中央にラグビーボールのような楕円形の宇宙船を配置。
宇宙船の前方の空間を収縮、後方の空間を膨張させる時空を生み出し、宇宙船は平坦な時空の泡の中にいることでワープさせるというもの。
恒星間宇宙飛行の実現を目指すエンジニアと科学者のグループ、Icarus Interstellarの Richard Obousy氏は
「宇宙のすべては光速度によって制限されます。
しかし、真にクールなことは、時空と呼ばれる宇宙の骨組みは、光速度による制限を受けないということです」と語っています。
アルクビエレの概念に基づけば、宇宙船は光速の約10倍を達成することもできるはず。
これまでの研究では、このワープ航法の実現には最低でも木星の質量エネルギーに等しいだけのエネルギーが必要になるとみられていました。
 
ホワイトさんは最近、宇宙船を包むリングの形が水平な輪っかではなく、丸いドーナツ状なら何が起きるかを計算しました。
この場合、ワープ航法に必要なのはNASAが1977年に打ち上げたボイジャー1号ぐらいの質量エネルギーであることがわかりました。
さらに、空間歪曲の強さが時間と共に変動するなら、必要エネルギーをより減らせると、ホワイトさんは気付きました。
 
ホワイトさんが示す、リング状のワープ航法装置。
装置といっても宇宙船をぐるりと包み込むほどの大きさです。
SPACE.com に対して「私の示した調査結果は、ワープ航法を非現実的なものからもっともらしいもの、さらに調べる価値があるものへと変えたのです」と語ったホワイトさん。
現在はジョンソン宇宙センターのラボに「ホワイト&ジュデー ワープフィールド 干渉計」という卓上サイズの装置を作り、1000万分の1という時空の揺らぎの小さな事例を生み出せるかどうかを確かめようとしているとのこと。
 
2012/09/18-14:15;43 GIGAZINE
PC:http://gigazine.net/news/20120918-warp-drive/
CP:http://zhp.jp/r3LT
 
 
“まったく新しい概念のコンピュータ「知的ナノ構造体」、実現性高まる……“粘菌”の行動原理がヒント”

理化学研究所と情報通信研究機構(NICT)と東京大学は12日、まったく新しい概念のコンピュータ「知的ナノ構造体」が構築できることを、実際のデバイス構成を想定したシミュレーションにより実証したことを発表した。

「知的ナノ構造体」は、単細胞生物である「粘菌」の行動原理に基づき、ナノサイズの量子ドット間の近接場光エネルギーの移動を用いて、高効率に意思決定をするコンピュータだ。
「粘菌」は、脳をもっていないのに迷路の中に置かれたエサに最短距離でたどり着くことができる。

こうした、動的に変化する不確定な環境下で速く正しい意思決定を要求される局面については、「多本腕バンディット問題」(複数のスロットマシンから多くのコイン報酬を得る問題)がモデル化されているが、今回、粘菌の行動観察の結果を使って、多本腕バンディット問題を正確にかつ高速で解決できるアルゴリズムを開発したとのこと。
ナノシステム「QDM(QD-based Decision Maker)」を使った検証では、従来最速とされていたアルゴリズム「Softmax法」よりも、速く正確な意思決定が実現できることを、シミュレーションにより実証した。

さらに、このアルゴリズムは、粘菌の行動原理に類似した動的特性を、多様な物理プロセスに置き替えることでデバイスに応用可能だという。
今回の成果は、ナノスケールでの物理プロセスにこれらの特徴を活用し、まったく新しい原理で動作する“知的コンピューティングデバイス”などを構築できることを示唆している。
「動的に変化する不確実な環境下で速く正確な意思決定」を要求される数多くの局面で有用なため、モバイル通信技術における最適通信チャンネルの決定、金融工学における最適資産配分の決定などへの応用が期待できる。
なお本研究成果は、英国のオンライン科学雑誌『Scientific Reports』に掲載された。

《冨岡晶》
2013/08/12-19:30 RBB TODAY
http://www.rbbtoday.com/article/2013/08/12/110734.html↑


サーチ理論
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%81%E7%90%86%E8%AB%96 (CP:http://zhp.jp/qC9e )

粘菌コンピュータ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B2%98%E8%8F%8C%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BF (CP:http://zhp.jp/UCtj )

 
“大規模オンライン講義「MOOC」は、世界中の若者に就職のチャンスをつくれるか”

有名大学の講義が、誰でも無料で受けられるオンライン教育サーヴィスが流行り、途上国を含め、世界中で知の民主化が進んでいる。
そうしたなかで、オンライン学位認定のあり方をめぐる議論が活発化している。

