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NPO法人日本セラピスト認定協会コミュの胃ってすごい臓器ですね

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胃・・喉元過ぎれば熱さ忘れる
生る学的には食道や胃に温度を知らせる感覚器存在しないから、忘れるのではなく感じないというのが正解ではある。
(もちろんそれだけでなく感覚器が存在しないわけだから胃の壁に何かが触れても感じないし、刃物で切られても痛くもない。)
人間の内臓器官は基本的に医師の支配を受けない。心臓は止めようと思って止められるものではないし逆に1分間に70回の割合で規則正しく動かそうなどと考えなくても自動的に拍動して血液を全身に循環させる。(昔素潜りの世界チャンプでジャックマイヨールという人物が話題になり、『グランブルー』という映画でその半生が描かれこれも非常に話題になったが、素潜りに選手はかなり長時間呼吸を行わないために、潜る前に少しでも多くの酸素を血中に取り込むための呼吸法などを行う。そして最終的には、仮死状態に近い体の状態を自らの意思を持って作る習慣から、心臓を数分間止めて仮死状態にしてしまう機能を持っている人がいた。・・ことが基本的に意思の支配を受けないのくだりになっているのだろう。)その自動化されたシステムを動かしているのが自律神経。 
 我々が胃に加えられた刺激で、感じることができるのは2つ。
 1つは化学物質によって加えられた刺激。強い酒を飲んで胃にしみることがあるのはこのせいだ。
 もう1つは胃の筋肉が大きく収縮したり、伸ばされたりする場合の刺激。特に食物が何らかの原因によって胃の中で通過障害を起こして、胃壁が伸ばされそれを押す出すために胃が強く収縮したときに激しい痛みを感じる。
 胃の痛みの多くはみぞおちを中心とした部分に感じる。食後にここが刺すように痛む人は、胃潰瘍の可能性がある。それも食後1時間以内に痛むような場合には、胃の比較的上層部に潰瘍ができている可能性が高い。 逆にそれ以上時間が経ってから痛むときは胃の下部に潰瘍がある場合が多い。胃がもたれるような重い感じがするときは、慢性胃炎かもしれない。胸やけがするのは胃酸過多や胃炎が原因。
胃がトラブル胃に巻き込まれるのは胃液という厄介な消化液を持っているからに他ならない。 容量1.4l前後の胃の中には2ℓから3ℓの胃液が分泌される。胃液を作るのは胃壁、つまり胃の内側の壁で、電子顕微鏡で見るとそこには小さな井戸のような穴が3500万個程ある。この小さな井戸の底に胃液の主成分となる塩酸と消化酵素のペプシンを作り出す細胞が潜んでいる。
 ペプシンはタンパク質を分解する。胃はもちろんタンパク質からできているわけだから、理屈からいえばペプシンの働きで胃自体が消火されてしまうはずである塩酸にしても特に胃で分泌されるものは、pH1〜2という強酸性のもので、ステンレスのような丈夫な合金でさえ胃の中では腐食する。
 なのに、この強烈な胃液の入れ物、つまり胃の胃壁はわずか5?の厚みしかない。胃液に溶かされて穴があかないほうが不思議なのである。 胃壁が胃液によって消化されてしまわないのは胃壁の表面に広がる0.5?の薄い粘液の膜によるものである。胃壁の表面にある小さな井戸の入り口付近をびっしり覆う粘液細胞からこの粘液は分泌されている。
 胃の粘液はある種の糖たんぱくが真珠のネックレスのように連なった網の目状の構造になっている。その網の目は非常に細かいもので、ペプシンの分子はそこを通り過ぎることができない。
 さらにこの粘液の薄い層はその最下層の胃壁と接触する部分において強いアルカリ性の重炭酸イオンが分泌され塩酸の強力な酸を中和している。胃液に触れる粘液の表面部分はpH2という強い酸性であるにも関わらず、そこから0.5ミリ隔てた胃壁はpH7、つまり完全な中性に保たれる。
網の目構造の糖たんぱくとアルカリ性の重炭酸イオン。この二つが胃壁を胃液の消化作用から守ってくれているのである。
実際細胞分裂の過程で、直接胃になるであろう部分というのは、ほかの器官に対してはっきりとされていないといわれ、実際癌に侵された時などには全てを摘出してしまっても生命に関わらない(今年私に父親も胃がんにより、胃の全的手術を受けた。)という臓器であるにもかかわらず、その機能たるやまさに神様の創造物にふさわしい臓器といえよう。
 ただ病理的にその解釈がとても複雑で、よく『胃下垂』といわれる問題があるが実際胃には食道からつながる噴門と呼ばれる入口と、十二指腸につながる結うもんと呼ばれる門があるがそれぞれ括約筋からできており(肛門括約筋に類する)基本的にこの噴門部と幽門部はがっちりとそのポジションを崩さないようにできているので、胃自体は下がるということはなく、下垂というよりは胃自体の組織が伸長しひどい時には骨盤のあたりまで伸びると解釈すべきもののようである。またこのきっかけであろうとされるのが、横隔膜の運動の不良から来ているとされている。横隔膜は基本的に呼吸筋であり、吸気時には胸郭を広げるために下降し、逆に呼気時には胸郭を狭めるために挙上される。この運動時腹腔と胸腔の内圧が影響していると言われている。胃下垂同様この横隔膜に影響される病理は胃の裂孔ヘルニア(ゲップ、胸やけ、胃酸過多などが症状)があるが実際、横隔膜の調整術の一つで、お腹に(丁度横隔膜が運動しているあたりに)手を当て、小殿筋をもんであげるとてき面に効果が出る。胃酸過多でむかむかしている方に薬で整腸剤を渡すよりも直接的効果が得られるのを相当数見てきた。実際も定期的に調整を施すことで胃下垂にも非常に効果的であった。
横隔膜と言えば『しゃっくり』の原因ともされているがこれも同様に施術すると一瞬にして治まることがほとんど、一度お試しください。

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