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アイルランド伝統音楽コミュのthe water is wide

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CM等でも良く使われている曲ですが、
歌詞の意味を知りたくて書き込みました。
元はアイルランドの民謡で、
歌い手によっていくつかの歌詞がついているようで・・・

大きく分けて3つのくくりになっていて、
前半2つの意味は
ある程度分ったのですが、

最後の1つが、訳せても、解釈が良くわかりません。
ご存知の方は教えていただけないでしょうか。

<1>
The water is wide, I cannot cross o'er.
And neither have I wings to fly.
Give me a boat that will carry two,
And both shall row, my love and I.

要は、船をくれ・・2人で漕いで行くよ・・ってことですよね?

<2>
Oh love is handsome and love is fine,
And love's a jewel while it is new,
But when it is old, it groweth cold,
And fades away like morning dew.


愛ってのは最初は良いけど、やがて冷めていって
最後は朝露のように消えてゆく・・っていう
ちょっと物悲しい感じ・・と解釈しました。


<3>
A ship there is, and she sails the sea,
She's loaded deep as deep can be,
But not so deep as the love I'm in:
I know not if I sink or swim.

ここが良くわかりません。
本当は<1><3><2>の順番が正しいらしいのですが、
その歌では<1><2><3><1>という順になっていて

愛は儚い・・と<2>では言うけど、
最後は<1>に戻って
船があれば・・という希望(?ここが違う?)で終わるのかな・・と思っているのですがいかがでしょうか?
で、<3>が全く解釈が出来ず・・・


検索サイトで色々調べると、

愛は深い・・って言う曲だと言う人。
愛は儚い・・って言う曲だと言う人。
はたまた

駆け落ちをする二人を河が遮っていて、
そこを渡って向こう岸に行こうとして
溺れ死んじまったっていう様な
暗い内容の言い伝え。(引用)

と書く人もあり・・
本当はどういう意味の伝承歌で、<3>の
部分はどのように解釈するのかを知りたいです。
長くなりました。よろしくお願いします。

コメント(11)

 3番は「私がはまってしまった愛ほどは海は深くはない」ではどうでしょう?「泳ぎ切れる愛か、沈んでしまう愛かわからない」という、やはり、なにかハッピーエンドになるまで壁がありそうな歌ですね。答えになってなかったら、すみません。
http://www.ireland-information.com/irishmusic/thewateriswide.shtml

少し長い歌詞を見つけました。ここの感じだと、<3>の”she”は船のことで、女の人が歌い手とすると自然な感じがします(恋人を「奪われた」感じをこの代名詞に感じます)。「船はたくさん荷を積むけれど、私の気持ちは運べっこない」という感じでしょうか。恋人は遠くに行ってしまった→追いかけようか、それとも身投げでもしてしまおうか→そうするうちに不信感が芽生えてきて→でも、待ってみようと思い直す。という感じですかね。最後に<1>が来ると、単なる希望だったものが悲痛な願いと夢想の入り混じったものに替わって再現される感じになるでしょうか。曲全体のトーンも、気をしっかり保とうとしている感じがしてよくマッチする気がします。雰囲気の解釈としてはさすらいの営業野郎さんと同じものになるでしょうか……

オシーンやリールの子供たちの話にあるような、時の流れに対する伝統的な感性と、大勢の移民を出した歴史的背景を考慮しました。アイルランド伝統歌にもそう詳しくなく、英語の歌詞を解釈できる自信はないのですが、こんな感じだと、典型的なモチーフに沿った感じになるんではないかと思います。

長文失礼しました。
失礼いたします。

この歌の話には乗らないわけには・・・

数年前、ライヴにかけるにあたって、
自分なりに調べたり、解釈したりしました。


 駆け落ちしようとしている恋人たちの話。
 
 「向こう岸は遠すぎて・・・
  私には渡れない
  飛んで行きたいけれど羽根もない私  
  二人を乗せてくれる船があったなら、
  二人は船を漕ぐのに。
  愛しい人と私の二人で・・・」
  
