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宇宙人による地球生命創造論コミュの間違いだらけの生物教科書 BY渡辺教授

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間違いだらけの教科書

 ジョナサン・ウェルズ(Jonathan Wells)の『進化の図像−科学か神話か?』(Icons of Evolution: Science or Myth?)は、告発の書といってもよいものであるが、翻訳がないので、今この本の内容のおよその説明をしてみようと思う。
 ウェルズ(のみならずデザイン派の科学者たち)が告発するのは、間違いであることがすでに証明されている事柄を「ダーウィン説を証拠立てるもの」として、執拗に教科書に載せ続けることの不当さである。彼は、学問は自由であって、どんな奇説を唱えることも旧説を墨守することも自由だという。けれどもそれを教科書に取り入れるということになれば、話は別だというのである。(これは「ジェンダー・フリー」思想についても同じことが言える。自然に存在する男女性差を差別として糾弾するのは自由である。しかしこれを低学年の教育に取り入れるとなれば話は別なのである。そしてこの両者は明らかにつながっていて、近年の陰険な文化闘争――魂の奪い合いとも言うべきもの――の一面を露呈している。このことについては稿を改めたい。)
 アメリカの高校・大学の生物学の教科書に登場する、事実を歪めた記述として、ウェルズが巻末に箇条書きにして「警告」している項目をあげてみよう(わが国の教科書もほぼ同じではないだろうか)。
              
一、「ミラー‐ユーリの実験」として知られているものは、おそらく地球初期の大気の状態を再現していない。それは生命の基本物質の起源を実証するものではない
二、ダーウィンのいわゆる系統樹は、「カンブリア爆発」(カンブリア紀に多様な生命体がいちどきに出現したこと)の化石記録と合わない。分子上の証拠も、単純な枝分かれする樹のような考え方を支持しない。
三、もし「相同」(例えば、馬の前後肢と人間の手足との形態上の類似のこと)ということを共通の先祖からくる相似性と定義するならば、これを共通の先祖をもつことの証拠には使えない。その原因となるものが何であれ、同じ遺伝子ではない。
四、(我々の教科書にもあり、「個体発生は系統発生を繰り返す」と教えられた)あのヘッケルの脊椎動物の胚の比較図は、実際以上に似せて描かれている。脊椎動物の胚(胎児)はその最も早い段階で最もよく似ているというのも嘘である。 
五、始祖鳥はおそらく現在の鳥の先祖ではない。それ自身の先祖についても定説はなく、今は(恐竜と鳥類をつなぐ)別のリンクが求められている。
 六、(英国で、汚染による環境変化によって「自然選択」が起こるというので有名になった)peppered moth(オオシモフリエダシャク)という蛾は、自然の状態では樹の幹にはとまらない。樹の幹にとまっている写真はつくられたニセモノである。ケトルウェルの実験は今、疑いの目で見られている。
 七、ガラパゴス・フィンチと呼ばれる(少しずつ違った何種類かの)鳥は、ダーウィンに進化のアイデアを思い付かせたものではない。また、自然選択によるとみられる彼らのくちばしの長さの変動は、観察されうる実質の変化をもたらしはしない。
 八、四枚翅のfruit fly(ミバエ)は人工的にしか生まれないし、彼らの余分の翅は筋肉を欠いている。これらの不具にされた変種は進化の材料には全くならない。
 九、馬の化石による証拠は、進化が方向を持たないという主張を正当づけはしない。そういう主張は経験的科学でなく唯物論哲学に基づいたものである。
 一〇、人間の起源に関する諸説は主観的で定まっておらず、証拠に基づいたものではない。すべて「先祖」の図として描かれるものは仮説である。(ウェルズは「進化のイコン」の最たるものとして、サルが少しずつ立ち上がって人間になっていく図柄をこの本の表紙に使っている。)
              
これらの項目はすべて、本文で詳しく説明されている問題の結論の要約であるから十分その意を伝えていない。これだけでは一方的で信じられないという人は当然あるだろう。専門家はむしろウェルズに反論するぐらいのつもりで、一つひとつについて偏見抜きで公正な調査をされてみるのがよいのではないかと思う。そんなことをするつもりのない私が、そういうことを言うのは無責任のようであるが、私はこの本の内容や他の文献による状況証拠から、著者の言うとおりであろうと判断する。

