加藤周一コミュの＜加藤周一「抵抗の文学」と瀬長亀次郎＞

＜加藤周一「抵抗の文学」と瀬長亀次郎＞

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上記より転載。すべてコピペです。

加藤周一「抵抗の文学」と瀬長亀次郎＞

「弾圧は抵抗を呼ぶ　抵抗は友を呼ぶ」（１９６８年７月７日）

こう語った瀬長亀次郎さん。

那覇市にある瀬長さんの記念館「不屈館」を７月１日に訪ねました。
そこで意外なものを発見しました。

加藤周一さんが１９５１年に書いた「抵抗の文学」を、瀬長さんが読み、１９５８年４月５日の日記にその感想が書かれていたのです。

不屈館では、それをハガキにし、「抵抗の文学」に差し込んで販売していました。

沖縄の粘り強い抵抗の歴史のなかに加藤周一さんが立ち現れてきて、胸が熱くなりました。
……

瀬長亀次郎（１９５８年４月５日の日記より）

加藤周一の抵抗の文学をよむ。ナチス占領下におけるフランスの文化人がどんなに闘ったか。
抵抗とは圧政者に対する憎悪からではない　イカリである。
イカリは祖国に対する愛情から自然に噴出するものだと強調、正に然りである。
沖縄の抵抗も圧政者アメリカやそのカイライどもに対する憎悪から生まれたのではない。県民、国民に対する愛情から自然に生まれる圧政者への底なきイカリのバクハツである。ーー

不屈館のFBサイト
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＊写真は、ハガキと「抵抗の文学」（岩波新書）・不屈館にかかげられた瀬長亀次郎さんの写真・買い求めた亀次郎人形（いくつもバージョンがあります）