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ドッグトレーニングコミュのスタフォードシャーブルテリアまたはピットブルテリアに必要な訓練について

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スタフォードシャーブルテリアまたはピットブルテリアに必要な特定訓練について教えてください。


みのさんからのご指摘がありましたので、こちらにトピ立てさせていただきます。

現在、スタフォードシャーブルテリアまたはピットブルテリアの捨て犬を動物愛護センタからボランティアさんが引き取り、新しい飼い主さんに支障なく飼っていだけるよう僕が再訓練をお手伝いしています。

【質問1】スタフォードシャーブルテリアとピットブルテリアの見分け方と、どちらかの犬種に特定の訓練が必要かどうかを知りたいです。

・里親さんは中年のご夫婦で、ふつうの家庭犬として飼うおつもりですし、僕も攻撃訓練や防衛訓練はいっさい入れないつもりです。

・通常の服従訓練以外に、特にこれは教えた方が良い、と言うものがありましたらお教えください。
・2つの犬種が同じ訓練法でOKなら、特に問題はないとおもいますが、この2犬種は欧米のほとんどの国で特定犬(人身に被害を及ぼす可能性の高い危険な犬)に指定されているため、できるだけのことはしてあげたいと思います。

<対象犬>
・S.ブルテリアまたはP.ブルテリア
・年齢:推定2歳
・性別・牡 去勢、断耳済み
・体重:25kg やせてあばらが浮いています。放浪期間中にやせた模様
・肩高:45cmくらい
・目の色は虹彩が黄色、瞳が濃い緑色です。短毛の白に8割ほどのブリンドルのコート。正面から見ると口がW字型に開く感じで大きいです。有り体にいうと節分の鬼のお面のような顔です。

・飼っている環境:里親候補さんの一軒家でおためし飼育中
1回洋間のフローリングの上によだれよけのシーツとパイル地の寝床が敷いてあり、普段はそこでおとなしく寝ているようです。
・トイレをほぼ屋外でしかしません。足上げ放尿します。
・散歩は朝晩、30分と1時間程度、近隣を歩いています。僕は週1〜2回訓練方法を教えに通っています。里親さんは毎晩、近くの公園で基礎服従訓練を繰り返しています。これはほぼ従うようになりました。
・来客があるときは、バリケンに入れています。ハウスには素直に従いますが、1時間以上入れておくと、うなりながら入り口の鉄格子が変形するほど咬むことがあります。ヤメと叱るとそのときはやめますが、だしてやらない限り繰り返すそうです。

・悩みごとや困りごとの、具体的且つ詳細な内容
とりあえず2週間でスワレ・フセ・ツケ・コイ・マテは覚えました。
・僕が訓練する以前に警察犬訓練を受けた形跡があります。スワレの視符として手のひらを肩から直角にあげる仕草に反応して自主的に座りました。でも他の視符には反応しませんでした。訓練所に預けたあと、捨てた元飼い主が何もしなかった感じです。

訓練の最初からチョークカラーを使用して、強い引きは無くなりましたが、反対に船の碇の様にいきなり立ち止まる癖があります。何かの嗅跡を拾うと、匂いを調べてマーキングを終了するまでテコでも動かない感じで今はそれを矯正中です。体重は25kgくらいなのに、気を抜いていると、肩がはずれそうな迫力で止まります。立ち止まるだけでこんなに迫力のある犬は初めてです。

【質問2】急な立ち止まり対策として、嗅跡を拾いにくいように、頭を高く上げた姿勢で散歩する方法を試していますが、ほかによい方法があれば教えてください。

Dropはハナセではなく、オイテで教えました。散歩の途中にでっかい石とか太い木の枝を拾って歩く癖があったので、物をくわえさせ、耳に指を入れて口を開けさせ、オイテといいながら下を指さしたら、くわえたものを地面に置き、所有権を放棄させる手順で教えています。今はオイテと言いながら手を顔に近づけるだけでくわえたものを素直に放すようになりました。

今のところ、里親候補さんにも、僕にも、救助ボランティアさんにも良くなついていて、ワンマンドッグではと心配した割に愛想のよい犬ですが、力がものすごく強いのと、犬種が犬種ですので、将来に備えてできるだけのことはしておきたいと思いこちらにコメントさせていただきました。

どんな小さなことでもよいので、ご教授頂ければ幸いです。

コメント(20)

質問です。
家庭犬として育てたいんですよね?

それならまずは社会化状態はどうなんですか?

知らない人とは?
犬とは?
まわりの環境には?
噛み付きの抑制は?など

犬種的に基礎訓練は大切だと思いますが、訓練は案外簡単なので社会化のほうが気になりますあせあせ(飛び散る汗)
わたしはアメリカでボランティアをしているのですが、ピットブルの里親探しはとても難しいです。州や郡によっては禁止しているところもいっぱいあります。
ほとんどが処分されてしまいます。その理由というのは凶暴性があるということですが、わたしは他の犬と比べてもほとんど凶暴性は感じていませんし、頭が良くて人懐っこい犬が多いと感じました。ただ始めの飼い主の躾け次第ですね。ピットは番犬として買っている人もいてワザと凶暴性をつけている人や去勢をしていない犬も多いのでそういう犬はちょっと扱うのは大変だと思いました。それと他の犬や動物が嫌いなピットも少なくないかもしれません。そのときは凶暴性を発揮しますが、人間に対して凶暴性があるピットにはあったことありません。彼らは一度あごがロックしたら絶対に離さないので闘犬にも向いていると思っている人が多いのですが(アメリカ人のほとんどはそう思って怖がられている犬種です)他の意見では性格的に意思が強いために離さないという意見もあります。
そうですね、わたしもベガPAPA さんといっしょで社会化のほうが気になりますね〜。
私もピットやスタッフォードであるうんぬん・・よりも皆さんがおっしゃるように社会化がなされているのか?(いつでも、どこでも同じ反応が引き出せるかどうか?刺激に対する反応はどうか?)という点と、トレーナーがトレーニングを入れられて、扱えるのは当然で、新たな飼い主さんがその子をコントロール出来るかどうか?という部分に焦点を置いた方が良いかと思います。

その子のため、新たな飼い主さんのためになる事と言えば里親さんと一緒にトレーニングを進め、実際に里親さんメインで犬を扱ってもらい、社会化やトレーニングを飼い主さんにあった方法で進めて行くのはいかがでしょうか?

