浅田次郎作品が好き。コミュの原作浅田次郎「壬生義士伝」舞台化！！

原作　浅田次郎　「壬生義士伝」　舞台化！！

初の投稿ながら宣伝させていただきます。

　このたび「壬生義士伝」を原作とした作品を東京にて上演させていただくことになり、宣伝させていただきます。もしこのトピックにふさわしくなければ、お手数ですが削除していただければと思います。

　私も浅田次郎さんの大ファンで、特に時代小説でのまるで現代劇と変わらない生き生きとした描写や、短編小説の秀逸さには毎回感銘を受けております。

　この作品の主催の中田も浅田次郎さんの大ファンで、壬生義士伝に特に感動し、（株）文藝春秋さん、浅田次郎さんより原作使用許可をいただき、「壬生義士伝」より抜粋し、舞台化したものです。

　今回が三度目の公演で、一作目は貫一郎の切腹間際、父との対話のみを小説本文から抜粋し、ほとんど原文のまま演じた「帰郷」、二作目はやはり小説よりほとんど原文のまま南部藩邸にたどり着き、切腹するまでの貫一郎と、切腹を命じた家老大野次郎衛門の苦悩を描いた「対い鶴（むかいづる）」。

二度の公演とも、小説からほとんど原文を抜き出し演じるという挑戦で、現代の言葉との壁などがあるにもかかわらず、「帰郷」は尺八一本、「対い鶴」は三味線のみという音の世界観や、こだわった舞台作り、演じ手の息遣いが感じられる距離での公演に大好評を博しました。

三度目の今回は、五稜郭の戦いに身を投じた貫一郎の息子嘉一郎と、それを取り巻く中島三郎助率いる千代ヶ岡守備隊の面々や新撰組の生き残り、安富才輔との関わりを描く新作「残照」と、「対い鶴」の二本立てでお送りします。

第一部　「対い鶴」　
　鳥羽伏見の戦いののち、南部藩邸にて、思いがけず切腹を命じられる元新撰組、南部藩脱藩二駄二人扶持の足軽、吉村貫一郎（中田敦夫）と、公と私、藩と友情の狭間に苦しみながら貫一郎に切腹を命ずる南部藩家老の大野次郎衛門（太原健）の二人の懊悩を、母・語り部の常盤津文字絵が三味線一本の音色でお送りします。

第二部　「残照」　
　戊辰戦争末期の函館、元浦賀奉行所与力、中島三郎助（芥勘兵衛）が守備する五稜郭の支塁、千代ヶ岡台場に一人の若者が参陣を求める若者がいた。若者の名は吉村嘉一郎（石橋勉）、守銭奴と呼ばれた父の汚名を雪ぐべく、南部藩士の意地を胸に抱いた若者のこの地で見るものとは。

三郎助はじめ、息子の恒太郎（江澤大樹）、英次郎（山神佳誉）、三郎助の浦賀奉行所以来の家臣、伸助（木村真司）、友之助（廣瀬裕一郎）を通し、武士道とは、矜持とは、そして父親を知る新撰組の生き残り、才輔（上野太）から聞く父親の姿とは・・・

小さな劇場での公演となります。

　でもだからこそ、
　役者の息遣いが聞こえるライブ感、
　顔を知らないからこそ、
　その分だけ＜どっぷり＞世界にはまりこめるんだと思います。

お読みいただきありがとうございました。

「残照ｚａｎｓｈｏｕ」　～壬生義士伝（文春文庫刊）より～

　料金
　　　　前売り　３５００円　　当日　４０００円
　
　日時
　　　　５月２１日　１９時
　　　　５月２２日　１５時　１９時
　　　　５月２３日　１５時　１９時
　　　　５月２４日　１９時
　　　　５月２５日　１９時
　　　　５月２６日　１５時

　場所　　サイスタジオ・コモネＡスタジオ　http://www.saistudio.net/
　　　　　　　　　（東京都板橋区小茂根１－９－５）

　問い合わせ　ＮＡプロデュース　０８０ー３６００ー３６５３　http://naproduce.net/

劇場でお会いできたら嬉しいです。

ＮＡプロデュース一同

コメント(3)

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[1] mixiユーザー 04月19日 21:54

一つ大事なことを書き忘れてました

料金なんですが、もし当日いらっしゃった方でも

受付にて「mixiの記事を見て」と言っていただければ、前売りの料金にて入場していただけます。

よろしくお願いします。

[2] mixiユーザー 05月19日 22:26

問い合わせ多数いただきありがとうございます。

いよいよ明後日より公演となります。

役者、スタッフ一同、万全の態勢で、いいものをお届けできると思います。

ちなみに自分は、中島恒太郎という役で出演しております。

見に来ていただいた際、一言いただけると嬉しいです。

まだ若干の余裕ありますので、お気軽にお立ち寄りください。

[3] mixiユーザー 08月12日 23:05

　みぶろの続編、「一刀斎夢録」の発売が待ち遠しいです。
主人公は斎藤一ですね。
発売日がおわかりの方はお教え下さい。

　また、９月の新刊がわかりました！＾＾「マンチュリアン・リポート」です。
（他のコミュで教えて頂きました。）
事件を調査した「満洲報告書」という意味だそうです。
（講談社のツイッターで、やっと見つけました。）

講演会で、「爆殺事件が書きたくて、前作で張作霖の事をカッコ良く書いた」
との事でした。

とにかく、白虎張にまた会えるのは、楽しみですね。

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