ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

The BolshoiコミュのGypsies Gingerって何だったのか?

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
今のところ、you tubeとかで見れる2013年のtartan dayというケルト音楽フェスのgypsies gingerの6分間くらいの演奏、
これが現時点で聴くことが出来る、唯一のGypsies gingerの音世界になります。
随分長いことトレヴァーの音楽を聴いてきて、その無国籍性とか変貌するスタイルの振幅の激しさには慣れているつもりでしたが、
さすがにGypsies gingerのこの6分間の曲には、
「な、なんじゃ?これは!?」
とひっくり返ってしまいました。どうやらアメリカ南部とかの泥臭いカントリー音楽と、多分ですが最近のトレヴァーのmusical charlatanというソロ作品の中の「スペースモンキー」っていう曲のような「宇宙っぽい」感覚がミックスされた、考えようによってはいかにもトレヴァー・タナーらしいロック音楽なのです。
確かに変な曲ですが私はこの曲を聴いて、トレヴァーのGypsies名義の新作にはかなり期待していました。また新しいクリエイションを体験できるのではないかと。
と同時に、(いつもながら)謎な点もあったのです....。
トレヴァーのGypsies名義の活動は、mezzalunaという場所のイタリアンレストランの生演奏という形で、Rathkeltairからスピンオフして始まったようなのですが、ここはカリフォルニア方面というか、要するにアメリカ西海岸に位置する場所です。
一方、Rathkeltiarはフロリダが本拠地であり、アメリカ東海岸なのです。Rathkeltiarのツアー日程を見ても、回っているのは東海岸の州ばっかりです。
北米大陸の広さを考えると、愛用のバイクをかっ飛ばすにしても、トレヴァーの移動距離はかなり長大なものになります。
私はトレヴァーの生年月日とかどこらへんに住んでいるのかとか、そういう現実的なことは何も知りません。
でも想像するに、トレヴァーは西海岸の方に住んでいると考えるのが自然です。そしてイタリアンレストランでの生演奏は、多分生活のためではないかと思うのです。
Rathkeltair自体もアイリッシュパブなどで、生演奏してお客さんからビールをおごってもらったり、音楽フェスで演奏してギャラを分かち合っているのが普段の生活と思われます。
要するに、トレヴァーがボルショイ時代に経験したような、(ベガバンとかの)レコード会社と契約して、アルバムを作ってリリースして、アルバムセールスだけで生活していくという方針のミュージシャン(例えば、ロバートスミスとかブライアンフェリーのような?)
とは今のトレヴァーは全然違うということです。草の根活動(グラスルーツ)というと耳に優しいですが、要するにドサ回り中心に生計を立てている市井のミュージシャンなのです。
ではトレヴァーの音楽は錆び付いたのでしょうか?
全然そんなことはありません。流行とは全く関係なく、世俗からも離れてしまっていますが、本来音楽とはそんなものなのです。
トレヴァーは太古の昔から、音楽とかミュージシャンがあるべき姿の中に埋没して一生を終えるつもりです。だから、CDを沢山売ろうという野心が全くなく、それがGypsiesのCDが手に入らない〜と嘆いているファンの悩みの種です。
Gypsiesの新作(そしておそらく最後の作品)はRathkeltiarのホームページからも買うことが出来ない様子なので、いつになったら入手可能になるのか全くわかりませんが、
それもまた「隠者」のトレヴァーにふさわしいと思って気長に待ってみようと思います。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

The Bolshoi 更新情報

The Bolshoiのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング