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ConnectedコミュのTSUBO新作入荷!!Fmix木村さんに聞く

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みなさま こんにちわ。

今週は新作がいつもより一月あまり早々と入荷したTSUBOの日本の代理店Fmixコーポレーションの担当マネージャーの木村さんにお話をうかがいました。


まずはじめにTSUBOのブランドとしての成り立ちからお聞きしたいのですが。

「はい、TSUBOは1997年にアメリカはカリフォルニアのサンディエゴでスタートしています。デザイナーはニコラス・オロックというイギリス人です。イギリスでファッション関係の大学を出た後、ジョン・ロブという英国皇室御用達でひとりひとり足型をとって手作りで靴を作るメーカーに勤務しました。そしてその後にクラークスに入り、その後にリーボックに入っています。リーボックではK2というヒマラヤの山に登るための専用のブーツを作ったり、BOKSという名前のイギリス限定のサブブランドを手がけていました。 このBOKSの時に今のTSUBOに使われてるソールの原型が出来たといわれています。」

なるほど。

「そして、TSUBOのもう一人の中心人物はパトリック・マクナルティという人でこの人はSANUKというビーチサンダルの のブランドを手がけて成功させています。このSANUKは今でも存続しており、日本にも入ってきています。そして彼は同時にBOKSのアメリカでの代理店にも勤めていたのです。そんなことから2人は交流があり、そのうち独立してTSUBOをはじめたというわけです。」

ではTSUBOのコンセプトをあらためてご紹介いただけますか。

「はい、TSUBOはフットウエアのジャンルでいうとコンフォート・シューズというジャンルに分類されるんです。このコンフォート・シューズに関しては世界ではドイツが先進国なのですが、色はほとんどが黒か茶色で価格も高いものが多いんです。」

ドイツのコンフォート・シューズというとビルケンシュトックみたいなもののことをいうのですか。

「はい、ビルケンシュトックはその中でも最も価格の安いものを出しているブランドなんです。 そのほかにはギャンターとかベアーというブランドがあります。TSUBOはそんな状況の中でコンフォートシューズとしての機能性に加えてデザイン性をアピールできてなおかつ買いやすい値段で提供できるというコンセプトでスタートしています。これはとても簡単に言うと大人でもはけるスニーカーということになるんですけどね。 そしてブランドをスタートさせるときにデザイナーのお母さんが日本に興味を持っていて禅とかヨガに詳しかったので何かコンフォートシューズを想像させる日本的なネーミングはないかと相談したところTSUBOという名前をひらめいたのだそうです。(笑) 」


あっ、それでTSUBOだったんですか。ようやくわかりました(笑)。ところでそのコンフォートシューズというのは具体的にはTSUBOではどんな部分のことをさすのですか。

「はい、コンフォートシューズというのは快適性を高めるために特に工夫を凝らされている靴のことをいうのですが、まずTSUBOの場合まずソールですね。丸い大きな突起がいくつもついています。この部分が地面からの衝撃を吸収します。そしてインソールが取り外しできルようになっているのですが、これを裏返すとかかとの裏の部分が赤い色になっています。この部分で自分の体重からくる衝撃を吸収するんです。そしてインソールはつま先の方向に従って徐々に薄くなっています。ここがうすくなっていることにによって歩きやすさが生まれるんです。専門用語で「カエリがよい」といいます。
そしてTSUBOのもうひとつの特徴はオブリークラストです。ラストは木型のこと、そしてオブリークというのは 人間の足の指のならびに沿った形をしているという意味です。ここの形が足の形にあってないと親指や小指が詰まってしまったり、外反母趾のなりやすくなってしまいます。TSUBOはここが自然な形をしているので足の指を伸ばして踏ん張ることが出来るので疲れないんです。」

なるほどよくわかりました。生産はどこで行われているのですか。

「最初はすべてスペインで行われていました。立ち上げ当初は今に比べたらどちらかといえば無骨なものが多く、革を多用していました。そしてブランドが大きくなるにつれて今は中国に生産拠点を移しています。」

TSUBOの中で最近何か変化していることはあるんですか。

「はい、2004年まではメンズが7割という構成のブランドだったのですが、2004年秋にフィオナ・アダムスというレディス専門の女性デザイナーが加わりました。この人はイギリスでニコラスと同じ大学の出身者で同じくリーボック出身でもあります。彼女が参加してからレディスのラインナップが増えてきており、世界的には今ではレディスが全体の6割を占めるようになっています。」

ああやっぱりそうだったんですか。コネクテッドでも今年はレディスのモデルを増やしていきますね。

「ぜひぜひ。。。」

ところで木村さんがTSUBOに関わっていて本音でいいなと思う部分はどんなところですか。

「そうですね。私は学生の頃から靴が好きでバスケットをやっていたせいもあってナイキのエアジョーダンをはじめとして結構いろんな種類の靴をコレクションしていました。そして前にいた会社でも何種類ものインポートのシューズブランドを扱っていたのですが、それでもTSUBOがいちばんはきやすいんですね。一日中はいていても疲れません。」

あっ、それは本当ですね。自分もTSUBOをはくようになってまずびっくりしたのはそこでしたね。疲れないですよね。

「はい、それとニコラスとパトリックのビジネスに対するスタンスにも共感しています。アメリカではビジネスが大きくなるとすぐ会社を売っちゃうんです。で、実際ここ2〜3年でTSUBOはアメリカでも結構注目されるようになってきたのでその辺のところを聞いてみたんです。 そしたらTSUBOは手元において自分達自身で手がけていくつもりだから売るつもりはないといわれました。」

ああ、それはいい話ですね。 ちゃんと自分達の手で愛着を持って育てて生きたいということなんですね。きっと彼らは本当にモノづくりがすきなんでしょうね。

「そうだと思います。なので私自身もTSUBOを流通させるにあたってはたくさんの問屋を使ってとにかく小売店を増やすという日本の通常の手法をつかわず、問屋さんも一軒に絞ってしかもそこから卸されるショップには私自身が全部お伺いして商品のご案内させていただくというやり方をとっています。」

それは素晴しいですね。お話をきいて私もますますこのブランドのことが好きになりました。今日はどうもありがとうございました。

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