 「海を行く船。
  重い荷物をい積んで、今にも沈みそう。
  でも、私の愛はもっと重い。
  あんな船にこの愛を乗せたら
  沈んでしまわないかしら・・・?」

 この2つの歌詞がプロローグ。
  
 伝承の詩では、
 その後、

 さんざんに「愛」というもののよりどころのなさを
 描いています。
 アイルランド人特有のアイロニーというスパイスたっぷりに。

 ・・・頼りがいがあると思ったから
    木に背をもたれたら、
    木は倒れてしまった・・・

 ・・・きれいな花を積もうと手を伸ばしたら、
    棘にさされて花びらを落としてしまった・・・

 ・・・愛することは素晴らしい
    愛の初めは宝石のよう
    でも年がたつと
    冷たく朝露のように消えてしまう・・・

 
 ちなみに僕は、アイロニーたっぷりの3番から5番を割愛して、
 3番の歌詞には、
 ダリル・アンガーというアメリカのフィドラーの
 ヴァージョンを拝借して、
 こう歌っていました。

”And when we’ve come
  to the close of life,
 Two Souls which naught
  the death could part,
 Will we be wed
  in the life to come?
 Or must we lie
  fore’er apart?”

 「二人が死を迎える時・・・
  死んだら、私たちは離れ離れに・・・?
  また生まれて来たら結ばれるの?
  それとも
  いつまでもあなたと遠いところで眠らなければいけないの?」

 
  僕は、この節がとても好きです。
  歴史的な整合性は・・・どうなんでしょう・・・?

  愛と、それをこばむシキタリと
  それに負けそうになる二人。
  今生で結ばれなくとも、
  次の人生で結ばれたいとの思い。
  
  今日がダメなら明日があるさ!

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  長々と・・・失礼しました・・・
歌詞っていろんな解釈があっていいんですよね。
聞く人のこころの状況によってさまざまに変化するのも味わいです。

わたしはなんとなく、「おくさんから三行半をつきつけられてそれを受け入れて離婚しようかどうか悩んでいるダンナのはなし」に聞こえたのです・・・(^_^;)。いえべつにわたしはそういう状況じゃないですけどネ(笑)。

The water is wide, I cannot cross o'er.
「男女の間には絶対に越えられない溝(河)がある」とよくいいますよね(泣)。

A ship there is, and she sails the sea,
河のつぎに海が出てきます。河は流れて海に流れ出します。
船(彼女)は海原に旅立とうとしている。

She's loaded deep as deep can be,

船はもういっぱいでこれ以上載せられない。
(彼女のココロは他のことでいっぱい? 他に好きな人ができた? 結婚より仕事をやりたい?)

But not so deep as the love I'm in:
僕の愛を受け入れる隙間もない。

I know not if I sink or swim.
無理やり乗り込んで、もろとも沈んでしまおうか、
それとも船には乗らずに(彼女から離れて)
ひとりで泳ごうか。

ここで歌が終わったら怨念の歌のようになっちゃいますが(^_^;)、また1番に戻る場合は、

The water is wide, I cannot cross o'er.
And neither have I wings to fly.
二人の間の河を僕は越えることができない。
飛び越える羽もない。

Give me a boat that will carry two,
どうか小さ手漕ぎボートを僕にください。二人が乗る船を。

上記の船は海を航海する大きな船のようですから、大きすぎて余計な荷物をいっぱい詰め込んじゃう。

そうじゃなくて、二人だけが乗れる小さな手漕ぎボートをください。

And both shall row, my love and I.
小さなボートなら、愛する人と二人きりで漕いでいける。

別れたくない、別れないですむ方法はないものか。
このままずっと彼女と一緒にいたい・・・・。


ああ〜(T_T)泣けてきました。
がんばれ〜!!! まだ間に合うかもしれない、離婚問題相談室にかけこむんだ〜(^_^)。
croniamantal さんが教えてくださった歌詞を読んでみたら、
そうですね。プレイボーイの彼の浮気に心痛めている女性・・ってかんじですね。

She's loaded deep as deep can be,
(船は満杯)
彼にはガールフレンドがたくさんいて手がいっぱい。

But not so deep as the love I'm in:
でもあなたはわたしを受け入れてくれない。
(そんなに一杯載せられるくせに??)

I know not if I sink or swim.
沈んじゃえって言うの? 海を泳げっていうの!?
どうしたらいいの??

浮気な男からはさっさと足をひいたほうがいいと思う・・・
でもそれができないのが乙女心なんですよね・・・タメイキ。
上の解釈でひととおり訳してみました
(こうしたほうがよく伝わったかも)

海は越えられないほど大きくて
飛んでゆける翼もない
小舟さえあれば私たちふたり
櫓を漕いで行けるんだけど

海を渡る船は
どっさり荷を積み込むけど
私の気持ちは運べっこない
溺れてしまうかもしれないけど
泳いで追いかけたほうがいい?

