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古典落語を聞こう!コミュのインターネットで落語を

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yahoo動画のお笑いで落語が見れるようになりました
毎日昼休み二つは聞いています
家ではネットで買った志ん朝 米朝のCDばかり聞いてずっぽりハマッテマス

コメント(3)

いい情報をありがとうございます。
早速見てみました。まずは柳家喬太郎さんから。
本数も多いし、内容も充実ですね。
私も少しずつ楽しんでいきたいと思います。
yahoo動画は いつも月初めに 何本か新作が出ます楽しみにしてください


退屈してあちこちネットで面白いものがないかと探していて懐かしい顔が出たので惹かれて見た。

http://jp.youtube.com/watch?v=dBRk3kYQPms&mode=related&search=

六代目三遊亭圓生が「佐々木政談」を35分ばかり、4つに細切れにしたものがYouTubeにのせられていた。

 
小さい頃、祖父を中心にした農家で育ち、ラジオがその最盛期が終わる頃に関西落語がまわりでよく聞こえており、そんな中で育ったもので、慣れた関西ことばにのなかで時々聞こえる江戸落語には違った雰囲気を感じていたものだ。 それは一つにその江戸言葉という言葉の問題だけではなかったように思う。 私が子供の頃には講談はすでに坂を随分下までころがり特に関西の講談は少なくラジオでは時たま関東の講談が語られていたほどのように思う。 ラジオで娯楽の演芸が歌謡曲、漫才、落語、講談、漫談、浪曲などというもので、そのなかで西洋音楽の影響を受けたロカビリーというようなものもラジオから流れていて若者の伝統話芸離れが進んでいたのかもしれない。

自分の周りで話される言葉で面白い噺を聴くのは喜びであるのだがそれにしても笑いにもいろいろ在って聴く者それぞれ笑うところが違う。 だから人は何で笑うかでその人の人品が分かるとも言われるから逆にそこから馬鹿笑いという言葉もあるのだろうがだから様々な笑いを提供する落語は演芸のなかで漫才の上に見られていたのだろう。

高校の頃には深夜の番組で落語家の桂米朝がSF作家の小松左京と女性アナウンサーを交えて「題名のない番組」という番組でいろいろな面白い話をしていて高校生の自分はイヤホーンを耳にそれに聴き入ったものだ。 殆どその内容は覚えていないけれどそこでは落語は話されなかったもののさまざまに、多くは他愛のないことをそれぞれの話芸でひっぱっていたのだろう。 その後米朝の落語全集LPで昔の噺に聴き入った。

当時には関西落語は新進の三枝、仁鶴、気のよさそうな小染などがいたが三枝、仁鶴は新しいメディアのテレビで人気を得て落語だけではなく色々な分野で活躍していたのだが私の周りの年寄りたちからはまだまだ芸がないと言われていた。

百姓の祖父はテープレコーダーがまだない頃に「、、、、、ヒャクショウ」という落語家を聴きたいものだといっていた。 その噺家は私の記憶にはあるようなないようなあやふやなものだが少々ガラガラ声で「池田の猪買い」を噺したのを聞いたのかもしれない。 今、便利なウィキペディアで検索すると「三遊亭百生」が出ていて、その記述からすると二代目百生であるようでその生没年からすると私が子供の頃聞いた可能性はある。

70年代の中ごろに就職してからは通勤のターミナル駅で六代目笑福亭松鶴を没年の10年前頃だろうか時折見かけ、スーツ、洋服姿が多い人の群れの中でハンチング帽に羽織の粋なその姿を時折見かけたし時にはその磊落な松鶴の噺にテレビやラジオで聴き入ったのも同級生がそのその師匠に弟子入りしていたことにもう一つの理由があった。

けれども当時から子供や若い私になかなか分からなかったのは三代目桂春團治だ。噺も比較的地味で動きも大業ではなく「いかけ屋」は子供にも面白くきこえたもののそのほかの大阪の町筋の噺などには大人のもの過ぎて面白みが充分に分からなかったようだ。 けれどこの歳になって今何が一番聞きたいかとなると大阪ではこの人が一番頭に上る。

さて、東京落語であるのだが子供の頃は3代目三遊亭金馬のよく通る声で「居酒屋」が印象的だったし林家三平が人気もあった。 けれど中学生頃からは名人と言われていた5代目古今亭志ん生、8代目林家正蔵、8代目桂文楽などを聞いた経験はあるがクラシックという形容詞がなとわりつき古典を習うというような受け入れ方でどても充分に噺として味わうということまでは人生経験も少ないものには至らなかった。 それにしてもテレビに現れたこの偉人たちの立ち振る舞いは落ち着いたもので今六代目圓生が舞台にあらわれお辞儀をして始めるときから場にたちこめるようだ。

この人は温和な風貌と話し方で声は大きくはないもののよくとおり、なかば講談調ともいえるようなテンポにも聞こえる。 柔和な目元で二コリとするところに魅力があった。 私には東京落語の人情話が味わい深いものがあり大阪の大笑いするようなことを避けるようなこの東京の笑いに惹かれたのは大人になってからだったように思う。 

この噺は落語というより可笑しみのある講談といってよいほどの内容であり、語り方にこの人の持ち味がよくでているといってもよく、特に子供を演じるあたりが誠に愛らしいものである。 

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