レトロゲームコミュの名作（お奨め）ゲーム　PC８８＆PC98編

X６８０００編を作らせていただいた者ですが、どちらかと言えばこちらのトピックスが本命と言えるのかもしれません（笑）

私自身は最初に所持していたのはPC88VA2という、８８をベースに性能を高めたモデルでしたが、当時は８８から９８に移行する方が多かった時代であり

まず初めに８８から発売してその後９８に移植する流れから、９８のみで発売される流れに変わりつつあった時代でもあったと思います

個人的にはX68を購入した前後に９８の方も購入して、その後もＷＩＮの初期の頃までは９８互換機を買い続けていたので、どちらにも思い出が多くありますし

当時パソコンをやっていた方の大半が、８８＆９８ユーザだったのではないかと思います

こちらのトピックスの方が書き込める方が多いと思いますし、ただレトロゲームファンの方で知らない方の方が少ないとも思うので、新たに参考に出来る方は少ないのかもしれませんが（苦笑）

私がまず最初に上げるとするなら、一番最初に購入した通称イース３…正式タイトル『WANDERERS FROM Ys』です

当時雑誌に多く特集されたものの、その後旧来のイースファンを中心に酷評を受けた作品です

確かにイース１＆２とはシステム的にも全く違うゲームでしたし、最終ボスが弱すぎるとか（やろうと思えば）数時間でクリア出来てしまう、と言うのも的外れではないのですが

個人的にはそれほど悪いゲームでは無かったと思っていますし、グラフィックスや音楽を言った基本部分も演出面でも魅力的な作品だったと思っています

批判された部分に関しては、最終ボスは１のダルクファクトは強かった（と言っても攻撃の度に足場が削られるのが難しかっただけ）ものの、２のボスのダームと比べると大差無かったと思うのですが（苦笑）

また数時間でのクリアは可能なんだけど（参考動画もそれを実践したものです）、それはあくまでも試行錯誤した上での話ですし

初見で数時間でクリア出来た人が居たのかな？…と正直疑問なんですけどね

…たぶん前作と同じ様なゲームを期待して裏切られた人達が、その不満から酷評をしていただけの事で

この作品から初めてプレイした私などは不満も無かったですし、改めて評価しなおしても良い様にも思うのですが（笑）

PC８８版で実現出来ていた背景の多重スクロールは、X６８版では再現出来なかった事ですし、当時まだ未発達だったアクションロールプレイングゲームの

新たな魅力と可能性を感じさせてくれた、そんな作品だったと個人的には評価しています

なお後にファルコム自身が「イース　フェルガナの誓い」という形でリメイクしていますが、悪くはないものの別物かなと思っています

また原題からはイースとは別の物語を意図していた筈なのに、リメイク時に（ガルバランの台詞の中のみではありますが）無理やり有翼人と絡めてしまったのは、あまり良くなかったかな…と思うのですが、このトピックスでする話では無かったですね（苦笑）

コメント(15)

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[1] mixiユーザー 06月17日 15:21

…他の方が書かれる前に書いておきたいと言う気持ちが有りで、もう一つ僭越ながら書かせていただきたいのですが

それが上記の前作にあたる「イース２」です

当時のパソコンファンであれば９割近くの方が名作と認められるのではないかと思いますし、２０００年代以降にエターナル＆クロニクルとリメイク作が作られていますが

雑誌等ではオリジナルを超えた…みたいに評されていたものの、私的に言えば全く超えていない…８８＆９８版のイース２こそが未だに至高、だと思っています（笑）

その理由の一つは難易度の問題で、エターナル以降のリメイクを含めたイースはアクション性が高まり、結果アクションゲームが得意なプレイヤー以外受け付けなくなりつつありますが

オリジナルはキャッチコピーの「優しさから感動へ」の言葉通り、アクションゲームの苦手なプレイヤーでも最後までクリア出来る難易度でした

またリメイク後に大きく変わった部分の一つが、ファイアの魔法の性能変化で

オリジナルでは連射が効いたのに対して、リメイク後は一定数しか連射が出来なくなり、元作にあったファクトの像に繋がる洞窟でのレベルアップの裏技も使えなくなりました

また鷹の彫像を使用した時の自動追尾は同じでも、夜鷹の彫像を使った時の効果が元は放った火球が複数の敵を画面を縦横無尽に動き回り貫くのに対し

リメイクではシューティングなどで見られた様な拡散波動砲と化してしまっていて、一見派手にはなったものの個人的には元作の方が好きでしたね（苦笑）

全体的に見てもグラフィックスは一見綺麗になってはいますが、魅力的かどうかで言うと元作の方がより魅力的だったと思います

またイース２において最も印象的だったグラフィックとして、オープニング時のリリアの笑顔を上げる方が多いかと思いますが

リメイクでは笑顔が無くなってしまったのが残念でなりませんし、リリアの姿にしても綺麗に描いたと言うより似て非なる別人ですし

私的には初期の頃に描かれた２人の女神の中でも、レアの姿のファンだったのですが（当時販売されていたテレカを今でも持っています　笑）、それらが生かされなかったのも残念です

