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池波正太郎コミュの好きな場面

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池波作品はどれも好きですが、その中でも特に好きな場面てありますよね。そんな皆さんが好きな場面を教えて下さい。好きな場面を共感できたり、新発見出来たら最高です。

自分が好きな場面は剣客商売の三冬の縁談で、大治郎が小兵衛に一喝される場面です。それまでの大治郎とは違う弱弱しさは三冬への好意を感じ取らせます。

コメント(49)

皆さんの好きな場面を読み直してみました。
読めば読むほど味がありますね。
トピックスを立てて良かったな〜と思います。
これからもドシドシ好きな場面を教えて下さい。
山さん今晩は!私は鬼平の『芋酒屋』の亭主役の「米倉かねとし」とのシーンです。寒い晩に客をとれないで、後から入って来た「夜鷹」に鬼平がさりげなく心づけを置いて行くのがかっこいい〜!
私もタクシーに乗っておつりは貰わないように「気張って」います。「運転手さん、少ないが缶コーヒーでも飲んでちょうだい!」たかだか何百円の事だが良い気持ちになれる。
フーテンの寅さんにも通じる「粋」ってやつよ!ただ「粋」は「野暮」にも「キザ」にもころっと変わるから気張り過ぎも良くないね〜。かっこいいオッサンを目指そうっと。
はじめまして!

>牛込の貴公子さん
私もその場面大好きです!
夜鷹も同じ人、なんて優しく気遣ってあげるところ、
平蔵の男気、人としての思いやりみたいなところが
さりげなく描かれていて秀逸かと。

あとは、「密偵たち の宴」の
最後の場面も好きです。
おまさの啖呵がなんとも気持ち良いです!
「粋」と言うのは、裏側に「やせ我慢」がある。だから「粋」。「身銭を切る」と言う事。
何かで読んだ記憶が有る。私には無理ですが。
>vivaism様
池波ファンとして絶筆なのが残念なのに共感。

また、鬼平犯科帳の「むかしの男」で久栄が平蔵に、
「女は、男しだいにござります」
と、言う場面が好きです。
彼女がいない俺でも納得させてしまう池波先生は本当に凄い!
はじめまして。

私も皆さんが挙げるような場面は大好きなんですが,私が一番惹か
れるのは、小兵衛や平蔵なんかがふらっと立ち寄った蕎麦屋など
で、昼餉を取りながら酒を愉しんでるような場面です。
具体的じゃなくて申し訳ありません。

長期海外旅行に剣客商売は持っていかない方が良いです。
旅先で和食が食べたくなってしょうがなくなりますから!私は旅先
に持っていって池波正太郎をホントに恨みました。
>vivaism様
また浸りたくなって、同じ場面を読み返してしまいました。
井筒の与助が狼狽していると、梅安が「おもいを絶ち切るように」立ち去る。(却って、おもんがいなくてよかった。これでよい、これでよいのだ。)
おもんが川向うで何も知らずに客の相手をしている情景が脳裏に浮かび、せつなさが込み上げます。

鬼平では伊佐次ファンだったので、『五月闇』の伊佐次と鬼平のやりとりのシーンが好きです。「なれど忘れるなよ。お前は、わしの子分だということを、な…」というところで伊佐次と一緒に泣いてしまいました。
ちょっと原作を引っ張り出さないと、どの話だったのか忘れてしまったのですが。

ラストシーン
湯治場で風呂に入る鬼平と密偵。
「先にお酒の用をいいつけてきます」
と、密偵の女房が先に上がる。
それを見た平蔵が一言。
「お前の女房は、いいお尻をしているな」

けして上品なシーンではないのですが、なんというか猛烈なエロティシズムを感じてしまっって、非常に好きなんです。。

池波作品には割合濡れ場が登場すると思うのですが、どれもこれも短い言葉で見事にドキドキするよなエロティシズムを表現してるような気がするのですが、どうでしょうか?


ちょっと、邪道な見方でしたかね。
>ちえいず様、はじめまして。

その通りだと思います。池波作品は、飲食のシーンの秀逸さと
濡れ場の表現が色っぽいあたりがファンが多い要因だと思います。
電車で読んでるとドキッとして周りをみてしまう事があります。
>まな様

はじめまして。あの短いシーンで、鬼平の長官としての覚悟が良く表現されていて好きです。あと、佐嶋に対する信頼も現れていると思います。

>ちえいず様、みく様

はじめまして。自分も同感です。こんな風に感じているのは自分だけかなと思ってました。

場面ではないのですが、木村忠吾の人間的成長が好きです。
"濡れ場"の表現に関して、これほどの共感が得られるとは思いませんでした。

それも含めて池波作品の魅力、ということでしょうか。
好きな場面というか好きな作品というのか「男色一本饂飩」。忠吾と鬼平のやりとりが好きなんで、忠吾がメインの話、結構印象に残ります。あと忠吾つながりというか一本つながりと言うか「一本眉」。ラストで忠吾が一本眉のお侍との再会を願いながら居酒屋で呑んでいるとこは、なんかせつない・・・
はじめまして。鬼平と剣客商売は全て読破し(池波スパイラル)、真田太平記を今読み進めています(8巻まで)。

好きな場面は「密偵たちの宴」の最後の場面です。

おまさが平蔵に呼ばれて役宅から帰ってきて、平蔵が密偵たちのした事に気づいていたことを告げる。
それを聞くなり、腕利きの密偵たちが真っ青になって逃げ出そうとし、それを横目で見ながらおまさはやけになって酒をあおる。