オンラインで無料で参加できる大規模講義、Massive Open Online Course(MOOC)が、オンライン教育の進化の象徴として世界中で流行している。
edX、Coursera、Udacityなどの、スタンフォード大学やハーヴァード大学をはじめとする米国有名大学を起源とするメジャーなものから、英国の FutureLearn、日本の Schooなどのスタートアップも含めた数十のMOOCが世界中に存在し、延べ 1,000万人を優に超える数の学生が学習していると言われている。
途上国における知の民主化へも大きく貢献し、非常に巨大で重要なムーヴメントだ。

しかし、MOOCに対する過度の熱狂が落ち着きをみせ始め、かつ学習効果に対する実証実験に基づいた結果やファクトが詳らかになるにつれ、MOOCに対する冷静で意味のある分析や批判が数多くみられるようになってきている。
例えば、サンノゼ州立大学は、低いコース完了率を理由に Udacityとの協業の継続を中止した。
この件を発端に、そもそもオンラインで物理的な大学の授業と同等、もしくはそれ以上の価値が出せるのかという根源的な問いから、MOOCはただ有名大学による学生誘致のためのマーケティング活動にすぎないのではないかという批判まで、あらゆる角度から MOOC が検証されている。

これらの分析・批判を受けて、MOOCプレイヤーもサーヴィスの抜本的な改善に勤しんでいる。
「ただ講義ヴィデオを提供するだけでは従来の大学以上の価値は出せないのではないか」
「学生の学習意欲・効率を高め、コース完了率を向上するためには、ゲーミフィケーションの導入や、学習データに基づくアダプティヴ要素が必要なのではないか」など自らにさまざまな質問を投げかけながら、急スピードで成長を続けている。
何事にも黎明期においては批判はつきものであるし、MOOC、さらに敷衍してオンライン教育の進化にとっても非常に健全な動きだ。
MOOCプレイヤー間での競争が世界中で加速するにつれ、最高のノウハウが蓄積され、MOOCが次の数年の間でオンライン教育の中心となっていくのは間違いない。

そんななか、MOOCの取り組みのなかでも最も重要視されている領域のひとつが、「アクレディテーション」である。
「認定制度」とも訳されるこの言葉は、大学などの高等教育機関が学位付与を認定されることを意味する。

〈最大の問題はオンライン試験のあり方〉

現代社会における学位の重要性は説明不要だが、特に米国では、就職・転職を有利に進めるための、もしくはキャリアチェンジを行う際に学位を獲得するための、ビジネススクール入学や大学院再入学も一般的であるなど、圧倒的な学歴社会だ。
学位は、人生の方向性を大きく決定づける非常に重要な指標のため、アメリカ教育審議会(The American Council on Education:ACE)などの民間認定団体が厳しい認定基準を作成し、それを満たす教育機関のみが学位を与えられるシステムになっている。
長い歴史を経て形成された、非常に厳格な仕組みだ。

そしていま、 MOOCプレーヤーの一部が、オンライン学位付与認定の取得に向けて、大規模実証実験を行ったり、認定団体との交渉を続けている。
オンライン試験における不正防止の難しさをはじめとする、オンライン学習ならではの問題はまだ山積みで、認定基準が正式に制定されるにはある程度の時間を要するであろうが、本格的なオンライン学習普及のために必要不可欠な”Next Big Thing”という共通理解のもと、早急な実現が望まれている。

すでにその動きは芽を見せ始めている。
最も有名なのは、ジョージア工科大学の例だろう。
同校は、2014年秋から開講するコンピューターサイエンスのコースにおいて、すべてオンラインのみで学位を付与することを宣言した。
また、大学の修士・博士課程を受検する際に、MOOCの特定のコースの修了書を提示することを奨励されるなどの例も、徐々にではあるが見られるようになってきている。

また、オンラインアクレディテーションにおいて最も大きな問題のひとつである、「オンライン試験のあり方」に対する解決法も発明され始めている。
一部の大学の間で普及している ProctorU は、受験者側のウェブカメラを通して送られてきた受験者の映像を、 Proctor(試験監督者)センターにいる監視員の目と、不正防止技術を駆使して遠隔監視する。

 
 
>>[010]

ボストン発オンライン試験サーヴィス Smartererは、類問自動作成機能や、問題の難易度と平均回答時間などを組み合わせた不正探知アルゴリズムを用いて不正防止を行う。
まだまだ発展途上の領域ではあるが、オンライン試験の需要の増加とともに、着実に進化を遂げている。

