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NPOキャリアコンパスコミュのコラム:品川女子学院 漆校長の話を聞いて

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先日、とあるセミナーで品川女子学院校長の漆先生の話をお聞きました。
そのときの感想を書いてみます。

品川女子学院はほとんど知りませんでしたが
大正14年(1925年)に設立された荏原女子技芸伝習所が母体となり
現在は中高一貫教育の女子校です。

昨今の少子化の中でも人気が高く、入試の応募倍率は4〜25倍!
Wikipediaによると島倉千代子や広末涼子も卒業生とのこと。
歴史と人気のある学校です。

しかし!

この品女も1980年代の頃は
学校ランキングとも言える偏差値表にも載らず
一学年5人という時期もあったとか。(゜o゜)

そんな中で学校改革の先頭に立ったのが
漆紫穂子先生です。
漆先生は品川女学院の創業家に生まれ、
物心ついた頃から教師を目指されていたそうです。

そして、教師として、品女創業家の一人として
廃校寸前の危機的な状況から
学校改革を成し遂げ、現在の品女の基盤を築きました。
http://www.school55.net/cgi-bin/kyoushi/kiroku/16/3/index.html

具体的な施策としては
企業とのコラボレーションを通じた体験学習↓や
http://www.nextone.jp/no070215/bs/bs04.html
社会に出た後も活躍できる人財を育てる「28プロジェクト」↓
http://www.shinagawajoshigakuin.jp/guide/21_28project_0.html
がよく紹介されてます。

セミナーでもいろんな話が出てきましたが
漆先生の教育理念の根本にあるものは何でしょう?

あるインタビューで漆先生の言葉を読みながら考えました。
http://www.carinavi.org/ja/career/186/

私が想像するに
漆先生は学校の危機の中にあっても
「品女のために何をすべきか」よりも
「生徒のために何をすべきか」を
考え続けていたのではないでしょうか。

教育は子供のため・・・
当たり前のことかもしれませんが
大人側の都合で決めていることが多いのかもしれません。

もちろん、経験の少ない子供だけに
大人の経験を生かしてサポートすることは必要だし
当の子供はその意図を十分に理解しきれないかもしれません。

でも、子供自身が受けている教育の価値を実感できているか?
これが将来にすごく大きな差となって現れるのかもしれません。

セミナーの中で
卒業を間際に控えた生徒へのインタビューを
ビデオで見せていただきました。
自分の考えを自分の言葉で明確に語る彼女らは
その辺の社会人以上に「大人」でした。

実際に生徒からは
「先生、私たちはもうやる気十分なので
男子校に行って、きちんと男子を自立させてください」
なんて言われるそうです。(^_^;)

こんなすばらしい生徒を受け入れる大学、企業、社会の側も
彼女らがもっと活躍できるような環境づくりが必要ですね。
この点について漆先生とも個別に少し話をさせていただきましたが
「ぜひ女性がチャレンジできる場をもっと与えて欲しい」
とおっしゃってました。

教育に関して暗い話題が多い中で
漆先生のお話には救われるような思いがしました。(^.^)

コメント(1)

漆先生の話を受けて、6/19の夜に
人財育成法に関するフリーディスカッションを企画しました。
ご興味のある方、是非どうぞ。

http://mixi.jp/view_event.pl?id=18990824&comment_count=0&comm_id=545970

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