何度読んでも笑ってしまう場面です。
 密偵たちの宴、あれは何度読んでも笑えますね。おまさに怒られる密偵たちを見てると、子供のときのまあちゃんが本所の鐡を叱ってたのはああいう感じなんだなあと笑ってしまいました。

 あれは小説形式としては型破りだと思いますが、その台本形式が逆にいい味を出してると思います。劇作家の本領発揮ですね。

 剣客商売・春の嵐で、冒頭三冬がおはる自慢の鳥鍋を食べてるシーンがいいです。おいしそうだし、三冬が食べてるシーンはなんでもおいしそうに見えますね。あの話だとラストの小兵衛と戸羽平九郎の対決も何度も読み返します。
毎日、昼休みに池波作品を読んで、江戸にトリップしてます。

僕が好きなのは「剣客商売」の「勝負」です。

作品ではないし、出版された時期や出版社によっても違うんだろうけど、文庫本の最後の解説が、池波先生の人となりがわかるエピソードが紹介されてて面白い。
hossyさん、私も「徳どん、逃げろ」が好きです。
徳さんがだんだん情が移って行って、もしも・・もしもだよ。先生んちに忍び込んでまんまとお金盗みだせたらどうだろう・・できっこないけど。みたいな気持ちの動きがうまく描かれているかと。
大治郎に助けられ「友達が!」というシーンが好きです。
タイトルがわかったので書き直します。
鬼平の「兇剣」が好きです。
京都から奈良へ行く道中、白狐の谷松の刺客に襲われるシーン…

平蔵は京から同行していた浦部与力を、助成を呼ぶため馬で陣屋に向かわす。
雨の降る中、平蔵は一人で戦う事に。
ばったばったと倒していくが多勢に無勢。
もはやこれまで…
…と思った時、江戸にいるはずの左馬が駆け付けその輩を鬼神の如く蹴散らすシーン。
何度読んでも胸が熱くなります。
 『剣客商売』で大治郎が蕎麦屋に立ち寄って蕎麦掻で一杯やってるところ。「小兵衛がこれを見れば(むむ、こやつこしゃくなまねを……)というにちがいない」この「こしゃくなまね」一度やりたくてやりたくて。今年の新蕎麦のシーズンこそ、と思います。
 秋山小兵衛のなんとも自然な猥談

「わしの炬燵はな、もう先に寝てしまったよ」
「だってお前はあのときの声が大きいからさ」
「お前はまだまだ女房と腰のもみっくらをしてるんだろう」

「野にして粗だが卑にあらず」。老人になるのならこういう風に年をとりたいものです。
剣客商売、眉墨の金ちゃんのラストシーンにシビレました
剣の道に生きる者の悲しくも美しい性…

というか、金ちゃんのキャラが大好きです
あそこで死なずにレギュラーメンバーになって欲しかった…
お邪魔します!
私は何と言っても「幕末遊撃隊」。

鳥八十の鎌吉が小稲の下を訪れ、伊庭八郎が片腕を斬られた話をする時に小稲の気持ちを察して嘘をつく場面が好きです。

小稲の切ない気持ちと鎌吉の思いやり。

気遣いの機微を感じて涙が出ます。

「嘘」と言えば鬼平で腰を痛めた理由を語る細川峰太郎の嘘を喝破したあとニッコリとして優しく
「辻褄があうというものだ」
と諭す場面、子供が嘘をついた時に使いましたが効果覿面でした(笑)

自分も『剣客商売』の「徳どん逃げろ」です。

傘徳を逃がすシーンは何度読んでも嗚咽します。思い出しただけでも……。
今手元に無いのですが、「真田太平記」。

幸村と信幸の最後の対面です。

鬼平、剣客、梅安も好きですが、真田太平記が一番再読回数が多かったかも・・・。
ちょっとこのトピの主旨(?)からしたらズレてますが、ここんとこ大好きで。

剣客商売の「二十番斬り」。

「おい、爺つぁん(とっつぁん)。何か口に入れるものがあるかえ?」
「へえ、饅頭ならございますが、あまり旨くはありませんよ」
「まあ何でもいい。そのまずい饅頭をくれ」
 茶店の老爺が、すぐに饅頭と茶を運んで来た。
「なるほど、まずいね」
「そうでございましょう」
・・・・・
「なるほど。この饅頭はまずい。どうにもたまらねえまずさだ」
 まずい、まずいといいながら、徳次郎は饅頭を6個も腹へおさめ、茶を何杯ものみ、ついでに茶店の厠を借りて小用をすませた。
・・・・・
「爺つぁん。まずい饅頭をありがとうよ」
「でも、あの饅頭を6つもあがりなすったのは、あなたがはじめてでございますよ」
「へへっ」
真田信行のセリフ。

「名君なんてあたりまえなんだ」
という所が好きです。

いろんな所で「人は死ぬために生きてる。」というようなことを言ってるシーンもいいですね。

剣法一羽流 のラストで秘伝書を見てる所もなかなか好きです。


他にも自分の中の名シーンは大量にありますが、今の気分で選んでみました。
記憶を探ると読み返し欲求が出てきて危険だなぁ。
真田太平記(5卷)
大地震の際に謹慎中の加藤清正が伏見城に真っ先に駆けつけ
それを秀吉の前に真田幸村が誘うシーン。

「虎よ・・」 「ゆるす」

で北政所で喜ぶ場面が泣けてしまいます。

色々な情が錯綜するこのような場面をよくぞ・・と。
大変奥の深いシーンだと思い敬服します。

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