一方で、試験のあり方そのものにも変化が見られる。
1回の試験で合否を判定する従来のシステムに対して、コース期間中の課題提出状況や、各々の課題への取り組み具合、課題の結果などといった、学生一人ひとりに対して一定期間中に得られる大量のデータを自動分析し、それを数値化する「継続的評価システム」がその一例だ。
学生の学習形態、コース期間中の成長率、他学生との協力度合いなどのさまざまな指標を継続的に評価に組み込むこのシステムは、単にその学生の学力のみならず、その学生の人となり、協調性、継続力などを明らかにしてくれるために、新たな評価のあり方として非常に注目されている。
オンライン学習とそれに伴う教育ビッグデータが可能にする、エキサイティングな変化である。

その他、指紋・虹彩認識技術を用いた本人認証システムの強化や、さらなる不正探知技術の進歩など、オンラインアクレディテーションは、多くの技術的イノヴェイションが期待できる非常に楽しみな領域だ。

〈最貧国の若者でも、高給の仕事に就けるかも〉

そして、オンラインアクレディテーションの実現は、大きな影響を社会にもたらす。
授業も試験も学位認定もすべてオンラインで可能となったときに果たして何が起こるのか。

まずは、物理的な大学の意義・あり方を考え直す必要があるだろう。
MOOCを通じて、物理的制限を超越し、実力と意欲さえあれば世界中のどこからでもトップ大学に入学、そして学位を得ることができるとなると、有名大学・有力大学への入学が殺到することが予想される。
MOOCには基本的に人数制限という概念は存在せず、大学における”Winner takes all”の現象が、特に英語圏において顕著に見られるようになるだろう。
少数の有名校・有名教授・有名学位以外の価値が希薄化し、特に中小大学は、存在意義の再定義を求められるようになる。

さらに重要なのが、先進国と途上国における職のあり方の変化だ。
インターネット、モバイル端末が途上国にも急速に普及している現在、従来存在した先進国の優位性は日に日に小さくなってきている。
オンライン学習と、オンラインアクレディテーションの実現により、途上国にいながらも先進国のライヴァルと同等の教育を受け、それが認定され、職が与えられる。
Elanceをはじめとする クラウドソース ジョブプラットフォームの急速な拡大も相まって、本人の努力次第で、先進国途上国間の「教育格差」が解消される。
まさにボーダーレスな職のあり方である。
LinkedInがプロフィル欄にオンライン学位の項目を設けるのも、時間の問題だろう。
先進国に住む人々にとっては、競争のさらなる激化を意味する。

こんな世界を想像してほしい。
アフリカの最貧国で育った若者。
近くには学校もなければ、紙の教科書などを買うお金もない。
ただ唯一あるのは、安価だがしかし高性能のスマートフォンと、高速の4Gコネクション。
その若者は、オンライン学習プラットフォームを通じて、アフリカにいながらにして世界最高水準の教育を受けることができる。
そして数多くの大学の学位を引っさげて世界中の競争を勝ち残り、アメリカからオンラインの高給の仕事を手に入れる。
こんな世界はもうすぐそこまできているのだ。

本間拓也
2013/08/22 WIRED.jp
http://wired.jp/2013/08/22/online-accreditation-of-mooc/ (CP:http://zhp.jp/xDKX )↑


Massive open online course - ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/Massive_open_online_course (CP:http://zhp.jp/zDTq )


NHK『クローズアップ現代』
“あなたもハーバード大へ 〜広がる無料オンライン講座〜”
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3402.html (CP:http://zhp.jp/hCf8 )
http://youtube.com/results?q=%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E7%8F%BE%E4%BB%A3+%E7%84%A1%E6%96%99+%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3+%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%89
 
“図書館蔵書検索の神ツールが登場”
2013/02/04 web R25 http://mixi.jp/view_bbs_comment.pl?comment_number=220&bbs_id=15022062
 
 
“【坂本龍一×東京新聞】坂本龍一さんと福島を歩く 福島同行ルポ”
2014/03/14 東京新聞 http://mixi.jp/view_bbs_comment.pl?comment_number=170&bbs_id=16142021 http://mixi.jp/view_bbs_comment.pl?comment_number=171&bbs_id=16142021
 
 
“まるでSF! 空間に3次元スケッチができるガジェット”

2014/03/25 ISUTA http://mixi.jp/view_bbs_comment.pl?comment_number=012&bbs_id=73665453
 
 
“生きたゴキブリの体内で動作し、8bitの演算性能を持つDNA型コンピュータ”

イスラエル、 バル イラン大学の研究チームが、生きたゴキブリの体内で、任意の場所に薬を投与するナノボットを開発したと NewsScientist誌が8日付けで報じている。