しっかりした木だと思った
楢の木に背をあずけてみると
撓んだあとに折れてしまった
あの人を信じていいものか

きれいな花を摘もうと思い
茂みに指を潜らせてみると
指に怪我をしてしまった
きれいな花を置き去りにした

はじめは凛々しく優しくて
宝石のように輝くけど
時たてば凝った蝋になり
朝露みたいに消えてしまう

あなたが好き勝手しているあいだ
私ばかりが身動き取れず
私を好いてもくれない人のため
がっかりさせてばかりの人のため
辛抱してやる意味はあるの?

浜の貝殻に花が咲いたら
私の恋人は帰ってくるでしょう
冬のさなかに薔薇が咲いたら
私の恋人は帰ってくるでしょう


なんとなく、もともとは愛の儚さと男女の距離を歌った歌だったのを、
別れ別れの恋人が抱く不信感とそれを乗り越えようと言う決意に
誰かが再解釈した……ような気がします。
(ちゃんと調べたわけではないのですけれど)

終わってしまった恋を嘆く歌になっているバージョンもあるみたいですね。17世紀の実話をもとに、恋人に裏切られた(恋人を奪われた?)嘆きを歌ったスコットランドの歌……が見るところ一番古そうです。
http://www.rampantscotland.com/songs/blsongs_waly.htm


想像の余地がたっぷりあるのが面白いところでしょうか。
歌詞の解釈について論じるのもなかなか意義深いものですね……
私もなにか疑問を感じたら、皆さんの力をお借りしようかと思います。
いやいや
参考になりました。

すりんぴさんのディープな解釈!

そしてcroniamantalさんの情報量の多さ。
あの長い歌詞の翻訳、ありがたく読ませて頂きました。

あ、自己紹介もせずに突然、現れて失礼しました。
この場をお借りして、
「はじめまして」を言わせて頂きたく存じます。
細々と音楽とアストロロジーをやっている、
もうじき43歳になるオヤジです。

皆様、どうぞよろしくお願い致します。
私もこのコミュニティで書き込みするの初めてでした……


トラッドどころか、音楽活動を初めたばかりの初心者です。
ホイッスルとコンサーティナを手があいた時に弄ってます。
最近成り行きから人前で笛を吹いたりすることも増えてきまして、
こういうのも悪くないな、と思いはじめているところ。
キーレスフルートを買って本格的に練習しようと思ったけど、
卒業論文が……


ここで"The Water is Wild"という曲に出会えたのも何かの縁ということで、
早速新生バンドで取り組んでみたいと思っています。
"Believe me, if all those endearing young charms"
なんかと取り合わせるのもありかな。

BELIEVE me, if all those endearing young charms,
Which I gaze on so fondly to-day,
Were to change by to-morrow, and fleet in my arms,
Like fairy-gifts fading away,
Thou wouldst still be adored, as this moment thou art,
Let thy loveliness fade as it will,
And around the dear ruin each wish of my heart,
Would entwine itself verdantly still.

It is not while beauty and youth are thine own,
And thy cheek unprofaned by a tear,
That the fervour and faith of a soul can be known,
To which time will not make thee more dear:
No, the heart that has truly loved never forgets,
But as truly loves on to the close,
As the sun-flower turns on her god, when he sets,
The same look which she turn'd when he rose.

今僕が優しく見つめている
眩いばかりのの瑞々しさが
妖精のおくりものみたいに
はかなく消えてしまっても
変わらず慕い続けるだろう
そんなことは気にしないで
僕の腕のなかではいつでも
君はおぼこい子なのだから

美しいままでなくてもいい
頬が涙に疲れてしまっても
信頼と熱情がそれを補って
いっそう愛しく感じるから
いや、遠く離れていたって
本物の気持ちは変わらない
日が沈み、再びのぼるとき
向日葵が顔を輝かすように

この歌詞は、単体だとどこか厚かましい感じがしますから。
(翻訳のほうもいいかげんですが……)
ともあれ、今後ともよろしくお願いします。
イングランドものかも・・・

http://www.contemplator.com/tunebook/

このサイトでは
イングランドの歌として
扱われていますねぇ。

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