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市民ジャーナルコミュの福田新政権誕生〜メッセージ性もカリスマ性も無い新内閣〜

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福田新政権が発足した
新首相自身が総裁選を前にして「つい一ヶ月前までこういう事態になるとは夢にも思っていなかった」と述べているが、ほとんどの国民も同じ思いであろう。
何となく巷に漂う醒めた空気は、福田政権が自民党の党内事情で誕生した派閥政権であり、国民が待ち望んだ政権ではないと、多くの人が思っているところから来ているのではないだろうか。

ところで、福田康夫とはどういう人物なのだろうか。
多くの国民は、森内閣の官房長官となった時初めてこの人物を知った。
彼が自民党内で評価されるところは、そのバランス感覚である。大きな欠点が目に付かず、失点続きの自民党にとっては今必要なリーダー像なのかもしれない。
癖が無く目立たない。ビジョン、主張が無いから批判されにくく対立が少ない。自民党内のバランスをとるには都合のいい人物像である。
しかし、そのバランス感覚の評価は、森内閣や小泉内閣の官房長官時代に評価を得たものだ。
森内閣は支持率が10%を切る歴史的不人気内閣で、福田氏の前任の中川秀直官房長官などは女性問題のスキャンダルで失脚したりしていた。周りがあまりにひど過ぎたり、小泉首相のような目立ち過ぎの反作用として、政治家らしくなく普通の人物然とした福田氏がまともに見えただけのことだ。
そして、あの記者会見での慇懃な物言いに、少なからず嫌悪感を覚えていたのは私だけではないと思う。

ところで、福田と言う人物はこれまで国政を担うに当たって、何か明確なビジョンを語ったことがあっただろうか。
私には殆んど記憶に無い。
今回福田氏に投票した自民党の国会議員も、彼のビジョンや指導力に期待して一票を投じたわけではないだろう。失点の可能性が少ないという消去法によって選ばれたと見るのが妥当なのだから。

しかし、そういう自民党にとって都合の良いリーダーが、国にとって良いリーダーでであるとは限らない。
早速、党4役と閣僚人事では、新鮮味のかけらも無く、シミとひび割れが隠し様も無い顔ぶれを揃えるという、バランス感覚を発揮し、調整型の面目躍如たる布陣を示してくれた。

癖が無く、メッセージも無く、カリスマ性も持たず、国民の信を問うていない福田内閣は、どういう国政の舵取りをしてゆくのだろうか。
いろんな意味で、期待を込めてお見ていこうではないか。

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