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L'Arc〜en〜Cielの詩を考えるコミュのLORELEY

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ハイドはドイツに滞在中ホテルの窓からちょうどライン川のローレライを見ることができ、その眺めに感動しこの曲を書いたと言われています。タイトルでまず思い浮かぶのがローレライ伝説です。恋人に裏切られ川に身投げし妖精となった哀しい少女が、岩の上で日夜その歌声を響かせている様子と、某事件で某メンバーに裏切られた形となり、一度音楽的死を経験したハイド自身の奏でる音色とを掛け合わせた感じでしょうか。事件後ハイド氏は「ギターに触るだけで吐き気がする」とインタビューに応えていたことを考えると「And so I play
my guitar
I always play
my guitar」のフレーズが胸に迫ります。
しかし単に伝説をネタにして書かれただけの曲じゃないことは明白です。
その偉大な河の景観に圧倒され感動したハイドの心情が書き綴られています。

自然の雄大さと人間のちっぽけさを歌っているように思えます。大いなる地球の前に、「小さな影におびえる」自分はあまりにも無力。それでも幽かな願いをいつも奏でているという切なさ。
歌声を飲み込み流れてゆく「貴方」はまさにその「大いなる河」を指します。
人間が繰り返す愚行も歴史も全てを流れに飲み込み何事も無かったかのように河は途切れることなく流れ続けます。まるで全てを許すかのようにそこに在り続けます。そんな自然の壮大な様に対し人間の奏でる音や人生などまるで「刹那のおと」。
しかしそんなちっぽけな人間も、この偉大な自然の一部だということもまた事実。またたくように消えては現れて、小さな生命もまた今まで進化を繰り返しながら生き長らえてきました。自然の歴史は生命の歴史でもあります。その源は同じところにあるわけです。
DNAに刻み込まれた「はるかな記憶」の底に、歌い手は遠く思いを馳せます。

地球の歴史の前に自分の存在など全く極微なものですが、それでも奏でる歌は確かに「一雫の波紋」を呼ぶことはできました。無力ではない。
地球の歴史に圧倒されながらも、小さな人間の一人として、その歴史の一瞬の中、自分が音楽を続けていくことの意味を再認識したような感じではないでしょうか。



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