そもそも最初にミネアの街で初めにレアを会っているアドルが、神殿地下でフィーナに初めて会った時にレアと間違える様な描写は有りませんし

元々の設定では双子神と言っても、雰囲気は全く違う姉妹には見えてもソックリって訳では無かったのだと思うのですが、リメイクでは見分けが付きにくい位似てますよね（苦笑）

全くの別作品として見ればリメイク作も十分名作だとは思うのですが…、リメイクがオリジナルを超えたかどうかという話をした場合には

オリジナルの持っていた魅力を十分に生かしきれずに、むしろ殺してしまった部分も目立つ不完全なリメイクだったと思いますし

オリジナルの方は何度くり返し遊んだか分かりませんが、リメイクの方はそう何度も遊びたいとは思わない…、元作に有った感動が薄い気が個人的にはするのですが（苦笑）

[2] mixiユーザー 06月19日 10:33

…有名どころばかりを書き連ねてしまう様ですが（苦笑）

イース２を書いたのなら「ハイドライド３」を書かない訳にはいかないでしょうね

シリーズが続いているイースと違い、製作会社自体が既に消失していて尚且つ当時のこのソフトが完結作でしたから、はたして現在（知識としてでも）知っている方がどの程度居られるのか…

当時はイースと並んでＡＲＰＧの双璧と言われていたと思いますが、目指した所は全く異なるリアリティをとことん追求したゲームの様に、当時の私は感じました

私の世代はＴＶゲームを初期の事から知っている類になりますが、その当時のパソコンのＲＰＧは現在とは違い非常に難解（謎解きが多くヒントに乏しい）な物が多かったそうで

そういった難解さを一部残しつつも、リアリティのある冒険の楽しさも教えてくれたゲームだったと思います

当時の雑誌の紙面には、雲を突き抜ける塔の絵が掲載された広告が載っていたもので、実際にゲーム中に確か２００階有る塔が実在しましたが

実際にまともにＭＡＰが有るのは６Ｆまでで、その先は細い同じ構造（１画面に収まる）が続き、よく折れない物だと思ったものです（苦笑）

ただこのゲームの最大のリアリティは、複雑とも言えるステータスに有って、自分に扱える武器の重さや持てる荷物の重量が設定されていたり

善悪のステータスが有ったり、時間の概念も現実に即したものだった事に有ると思います

イースシリーズなどを見た時の疑問点として、少なくとも薬草とかは１個しか持てないものの…、終盤の方になって剣やら防具やらを６セットくらい持ち歩いているのは可笑しな話で

実際にそんな事をしたら重くて動けなくなってしまうし、何より動きづらくてしかたないでしょうね（苦笑）

ゲームなんだからと割り切ってしまえば気にならない事ですが、腕力が足りないから強い武器は持てないんだよ…とか、重たい武具を着込むと動けなくなる…というのも納得出来ましたし

お金にも重量が有ると言うのも、考えてみればそうだよね…と納得出来るものでした（笑）

また食事を食べなければ「おなかがすいた」と空腹になるのも、夜眠らないと「眠い」になって弱体化していくのも、生き物なら当然の事で

ただそういった部分も内容のリアリティだけではなく、少なくとも屋外では時間経過と共にフィールドの色合いが変化していくのもこのゲームの魅力で、特に夕方頃は美しくて好きでしたね