このナノボットは、DNAの結着性を利用したもので、DNAはある種のたんぱく質と出会うと2本鎖がほどかれるが、DNAの配列を人工的に調整することで、特定の分子に出会った時に鎖をほどくようにすることができる。
これを応用し、ナノボットが特定の細胞にたどり着いた時に折り畳み構造がほどかれ、ナノボットが中に抱えていた薬が投与されるという具合だ。
同チームは今回、生きたゴキブリにさまざまな種類のナノボットを投与し、送出および制御精度をコンピュータシステムと同レベルにまで高めたという。

実際この仕組みを使って、ナノボットによる演算を行なうこともできるといい、ゴキブリの体内でコモドール64や Atari 800などの8bitコンピュータに匹敵する演算性能を実現することすらできるとしている。

とは言え、研究の目的はゴキブリ型コンピュータの開発ではなく、免疫反応を回避しながら、特定のがん細胞にだけ的確に投薬できる技術の確立だという。

NewsScientist誌の記事 (英文) http://www.newscientist.com/article/dn25376-dna-nanobots-deliver-drugs-in-living-cockroaches.html CP:http://zhp.jp/GIz4

(若杉 紀彦)
2014/4/11-06:00 PC Watch http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/yajiuma/20140411_643902.html CP:http://zhp.jp/zK2M
 
 
“ハリウッドはアノニマスの何を描くのか:ブラッド・ピット、ハッキング事件の映画化権を獲得  ブラッド ピットの映画制作会社がサイバーアクティヴィストたちのストーリーを語る記事の権利を獲得した”

2014/04/16 WIRED http://mixi.jp/view_bbs_comment.pl?comment_number=027&bbs_id=59991081
 
 
“若い血液との交換で若返りが可能?”

2014/05/06 National Geographic http://mixi.jp/view_bbs_comment.pl?comment_number=014&bbs_id=44606471
 
 
“若い血液との交換で若返りが可能?”

2014/05/06 National Geographic http://mixi.jp/view_bbs_comment.pl?comment_number=014&bbs_id=44606471
 
 
“世界を変えた17の方程式”

テクノロジーの背後には必ず「数学」の存在があり、数学の発展なくして現代の高度な社会は実現することはなかったと言っても過言ではありません。
紀元前以来、生み出されてきた数々の定理・方程式の中から、数学者の イアン スチュアート氏が著書『In Pursuit of the Unknown: 17 Equations That Changed the World』の中で「世界を変えた」とされる17の方程式を厳選しています。

Mathematical equations: 17 that changed the world.
http://www.slate.com/blogs/business_insider/2014/03/12/mathematical_equations_17_that_changed_the_world.html

◆01:ピタゴラスの定理 (三平方の定理)
「直角三角形の斜辺の2乗はその他の辺の2乗の和に等しい」という、幾何学の基礎を支える「ピタゴラスの定理」の存在によって、測量や航海技術が発達しました。

◆02:対数における真数の積と対数の和
指数と逆関数の関係にある「対数」は、巨大な数同士の積を身近な数で計算できるため、天体の軌道計算や計算尺など科学の急発展に貢献しました。

◆03:微分・積分
ニュートンによって確立された「微分積分学」は数学における解析学として一つの分野を与えられる存在ですが、ニュートンは、科学史上最高の論文と称される「プリンキピア」で「運動の法則」を解説するツールとして用いました。

◆04:万有引力
1687年、ニュートンはケプラーの法則に運動方程式を適用して「万有引力の法則」を公表しました。
この法則を使えば、地球の質量も簡単に測定可能です。

◆05:複素数 (虚数単位)
2乗すると「‐1」になるという虚数単位iの考案によって実数概念を拡張する「複素数」が誕生、これにより今日の電磁気学・量子力学の発展が導かれました。

◆06:オイラーの多面体定理
多面体における頂点(V)・辺(E)・面(F)の関係について、「V‐E=F=2」という関係(オイラーの多面体定理)をオイラーが発見。
この発見が位相幾何学の始まりとされます。

◆07:正規分布 (確率密度関数)
確率論や統計学で欠かせない「正規分布」は19世紀最大の数学者ガウスによって考案されました。

◆08:波動方程式
波動を理論的に取り扱うために、数学的な表現を与えるのが「波動方程式」で、波動方程式を解くために開発された解法は、他の微分方程式の理解への扉を開きました。

