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The BolshoiコミュのFields of Athenryという曲について

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私は良く友達に言われる通り、重篤なトレヴァー病患者なので(´Д` )時々トレヴァーに会いたくなってyou tubeを見てしまいます。
今日はそんなyou tubeからのお話です。

Rathkeltiar(もちろん今のトレヴァーが活動中の北米、アイリッシュミュージックのグループ名)
で検索すると'Fields of Athenry'という、聴きなれない単語を含んだ曲を視聴できます。
なかなかいい曲です!!
でも、この曲は一体何なのでしょうか???
Rathkeltiar(以下、略称であるRKAと書きます)
の'Everybody'というアルバムに収録されている曲なんですが、実はトレヴァーが書いた曲ではないのです。
にも関わらず、トレヴァーが実に伸び伸びと開放感溢れる声で歌っています。聴いてると強いカタルシスが湧き上がってくる曲です。
この曲名をgoogleで検索すると英語のWikipediaが出てきて、この曲の由来について教えてくれます。
私も英語は苦手で(ダメじゃん)、書いてあることの半分くらいしか分からないのですが、どうやらこれは、19世紀に成立したアイリッシュのトラッドソングらしいのです。
貧しいアイリッシュの男が、家族のために食べ物を盗んだ罪で、船に乗せられオーストラリアに護送されるという筋のようです。昔、オーストラリアは流刑地だった時代があったからでしょうか。
そしてこの曲は、アイルランドのサッカーにおいてサポーターが歌うテーマ曲になっているとのことです。要はアイリッシュ精神を鼓舞する上で重要な、とても象徴性の高い曲であるといえるのではないでしょうか。
先にトピックに挙げさせて頂いた、基本インタビューにあるとおり、トレヴァーはイングランド人のお父さんと、スコットランド人のお母さんの間に生まれた、スコティッシュのハーフです。そしてベタなスコティッシュ民謡を聴きながらスコッチウイスキーをぐびぐび飲んでいたというお母さんの姿が、幼少期の彼の心象風景に強い影響を与えた訳なのです。
トレヴァーがRKAを結成してケルトミュージックを始めたのはこの事が深く関係してることはいうまでもありません。
でもトレヴァーはイギリス人として育ち、デヴィッドボウイーなどの音楽に影響されて、ずっとブリティッシュロックのミュージシャンとして活動してきた経歴があります。
その後アメリカに渡って、孤独なスタジオ録音、ソロ活動に専念してきました。そこで出来た作品はどれも素晴らしいものですが、異国の地でひしひしと寂しい気持ちに心が折れそうになったこともあると思うのです。(このへんは想像が入っていて真偽のほどは分かりません)
なのでRKAを結成し、自らの半分のルーツであるスコティッシュの血肉と繋がったことは、トレヴァーにとっては長い孤独から解放されたということではなかったでしょうか。
それでも「私はイギリス人なのよ」と言わんばかりに、キュアーのLove SongとかをRKAのステージで演奏してしまうのですが(よりによって、キュアーの中で一番湿った曲を選ばなくても...)。
でも'I'm never alone with you'で始まる、この曲をカヴァーした気持ちもよく分かります!!
とにかく音楽の創作のこだわりによって孤独に陥ち、同じ音楽によって寂しさから解放されたトレヴァー。
いつもステージの脇に立っている彼が、RKA の仲間たちの中央でFields Of Athenryを力強く歌っている姿を見ると、
「お母さん...そしてたくさんのスコティッシュの先祖たち」
を想うトレヴァーの心境が思い遣られて、その内面のドラマみたいなものに深く感動してしまうのです。
長くなりましたが、Fields Of Athenryという曲のyou tube映像についてお伝えしました。

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