アートで遊びアートに学ぶ@大阪コミュの夢と眠り　人間の成長14　番外編3

眠りは、死の兄弟である。弟である。らしい。
死は、肉体からエーテル体、アストラル体、自我が離れることというのは前回にやりました。
眠りは、肉体、エーテル体から、アストラル体、自我が離れた状態です。
また、夢を見ている状態は、自我だけが離れ、
アストラル体がエーテル体に結び付いている状態です。
眠りは、アストラル界にアストラル体が帰ることにより、日中の肉体の消耗した力が補充し、
身体に活気と新鮮な力を与え、治癒的な働きをします。
アストラル体は、感覚器官である物質体と結び付いて日常は、様々なことを感じ取っています。
しかしながら、そのため肉体を疲労させます。
従って、アストラル体が、肉体から離れることで、肉体は休むことができ、
アストラル体は、感じ取ったことを振り返って、次への活力、経験とします。
学んだことを能力に変えるためには、睡眠が必要であり、
睡眠だけが体験を魂の中で能力に変化させることができるようです。
そして新たな活力を感じるのには、アストラル体が肉体に戻ってきてから2、3時間後だそうです。

夢は、心魂の営みの隠された深みに存在する無数の事柄を明らかにします。
また夢は、実際に生じるものの模像ではなく、眠りの中で体験されるものを示唆します。
ようは、夢が外的な出来事や内的な経過を象徴化するということです。
内的な出来事が夢に起こるときは、予言めいたことや治療法など、
外的出来事の夢とは違った知覚方法の夢があります。
不安夢もその一例です。
不安夢というのがありますが、これは呼吸が原因で起こるようです。
呼吸が苦しくなった時に起きるようで、無呼吸、布団などに押さえつけられて
呼吸ができなくなる時に見る夢が不安夢だそうです。
外的な作用は、布団などの圧迫、内的な作用は心肺の関連による病気の恐れからの夢が考えられます。

夢の時間の流れは、現実世界の状況に従うのではなく、夢の中で時間を作り出し、
地上の時間の流れとは逆転をし、終わりの方から始まって、始まりが目覚める瞬間に来ます。

修業により内的な発展を通して高次の世界を知覚始めると、夢の中で開示が始まるそうです。
夢が以前より規則正しい意味のあるものになり、
外界に結び付かない、物質的に体験できない事物と結び付くのが見て取れるようになります。
そして、感覚的な現実の中には全く存在しない事物のイメージを体験し、
夢が何か意味のあることを語っていることに気付くようになるそうです。
しかし、夢のイメージを叡智の基盤として利用するのではなく、
日常世界に入ってくるのを待っていなければならないそうです。
高次の世界への参入において、睡眠意識が取り上げられていますが、
肉体とエーテル体を破壊するため以下のことが必要であると言っています。
「自分に執着することをやめる。自己愛を捨てる。ただ全てを捨てるのではなく、
好みや誤謬、弱点、偏見、共感や反感を脇にやらなければならない。」だそうです。

コメント(4)

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[1] mixiユーザー 05月08日 21:14

こんばんわ。
夢と眠りの話、とても興味深く読ませていただきました。
ちょっとピントがずれている質問よいですか？
ここ最近、まったく夢を見ないのです。
（見ているけど覚えてないのかもしれません）
疲れているので、寝たらすぐ朝という日々が続いています。
私は心魂の営みがなされていないのでしょうか？

[2] mixiユーザー 05月08日 23:39

mokoさん　ありがとうございます

なかなか良い質問ですね。
実は私は、殆ど夢を見ることがありません。
超熟睡人間です。
横になって5分もあれば寝れてしまい、
目が覚めたらいつの間にか朝を迎えています。

日本語訳のシュタイナーの本を読んでいるかぎり、夢を見ないことについては深く書かれてはいません。
しかし、私自身の考察では、心魂の営みはしているけど無意識化に深く入り込んでいるのではないかと思います。
シュタイナーによれば、夢が外的や内的なものから離れたもので意識的に夢を認識できれば、高次の認識に至れるようなことを書いています。
そんなのイギリスだったかな？夢で事件を解決する人のようにならなければ、外的な出来事の象徴化や内的なものでも意味のない象徴化をするだけで、余り意味を持たないと思われます。

私自身も夢を見ないことにとても深く考えさせられましたが、
のんきに生きてるんだと思うぐらいにしております。

[3] mixiユーザー 05月09日 11:55

kazoo320さん、何だか揚げ足取りのような書き込みですが。

＞眠りは、肉体、エーテル体から、アストラル体、自我が離れた状態です。
また、夢を見ている状態は、自我だけが離れ、
アストラル体がエーテル体に結び付いている状態です。

肉体・エーテル体からアストラル体・自我が離れた状態まではいいのですが、次の『夢を見ている状態は、自我だけが離れ、』という状態では、夢を意識化できる自我がアストラル体と分離したら『夢の無い深い眠り』へと意識状態は変化すると
思われます。
『神秘学概論』＜眠りと死＞からの内容を用いられたと思われますが、もう一度確認された方がいいと思います。

アストラル体と自我は最も深い眠りと死んでからでないと
離れる事はないと書かれていると思いますが。

自我が完全にアストラル体から離れたら何も知覚判断出来ません。
これは夢でも現実でも同様です。

[4] mixiユーザー 05月09日 12:41

梅崎幸吉さん　ありがとうございます。

思いっきり書き間違いをしてしまいました。
自我が離れては、何にもなりませんよね。
それこそ死ぬまで離れないわけですから。

＞また、夢を見ている状態は、自我だけが離れ、
アストラル体がエーテル体に結び付いている状態です。

　↓

訂正
＞また、夢を見ている状態は、アストラル体が肉体から離れていながら
エーテル体に結び付いている状態です。

読んで下さっているみなさん申し訳ありませんでした。

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