実は偏向イデオロギー

 教科書というものはほぼ神聖に近い無謬のものである、という頭が我々にはある。現にそうあるべきで、だからこそ歴史教科書などは一字一句にこだわって、そういうものに少しでも近づけようとするのである。では、事実を歪めたり誇張してまで上記のような項目を、生物の教科書に繰り返し載せねばならない理由は何か。またこれを咎める者が今までなかったのはなぜか。ウェルズによれば、専門家は実は、たいてい上記の事柄について本当のことを知っているのだという。にもかかわらず教科書には、昔から同じことが書かれつづけているのだという。(中には、権威とされる教科書ライターで、指摘されるまで真実を知らなかったことを告白した例もあるようである。)
 この理不尽がなぜ通るのかといえば、それはただ一つ、ダーウィン進化論という領域が神聖にして侵すべからざるものであるという理由による。むろん、表向きと陰とでは違うのであろう。陰で、ダーウィニズムに疑問を投げかける科学者は少なくないであろう。しかし教科書は、公的な学界と並んで表向きのものである。公的な学界でダーウィニズムを批判したりすれば「クリエーショニスト」と呼ばれ、「クリエーショニスト」と呼ばれるということは、科学者としての資格を疑われるということである(これについてもいろんな面白いエピソードが紹介されている)。教科書についても同じことで、若い学生に対しては科学的精神を叩き込まねばならない、という大義名分からくる進化論教育なのであり、これには誰も何も言えないということである。
 しかし果たしてダーウィニズムが科学なのか、科学的精神を具現するものなのかといえば、本音として「イエス」と堂々と答える人は少ないであろう。ただ公的にはYESということになっているのである。問題はダーウィニズムに限ったことではない、唯物論的世界観を前提とする研究のみが、科学すなわち真理の追究の方法として認められ、それ以外の前提に立つ研究は認めない、というのが科学の世界である。そういう理不尽があってよいものだろうか、という根本的な問いかけを持って台頭してきたのが「インテリジェント・デザイン」派の科学者・哲学者たちである。彼らは、科学を自称するダーウィニズムは科学でなく、時代遅れの唯物論に固執し、これを人にも認めさせようとする人々がしがみつくイデオロギーにすぎない、ということはっきり主張する。

コメント(5)

勉強になります。みちおさんありがとうございます。

高校3年の秋ごろ、生物の授業で生命の起源について(進化論)を習いました。この分野は、生物の教科書の最後の方に載ってます。

教科書に従って教えられていたのですが、「生命の起源は?」の項に進むとわからなくなりました。ミラーの実験(1955年:ついこの前やん!)で原始大気の成分と思われる水素、メタン、アンモニア、水を混合し、電圧をかけて放電すると、1週間後にアミノ酸などの有機物ができた、と。
アミノ酸ができるのは本当だろうけど、これが生命の起源だと考えるのは、あまりにも短絡的じゃーんと思いました。さらにこのあと、ダーウィンの進化論へと展開していくのですが、もう僕はチンぷんかんぷんでした。
ここで、以下のことに気付きました。
教科書の最後の方に掲載されている、生命の起源、進化論などについては、単なる「仮説」であることが強調されていませんでした(たぶん今の教科書もそうじゃないかなー)。まるで、実験で実証された事のように、『原始地球の環境で生命物質が生じ、やがて生命が誕生した。』等と記されています。
教科書の最初の方で、細胞の構造機能を学び、発生や遺伝、身体の機能を学んでいくのですが、教科書の最後に進化論を持ってきます。まあ、仮説だから最後に持ってくるのは仕方がないと思いますが、この順番で教えられると、まるで実験で検証されたかのような錯覚を起こしてしまいますよね〜。
この仮説を掲載するのであれば、ID論なども教科書に載せればいいのにと思います。

ちなみに、僕は生命の起源や進化論のはありえなーいと思っていたので、この分野のテストは白紙及び、「ありえません」と書いて出しました(笑)。大学入試もそうするつもりでしたが、この分野は出ませんでした。
たなっちさん、ありがとう!
あなたのテストでの行動に拍手!
僕は中学高校受験講師として理科と数学を教えていますが、やはり進化論の部分は教科書通りには教えません。というか、いかに進化論が間違っているかを講義します、笑。
自分の価値観と行動を常に矛盾させないのは、科学者や教育者にとって大事な事だと思います。
>ハッチコイさん

http://www.dcsociety.org/id/publication.html
こちらに文献がいくつか掲載されています〜。
本屋さんで売っているかどうかは調べてないので解りません。

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