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「失われた時を求めて」読破会コミュの逃げ去るニコラシカ

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 こんばんは。
 昨日こちらに入会したのに、挨拶が遅れました。
 管理人さま、みなさま、どうぞよろしくお願いします。
 「トピの立て方」というのは、こういうのでいいのでしょうか。 
 
 『失われた時を求めて』(以下、『うしとき』と略す)は、今春に鈴木道彦訳の集英社文庫版が出たのを知って3巻までは購入していましたが、読みはじめたのは今晩がはじめて、半身浴をしつつ、意識が遠のくのを意識しながらも、第1巻の65ページまですすみました。
 このペースで、いったいどのくらいかかるんだろうと思ったら、くらくらしますが、それは半身浴のせいだけではないと思います。
 
 まだ感想をいえる段階ではないですが、ここまでで気になった言葉を残しておきます。

《私たち人間は生活のなかのどんな些細なことにかんしても、そんなふうに物質化された一個の全体ではない。私たちの社会的人格は、他人の思考によって作られたものだ。「知合いの人に会う」と私たちが名づけているごく単純な行為にしても、それはいくらか知的な行為である》

コメント(20)

ニコラシカさん。はじめまして。

半身浴はダイエットや健康に大変、有効と聞いておりますが、
入浴中に読む「うしとき」は、脳にもいい刺激になるのでしょうね。

さて、ご紹介の文、読み終えたはずの箇所にもかかわらず、
私は素通りしておりました。改めて読むと興味深いものです。
> たっこさん

 はじめまして。こちらこそ宜しくお願いします。

 ぼくの場合、半身浴はダイエットのためです(笑)。家人にすすめられてやってみました。
 かけた時間は、昨夜の場合1時間弱ですが、読書に集中するにはもう少し短くてもいいかもしれませんね。よろしかったら、どうぞ。
 注意点としては、
 ?水分補給はこまめに。
 ?本がなるべく濡れないように(笑)。

 引用した部分は、ぼおーっとしたなかでも、「個人的におもしろい」箇所(略称「おもろ」)でしたので、引いておきました。

 その他に、
「人に話したくなった」箇所(略称「パクれ」)、
「建設的に反論したい」箇所(略称「要反」)、
「目からウロコが落ちた」箇所(略称「目ウロコ」)、
「ふざけるなと思った」箇所(略称「ご臨終」)、
「もっと調べたくなった」(要調)、
がありますが、これらもまた随時ここに掲載しておけたらと思います。
 ちなみに、上記カテゴリは、日垣隆(作家・ジャーナリスト)氏の考案です。今回『うしとき』を読むにあたって、試してみようかと思いました。
はじめまして。
読み始めの当初、半身浴をしていなくてもクラクラとしていた、
mimiusaと申します。
なれない文体に1日1回は本を開く!というココロザシの低い読者でしたので、
ニコラシカさんのご指摘の箇所に覚えがありません。。
せっかくなので、あとで読み返してみることにいたします。
どうぞよろしくお願いします。
向こう側の世界さん、mimiusaさん、はじめまして。

>向こう側の世界さん

 風呂場を換気しながら、かつ自分の身体が湯に浸かったら、身体を隠すように(本当に隠しちゃだめ)、湯船にフタをすれば、案外湿気はありませんよ。
 1時間やると、達成感があります。

>mimiusaさん

引用した箇所は、集英社文庫版で、p58後ろから5行目あたりです。
たしかに、半身浴しなくても、くらくらする文章ですよね。この小説を小林信彦が面白がっていたのが、不思議です。それを実体験する意味でも、なんとか読破したいものです。
フミさん、こんばんは。宜しくお願いします。

半身浴で、焼きおにぎりはいいですね。
でも、眠くなりそうです(笑)。

ぼくにとっても、プルーストは難物です。
友人とやっているサイトで、「僕がプルーストを読むまで」というエッセイを書きはじめていましたが、中断したままになっています。
挫折ともいいますね。
もちろん、近いうちに再開したいと思ってはいるのですが・・・。
 本日、p114まで読みました。
『うしとき』最初のマイルストーンである、「紅茶とマドレーヌ」のくだりに到達。
 
《過去は知性の領域外の、知性の手の届かないところで、たとえば予想もしなかった品物のなかに(この品物の与える感覚のなかに)潜んでいる。私たちが生きているうちにこの品物に出会うか出会わないか、それは偶然による。》

