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JAL、羽田の国際線発着枠配分の是正求める(2013年 10月 4日 17:46 JST ロイター通信配信)

日本航空(JAL)の植木義晴社長は4日、来春に増加する羽田空港の国際線発着枠を国土交通省がANAホールディングス(ANA)に傾斜配分したことについて、是正を求めつつ、関連する行政文書の開示を請求したと述べた。

国交省の決定に対し、航空会社がこうした対応をとるのは極めて異例だ。

植木社長は今回の傾斜配分は、均等配分だった場合と比べ、1年間当たりの収入で300億円、利益で60億円弱の影響があると説明。「現在の配分結果であれば、中期経営計画も修正せざるを得ない」と語った。

JALは国交省に対し、行政文書の開示を請求するとともに、配分の決定に至った経緯について質問状も提出した。均等な配分よりも今回の配分が利用者の利便性を向上させると判断したのはなぜか、グローバルアライアンス間の競争に与える影響は考慮されたのかなど、6項目が盛り込まれた。

植木社長は、国交省からの回答が不十分だった場合は「次のステップを考えざるを得ないケースもある」と語った。その上で「次のステップ」の具体的な内容については明言を避けた。

羽田空港の昼間時間帯(午前6時─午後11時)の発着枠は、来年3月末から1日当たり40枠増え、このうち約20枠が国内航空会社に配分される予定。国交省は2日、国内航空会社向けの16枠について割り振りを発表したが、ANAが11枠を獲得したのに対し、JALは5枠にとどまった。

国交省は、JALの経営再建の過程で両社の財務体質に格差が生じた、と指摘。適切な競争環境を確保するため、JALの新規路線開設を抑制したと説明した。英国、フランス、中国(北京)、シンガポール、タイの路線についてはANAとJALに均等に配分したが、JALが路線を持たないドイツ、ベトナム、インドネシア、フィリピン、カナダの枠はすべてANAに割り振った。

JALは2日、配分結果について「到底承服できるものではない」と反発。「合理的な説明と内容の是正を国交省に正式に求めていく」姿勢を示していた。

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続報

羽田発着枠の傾斜配分に異議、行政訴訟も選択肢=JAL(2013年 10月 24日 17:55 JST ロイター通信配信)
mixiニュース http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=52&id=2625951

日本航空(JAL)の植木義晴社長は、羽田空港の国際線発着枠をANAホールディングス(ANA)に傾斜配分した判断に対し、国土交通省に是正と説明を求めている問題で、国交省からの回答が不十分だった場合、行政訴訟も選択肢の一つになるとの認識を示した。24日、ロイターとのインタビューで語った。

国交省は今月2日、来春増加する羽田空港の国際線発着枠のうち、国内航空会社向けの16枠について、ANAに11枠、JALに5枠を配分すると決定。根拠として、JALの再建に対する考え方をまとめた昨年8月の文書でJALの新規路線の開設は抑制的に判断することになっていた、と説明した。

JALは4日、この結果を不服とし、国交省に対して合理的な説明と内容の是正を申し入れた。植木社長は同日の会見で、国交省からの回答によっては「次のステップを考えざるを得ないケースもある」としつつ、具体的な内容については明言を避けていた。

今回、植木社長は「結果を求めて何らかのアクションを起こす時もあるし、結果は別に、主張することを主張しないといけない時もある」と説明。国交省からの回答が不十分だった場合に行政訴訟を選択肢とするかについては「そういう可能性も次のステップの一つに含まれていると考えていい」と語った。

植木社長は、国交省との議論で「新規路線とは、どの空港の、どの時間帯に適用されるのか。抑制的とはなにを意味するのか、こういったところを明確にしていきたい」と述べた。本来、来年4月以降のダイヤを計画する時期だが、そうしたところが明確でないために、弊害も出始めているという。

JALは今月7日、欧州の航空機大手エアバスから初めて旅客機を調達すると発表した。導入するのは大型機のA350型機31機で、2019年から6年程度かけて順次導入を進める。

植木社長は、エアバス機を導入した理由について、米ボーイングから購入した787型機にトラブルが発生したことは「まったく関係ない」とあらためて説明。検討していたボーイングの飛行機がエアバスの飛行機に比べて開発が遅れていたことが判断材料の一つになったと述べた。

次の機材購入については、ボーイング737型機の後継機を選択する必要があるとの認識を示した。植木社長は「更新時期にきたボーイング737型機があるのは事実」と指摘。ボーイング、エアバス両社の飛行機が検討対象になると述べた。JALは現在、ボーイング737型機を30機保有している。
続報

国交省、羽田国際線の発着枠配分は変更せず(2013年 11月 5日 19:09 JST ロイター通信配信)
mixiニュース http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=2639477&media_id=52

国土交通省は5日、羽田空港の国際線発着枠の配分見直しなどを求める日本航空(JAL)の申し入れを退け、当初の決定通りANAホールディングス(ANA)に傾斜配分する方針を明らかにした。

JALは同日、国交省の回答を受け、「求めていた配分の是正に言及がなかったことは極めて遺憾。回答や行政開示文書の内容を精査し、今後の対応について慎重に検討していく」とコメントした。

国交省は先月2日、来春に拡大する羽田空港の国際線発着枠のうち、国内航空会社向けの16枠について、ANAに11枠、JALに5枠を配分すると決定。その根拠として、JALの再建に対する考え方をまとめた昨年8月の文書でJALの新規路線の開設は抑制的に判断することになっていた、と説明した。

JALは同4日、この説明は合理的ではないと反発。国交省に是正と文書の開示を申し入れていた。

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