◆09:フーリエ変換
波動を正弦波などのよく知られる波形に分解・変換できるのが「フーリエ変換」で、身近なところでは、音楽CDにおける耳に聞こえない高周波音のカットや、CTスキャンなどの医療機器にも応用されています。

◆10:ナビエ-ストークス方程式
流体の運動を記述する「ナビエ-ストークス方程式 (NS方程式)」は、流体力学で用いられる方程式です。
なお、NS方程式は流体の運動など多くの現象を決定できると考えられますが、NS方程式を解くこと自体極めて難解なため解けるように条件を簡単化して得た近似解を代替して決定するのが一般的です。
NS方程式の解法を見いだした人もしくは方程式が解けないことを証明した人にはクレイ数学研究所から100万ドルの賞金が与えられます。

◆11:マクスウェルの方程式
ニュートンの運動の法則・万有引力の法則が古典力学の基礎方程式と呼ばれるのに対して、古典電磁気学の基礎方程式と呼ばれるのが「マクスウェルの方程式」です。
電場・磁場・磁束密度・電流密度の関係を4つの方程式で表しています。

◆12:熱力学第二法則 (エントロピー増大則)
「熱力学第二法則」によって、エネルギーの移動方向とエネルギーの質が記述されることで、第二種永久機関が実現不可能であることが確定し、その後、熱力学が大きく発展することになりました。

◆13:特殊相対性理論 (質量とエネルギーの等価性)
アインシュタインによって、エネルギーが質量と光の速度の2乗の積と等しいという「質量とエネルギーの等価性」が発見されました。
この発見は、原子爆弾の開発に応用され、晩年、アインシュタインを悩ませることになります。

(By David)
2014/04/01-19:00:41 GIGAZINE http://gigazine.net/news/20140401-17-best-equation/ CP:http://zhp.jp/rKcn
 
 
“「学習するマシン」は人間の能力を超えるのか”

これまでは、人間がコンピュータに処理させるのが一般的だったが、コンピュータのテクノロジの進歩とビッグデータとの融合により、自ら学習し能動的に回答を導き出し、人間の意思決定を支援し対話する「学習するマシン」が台頭しようとしている。

米Gartnerは、「Gartner Predicts 2014(2013.11)」において、
2017年までに、コンピュータの10%は情報を処理するだけでなく、学習するマシンになる。

今のマシンは人間から渡されたパターンを認識し、それを速く処理することを目的としている。
近い将来、マシンが自ら考えることができるようになる。
例えば、人間が見逃していたような領域を、膨大なデータを基に診断できるようになる。
医療分野なら、医師が見逃していた疾患の可能性を、マシンが見つけるようになる可能性がある。
学習するマシンが、企業や業界を活性化する糸口を提供する。
と予測しているように、「学習するマシン」は、医療分野など、さまざまな分野での活用が期待される。

Gartnerが示す「オートノマス(自律型)」テクノロジ Gartnerは9月に、「先進テクノロジのハイプ サイクル: 2014年」を発表し、デジタルビジネスに向けた動きが今後の中心的なテーマになるとの見解を示している。

ハイプ・サイクルにおける「過度な期待」のピーク期には、IoT やウェラブル、コンシューマー3Dプリンタ、黎明期には、音声翻訳、自律走行車、ニューロビジネス、バイオチップ、スマートロボットなどをあげている。

また、Gartner では、「デジタルビジネス」の発展過程における6つのビジネスモデルの後半3つのステージでは、ステージ4:「デジタルマーケティング」、ステージ5:「デジタルビジネス」、ステージ6:「オートノマス(自律型)」を挙げている。
「オートノマス (自律型) 」のステージにおいては、企業は人間と同様の能力または完全に人間に代わる能力を提供するテクノロジを利用することが可能になると指摘している。

Gartner は企業が競争力を高め「オートノマス (自律型) 」のステージに到達するために検討すべきテクノロジとして、仮想パーソナルアシスタント、ヒューマンオーグメンテーション(人間拡張)、ブレイン コンピュータ インタフェース、量子コンピューティング、スマートロボット、バイオチップ、スマートアドバイザ、自律走行車、自然言語による質疑応答システムをあげている。

Gartner が言うように、コンピュータが膨大なデータの中から知識や判断のルールを獲得し自ら学習する「機械学習」をはじめ、人間と同様の能力または完全に人間に代わる能力を提供するテクノロジの進化が顕著である。
これらのテクノロジを実装し、ビジネスに活用していくことが企業の競争力を高める上で重要な位置づけとなっていくだろう。

(林雅之)
2014/10/09-07:00 ZDNet Japan http://japan.zdnet.com/cio/sp_14smartmachine/35054468/ CP:
 

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