 ここ以降の文章を読むと、ぱっと視界が晴れたような気になります。
 
早速、夕べ1巻を読み返してみました。
自分にダメだししても仕方がないので、明るく考えようと思います。
「うしとき」を3巻まで読み進められたなんて、進歩です!
冗談はさておき、作者は繰り返し同じような事を言っているんですね。それがわかりました。

マドレーヌの部分は本当にすばらしいですね。
> mimiusa さん

返信遅くなりました。
第3巻まで行けるのはいつのことやら、です(苦笑)。

ぼくは、「紅茶とマドレーヌ」のような「舌の記憶」、というものを体験したことがないのですが、みなさんはお持ちですか。
ニコラシカさん

よーく考えてみたのですが、
「耳の記憶」や「鼻の記憶」ならばよくあります。
耳なら、おそらく皆さんありますよね。
突然聞こえてきた「青春の一曲!」とか(笑)
鼻は、意外と旅の記憶とリンクしていることが多いみたいです。
スターバックスの香りで外国のカフェを思い出したり、
オリジンというメーカーの香水で、アエロフロートで出された、おしぼりの香りを思い出したり。
> mimiusaさん

なるほど、五感と結びついた記憶ですね。

ときどき、定食屋などで、他人のお茶碗に米粒が残っている(食べ残しではない)のを見ると、ある記憶が瞬時によみがえります。
それは、小さい頃、ある昼下がり、白飯を最後まで一粒残さずに食べなかったからということで、親戚の人に「粗末にするんじゃない!」と叱られ、その後サマーベッドで不貞寝したさいに聴こえてきたセミの声です。
ぶつぶつ厭味(たぶん)を言っているその親戚の声と、綯い交ぜになった不思議な鳴き声ですね。
> フミさん

たしかに、マドレーヌのような記憶の触媒は、いまのところぼくにもありませんね。

『明日の記憶』じゃありませんが、
記憶というものが、その人の人生を形づくっているわけで、マドレーヌによって引き出されるような過去を持っている主人公は、おっしゃるとおり、幸せですね。
さいきんは、記憶が欠落する悲しみや恐怖をテーマにしたエンターティメントがわりと見受けられますが、記憶と人生とが分かちがたいことの証明なんでしょう。

それにしても、さいきん、物忘れがひどく・・・これは余談でした(微苦笑)。
視覚から引き出された記憶 ということですと・・

私が2ヶ月くらい前に行った習ってるのとは別の流派の茶会で、
煙草盆にセットされていた「キセル」を見て、昔のことを思い出しました。
曾祖母はキセルで煙草を吸っていましたが、
きざみ煙草を買う という おつかい を
失敗してしまった私のことでかわりに祖母がえらく叱られていました。

私にとっては優しいイメージしかなかった曾祖母ですが、
そういえば、一族の集まりで母達の世代の会話に登場する曾祖母は商家を切り盛りする女傑として尊敬と恐れみたいな思い出話が飛び交っていました。
それらの会話と私の記憶が一致する、たったひとつの思い出です。
プルーストを読んでいると、何かをきっかけにして思い出される記憶についての記述が多いですね。
それを読むと自分も似たような経験があることに気が付き、
彼の筆力の緻密さに驚きました。
彼の文章をきっかけにそれと思い当たったのですから。

たっこさんのエピソード、興味深いです。
キセルを吸っていたなんて粋ですねえ。
たっこさん、mimiusaさん、書き込み遅くなりました。

>たっこさん
ひいおばあさまのキセルのエピソードは、奥行きを感じますね。
キセルとは、粋ですねえ。
ひいおばあさまの活躍されていた頃は、「タバコを吸う」ではなく、「タバコを飲む」という言い方だったかもしれませんね。往時を偲ぶことを楽しませてくれるエピソードのように思います。
みなさま

ニコラシカです。
あちゃー、半身浴していたら、季節が飛んで冬になっていました。ご無沙汰しています。トピ通り、そのまま「逃げ去」ってしまおうかと思ったくらいです。
じつは、まだ、あれ(1巻途中)から何も進んでいないのです(泣)。
みなさんの後塵を拝しつつ、ゆっくりと進んでいきます。今年中に1巻が読めていたら、御の字ですう。
みなさま

ニコラシカです。今年も宜しくお願いいたします。
さて、がんがん読まれているみなさんには心苦しいのですが、ちょっとしばらく寄り道をしてきます。
今月には、たしか、10巻まで発売されるのですよね。
溜息すらでませんね。でも、諦めたわけではないので。
また書き込みます。

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