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チュラロンコン大学親睦会コミュのニュースクリップによるチュラ大紹介記事

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ニュースクリップ21号(2003年9月10日号)掲載

 タイ最古にして最高の名門校、チュラロンコン大学。出身者は政財官界の上層部にひしめき、名前を挙げてもきりがないほどだ。高いステータスを反映し、「プライドが高い」「ドロをかぶらない」といったマイナス評価もあるが、タイ最高クラスの能力は間違いのないところ。今後もライバルのタマサート大学、士官学校と並び、未来のエリートを輩出する。

 チュラロンコン大学の歴史は、ラマ5世(チュラロンコン大王)時代の1871年、官吏養成を目的に王宮内に設立された近習団学校に始まる。1917年3月26日、ラマ6世の命により、タイ国最初の大学となり、チュラロンコン大学と名づけられた。名君チュラロンコン大王の名が使われているためか、通常タイ語表記では「大学××」としなければならないところを、「チュラロンコン大学」と固有名詞が先に来ている。校色はピンク(チュラロンコン大王の誕生日が火曜日で、火曜日のラッキーカラーがピンクであることに由来)で、校章になっている大学のシンボルはプラギアウ(王帽頂の飾り)。

 開校当初の4学部(工学、政治、文理、医学)から、現在では合計19学部を擁する総合大学に発展した。そのうち、医学部はマヒドン大学の、政治学部はタマサート大学の前身となっている。現在ある医学部、政治学部は新たに設置されたもの。専攻科目数は344を数え、学生数は約2万7,000人。うち約9,000人が大学院に所属している(2001年1月)。そのほかにも様々な研究所、センターなどを有し、医学、海洋科学、遺伝子工学などの自然科学分野、中近東イスラム学、国際安全保障などの人文科学分野で先駆的な研究を行っている。

 中でも、数多くの外国語を学ぶことができる文学部は特に有名で、タイトップレベルの外国語教育を行っている。1973年に設置された日本語学科は、多くの卒業生を輩出し、タイでベストセラーになった鈴木光司の「リング」や「らせん」、乙武洋匡の「五体不満足」の翻訳者たちもこの日本語学科の卒業生である。今年度から、日本語学科を志望する学生は、日本語での入学試験が義務付けられるようになり、レベルはさらに高くなっていく傾向にあるといえる。

 大学のキャンパスはタイの若者達が多く集まるサイアムスクエアに隣接し、近くにはMBKやワールドトレードセンターといったショッピングセンターがあり、周辺はとてもにぎやか。隣接するサイアムスクエア自体も実はチュラ大の所有地だ。

 正門を入った中央には噴水と芝生の広場があり、その隣には大学設立に寄与したラマ5世とラマ6世の銅像が建てられている。2平方キロメートルの広大なキャンパス内には緑も多く、都会の中のオアシスといった雰囲気で、ゆっくりと散歩が楽しめる。正門をくぐって少し行ったところにあるタイ様式の建物は建築家エドワード・ヒーリーが設計した大学最初の校舎で、現在は文学部1号館になっている。

 学部生は制服着用が義務づけられ、私服やサンダル履きでは講義を受けることができない。良家の子女が多く、駐車場にはベンツやBMWといった高級乗用車も数多く並んでいる。

 プミポン国王の次女で、気さくで明るい性格から国民に人気があるシリントーン王女も文学部の卒業生の1人だ。入学時は王室で初の国内大学入学として注目を浴びた。王女はフランス語とタイ語を学ぶとともに、タイ古典音楽部に所属し、大活躍された。現役閣僚のチュラ大出身者は、スラキアット外相、ワンムハマドノー内相、アディサイ商務相、スラポン情報通信技術(ICT)相、スダラット厚相ら。

http://www.newsclip.be/edu/2006/04/post_1.html

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