当時の私は、イース２とハイドライド３を足して２で割ったら、凄く魅力的なゲームになるだろうな…と思ったものです（笑）

そういったリアリティに加えて、雲を突き抜ける塔や天空の街や湖に沈んだ遺跡や宇宙空間や異次元世界、後に発売されたアレンジバージョンでは海底まで追加されてと

冒険フィールドがバラエティー富んでいたのも魅力でしたし、難しい所をあげたらキリがないものの、魅力も同じくらいあったゲームだったと思います

現在のゲーマと呼ばれる方がプレイしたらどう感じるのかな？…とも思ったりですが、上手にリメイク出来たら相当面白いゲームになるんじゃないかな…と思ったりです（笑）

[3] mixiユーザー 06月29日 16:13

…なんだか一人で書いているだけになっていますが（苦笑）

今回紹介したいのはTGLの作ったRPGの「あっぱれ伝　伏龍の章」です

TGLと言えばファーランドシリーズに代表されるSRPGが特に有名ですが、そんな中で出されたのが日本をベースにした世界での冒険を描いた本作になります

特徴はなんと言っても戦闘システムで、基本的にはコマンド選択式のRPGなのですが、キャラクターが豊富なバリエーションでアニメする事と一斉攻撃一斉反撃する事です
アニメーションが取り入れられているのは珍しくないですが、一斉攻撃になるのはこのゲーム以外見た記憶が無く
中盤くらいから全体攻撃を覚えると、敵をタコ殴りにして１ターンで戦闘を終了させてしまう事も可能です（笑）

主人公自体は剣による攻撃が主なのですが、たった一人の為（各キャラクターで装備出来る種類が異なる）なのに武器の種類が豊富で、他のキャラクター用と比べるとかなり多いですし
装備が変わると表示も変わり（必ずしも武器毎にある訳ではないが）、武器の種類によって１ターン毎の攻撃回数も変わります

今（当時もですが）遊ぶとフィールドマップの大雑把さが気になりますが（日本地図をかなり縮小して使用している）、ダンジョンなどのメインのマップはやりごたえありますし
旅先で会うキャラクター（一時期仲間になる者を含め）も豊富だし、ストーリー的には飽きないと思う反面、もう少しダンジョン数が多くても良かったのかな…との不満（？）も少し（苦笑）

今遊んでも面白い作品だと思うのですが、当時のゲームにありがちなバグが有ったのも確かで、特定のキャラに特定の武器を装備させるとDOSがエラーを起こす…みたいなのが有りました
なのでそれをしない様に気を付けて進める必要が有り、もっともこの武器を使用しないと…みたいなのは無かったので、回避する事だけ分かれば後は特に困る事は無かったと思います

TGLは会社自体は残っている様ですが、現在見るとアパレルメーカーみたいになっていて、ゲーム事業自体は随分以前に廃業している様です（苦笑）
なのでTGL自体にリメイクは望めない訳ですが、この作品に関してはリメイク作が出るといいのに…と思わずにはいられない作品です

なおTGLはWinに移行してからも作品を出していますが、当時プレイして戦闘シーンのあまりの遅さに閉口した覚えが有ります（苦笑）

[4] mixiユーザー 03月25日 03:52

私にとって永遠のナンバーワン、ブランディッシュ１，２，３！

[5] mixiユーザー 03月27日 21:09

私にとってはサヴァッシュ2ですね。
あれがもっと有名になっていたら一本道のRPGのスタイル以外のものがもっと多く出てくれたんじゃないかと思っています。

[7] mixiユーザー 03月29日 01:38

４でAshさんが紹介してくれたブランディッシュは、当時としては目新しかっったマウス操作を主体として製作された作品で、続編を作られた事からも分かる様にヒットした人気作でした

ただ残念ながらPC98での発売で88からは発売されなかったので、個人的には当時プレイ経験が無いのですが（苦笑）
ファルコムが当時発売していたCDの年１で出ていたスペシャルBOXにサントラが入っていて、未プレイの人間でも素晴らしいと感じるくらいに、ゲームミュージックも良かったゲームでした

比較的忠実にリメイクされた「ブランディッシュ　ダークレヴナント」と言う作品がPSPで発売されているので、今現在興味を抱かれた方が居ればそれの方が遊べる可能性が高いのかもしれません

[8] mixiユーザー 03月29日 01:54

５でまっしいさんが紹介してくれたサヴァッシュ（Ⅱ）は、当時のゲーム雑誌に連載を持っていた落語家の三遊亭圓丈がシナリオを手掛けた事でも有名で
開発元のグローディアの後の大ヒット作エメラルドドラゴンの原型になったと思われるゲームであり、その後年に発売されたサヴァッシュⅡ～メヒテの大予言～は当時としては自由度が高かったゲームだったと記憶しています

個人的に記憶しているのは、今で言うFX取引の様な人間と魔物の通貨取引によってお金を稼ぐ事が出来た事で
モンスターを倒す事でしかお金が得られない普通のRPGからすると、相当斬新だったと思ったものです（笑）

