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日本がん患者会コミュのピロリ菌

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人の胃にすみ着くピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)がつくるたんぱく質にがんを引き起こす働きのあることを、北海道大遺伝子病制御研究所の畠山昌則教授(分子腫瘍(しゅよう)学)らのグループがマウスの実験で明らかにした。今週の米科学アカデミー紀要電子版に発表するという。胃がんなどを起こす仕組みの解明につながる成果だ。
ピロリ菌が胃の粘膜の細胞にくっつくとCag(キャグ)Aというたんぱく質を細胞内に打ち込むことが知られている。

 畠山教授らはCagAを作るピロリ菌の遺伝子を取り出してマウスの受精卵に組み込み、全身の細胞にCagAが入るとどうなるかを調べた。すると、約200匹のマウスの半数以上は生後3カ月までに胃の粘膜の細胞が異常増殖して胃壁が厚くなり、その後約20匹で胃にポリープができた。さらに1年半以内に2匹が胃がん、4匹が小腸がんを発症。白血病になったマウスも17匹いた。
これまでの細胞レベルでの研究で、CagAが細胞内で別のSHP―2というたんぱく質と結びつくと細胞のがん化が起きることを突き止めていたため、SHP―2と結合しないように細工したCagAをつくらせてみると、マウスはがんにならなかったという。
畠山教授は「CagAががんを起こすことが、個体レベルで証明できた。将来、CagAとSHP―2との相互作用を妨げる薬の開発ができるかもしれない」という。

ピロリ菌の検査は簡単で次の様な方法で簡単に調べられます。


?便中抗原検査・・・ピロリ菌は胃から腸を通過して便中に排泄されます。
 少量の便を採取して試薬と反応させピロリ菌の有無を調べられます。(反応時間約10分)
 薬を飲む必要がなく、安全・簡単な検査方法です。

?尿素呼気試験・・・検査用の薬(標識尿素入り)を飲み20分間横になってから、呼気(吐く息)を
 検査します。
 呼気の中の標識された二酸化炭素の濃度を調べます。
 ピロリ菌は尿素から二酸化炭素を作るので、感染しているとその濃度が高くなります。

?抗体検査・・・ピロリ菌の抗体の有無を血液・尿検査で調べます。
 ただし菌が体内から消えた後も抗体はしばらく残っているため、感染後除菌されていても
 陽性に出る場合もあります。

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