[9] mixiユーザー 03月29日 02:12

６でぽっぷんさんが紹介してくれたジーザスは、ドラゴンクエストのヒットで有名になったエニックス（現スクウェアエニックス）が発売した作品ですね

家庭用ではロールプレイングゲーのメーカとしてのイメージしかないかもしれませんが、パソコンではこの後にもアンジェラス～悪魔の福音～など他ジャンルの人気作も生み出すメーカーでした
そういった伝統が後まで残らなかったのは残念かな…と思いますし
前述のアンジェラスの続編のホーリーナイトが、PCの発売から家庭用（PCエンジン）での発売に変わり、発売前に世間でカルト教団（鳥の名前の）が騒ぎを起こして
内容が似たような物だった為にお蔵入りになったといううわさが有り、それも原因だったのかな…と思ったりですが（苦笑）

ちなみにこの作品にはジーザス２という続編が存在していて、こちらはPCでのみの発売だったので１ほどの知名度は無いのかもしれませんね

[10] mixiユーザー 04月03日 08:11

エニックスといえばプラジェータが印象に残ってます
難しかったなぁ^^;

88で好きだったのは
スタークルーザー(アルシス)
バトルゴリラ(クリスタルソフト)
が好きでした(^^)

[11] mixiユーザー 04月03日 11:29

有名どころになりますが、個人的にはマイト&マジックbook1(スタークラフト)・エメラルドドラゴン(グローディア)・スナッチャー(コナミ)辺りを推したいですねぇ

[12] mixiユーザー 06月04日 15:15

つい最近本屋でこのような本が発売されてました。流石に１ゲーム当たりの紹介分は短いものでしたが、とてもノスタルジックな気分に浸れましたわ。と言っても、80ユーザーだった小生は「ええなぁ、88はこんなに沢山ゲームが遊べて…」と羨ましく思いながらベーマガやログインなどを指をくわえて眺めていた思い出しか無い訳ですが…。紹介記事や攻略記事を読み込んでは、少しでもプレイしたような気になってアレやコレやと想像していたモノです。

[13] mixiユーザー 06月04日 23:41

>>[12]
自分もAmazonで買いました～(^^)
ソーサリアンやイースなどの有名ソフトは大き目に書かれてましたね
自分はFA持ちだったんですが
機種の違いがわかりやすかったです
マーク2とかのディスク読み込むガチャ音も良かったなぁ(^^)

[14] mixiユーザー 06月05日 11:18

>>[13]
コメント有難うございます～！
このパーフェクトカタログシリーズは結構買い揃えているのですが、今回の機種別の説明文はハード知識の浅い小生にも何となく分かりやすくて(という気になってるだけ？)とても良かったと思います。
最近はSwitchなどでも旧いゲームの移植・リメイクが結構なされているので、PCゲームも是非もって来てほしいですね。特に『カサブランカに愛を』は、やってみたいゲームの筆頭としていつも頭に思い浮かんできます。

[15] mixiユーザー 06月06日 02:17

３でも名前は少し書きましたが、TGLのSRPG「ファーランドストーリー」を紹介したいと思います

シミュレーションゲーム自体はこれ以前にも大戦略シリーズや信長の野望シリーズなど様々な名作が存在しましたし、アドベンチャーパートの様なシーンが差し込まれた物も有ったと思いますが
ロールプレイングゲームとシミュレーションを本格的に合体させたという意味では、（少なくとも私は」このゲームがとても印象に残っています

大戦略の様なヘックスのマップを使用しながらも、キャラクター同士の会話が有ったりと一つのマップの中で様々なドラマが展開され、RPGとしてのストーリーもしっかり感じさせてくれる作りでしたし
戦闘シーンが敵味方のキャラクターが１対１でお互いにアニメしながら攻撃するシーン（及び攻撃を受けるシーン）が表示され、それもまたこのシリーズの特徴になっていたと思います

あえて欠点を言えば敵キャラクターは決まった数しか登場しませんし、どのキャラクターに経験値をより多く与えるか…などよく考えながらプレイする必要が有りましたし
通常のRPGの様に弱い雑魚キャラで慣らしたり経験値やお金を稼いだり…みたいな事が不可能だった部分が、慣れるまでは少し欠点だったのかと思います

ただ一度慣れてしまえば特に気にならなくなりますし、シリーズ通して同じ様な感覚でプレイ出来ましたし、続編の発売を楽しみにしていたものでした（笑）

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