【質問2】に関してはトリーツ等への反応が良ければ、トリーツを使って誘導してその集中をキープ出来る距離を伸ばして行くのが一番簡単な方法かと思います。臭いを取るよりも、頭を上げ、こちらを見て歩いた方が良いことが起こる。
という図式を作り、時間をかけ習慣化させて行きます。

その際、褒め言葉を合図に近い形で併用していくとよいわかりやすいかと思います。

史嶋 桂さま

失礼しました。里親さんとトレーニングなされているんですね。
皆様、早速のコメントありがとうございます。

まず訓練の手順ですが、里親さんが扱えなければ無意味なので、週に2回、僕が里親さん宅に出向き、初めて教える事以外は、すべて里親さんご夫婦がご自分で訓練を進められています。2週間程度でスワレ・マテ・コイ・フセ・ツケが出来る様になり、リード付きながら、今はスワッテマテ・フセテマテ・タッテマテが出来る様になったので、以前にもプロの訓練士に訓練された経験のある犬なのではないかと思われます。

里親さんご夫婦は今まで嘱託警察犬や引退した盲導犬を引き取って飼って来られた方で、大型犬の飼養はそれなりに経験もスキルもあるようで、この犬の扱いも特に気負う事無く普通にこなされています。ただ奥様の方が「ピットブルテリアによる人身襲撃の事例」をインターネット上でたくさん見つけてしまわれたそうで「家の子はスタフォードシャーブルテリアと聞きましたが、どっちなんでしょう?」と心配されています。僕もこれは気になります。今までは、単にシノニムと思っていたのですが、このごろは区別されているようですし。

ご指摘の、この犬の社会化は僕も気にしている事です。今までの状況では、係留所(動物愛護センタ)にいたときは、他の大型犬と同じ檻に入れられていて、日本犬大型雑種、ドイツシェパード雑種、ハスキー雑種などと一緒でしたが、一度も問題は起こさなかったそうです。来週は家のジャックラッセルテリアの1歳去勢牡のジャンを連れて行って遊ばせて見る予定です。

ジャンは、とても陽気でどんな犬でも遊びに誘います。今まで訓練をお手伝いした犬たちの例では、この騒々しいジャンと落ち着いて接する事が出来れば、とりあえずリード付きでの犬対犬の対応はなんとかなる範囲と判断しています。

対人の反応は、まだ訓練途中ですので、すべての人たちにフレンドリーかどうかまでは確認出来ていません。ボランティアグループの有志の方達、里親さんご夫婦、そして僕にはとてもフレンドリーだったので、先週はご近所の方達に「もしかしたら、この犬を飼う様になるかも知れません」と里親さんが挨拶に回られています。その時の反応も過剰な点はいっさいなく、落ち着いていたと言う事です。ただし、同じ町内で一軒だけ犬嫌いの奥さんがいるお宅に行った時に、道路の反対側の電信柱につないで、そのお宅を訪問している間に、数回吠えて肝を冷やされたそうです。この状況を今日同じ場所で確認しましたが、一人で電信柱につながれていると、不安を覚えて啼く様でした。鳴き方はクゥーンと鼻声が続きウォンを言う感じでした。今日はご夫婦と僕の3人で回ったのですが、だれか一人でもそばにいれば、いっさい啼きませんでした。もしかすると捨てられた事が心理的外傷となって、分離不安があるのかも知れません。

あと、トリーツを用いた訓練は、今やっている頭を上げた脚測歩行がうまく行かなかったら試す事にします。これは、嘱託警察犬を扱われてきた里親さんのご意向でもあり、大型犬は可能な限り餌で釣って訓練しない、と言う申し合わせがあるからです。里親さんのお宅が都心の住宅街の中にあり、公園が近いので食べ歩きをする子供もたくさんいます。この子の様な強面のする犬が、子供が持っている食物に誤って惹かれてしまう様な事は、できるだけ避けたいと言うのが里親さんのお考えです。

なお、今日訓練していて気がついたのですが、声符を英語にすると若干反応がありましたので、もしかすると過去英語で訓練されていたのかも知れません。今やっている訓練は里親さんの意向で日本語です。スワレを命じ、座ったら大げさになでて褒め、ヨーシヨシ・スワレと何で褒められたのかわかりやすい様な方法で訓練して来ました。補助動作にも割と従うので、今までは日本語で通していましたが、この褒め言葉をGOOD BOY!にしたら、とたんにでれっとした顔になりました(笑)

来週は近くの公園と駅頭に昼間行ってみて、人混みと電車の騒音等に対する反応を確認する予定です。

引き続き、なにかアドバイスがございましたら、よろしくお願いいたします。
ピットブルと、スタッフォードシャーブルテリア(以下スタッフィー)の見分け方は、スタッフィーはピットブルに比べ、小型で幾分エラが張っていて、ずんぐりした印象を受けます。

その子自体を見た事がないので、何とも言えませんが、犬種特性としてのお話をします。
彼らはガードドッグですので、近距離で売られた喧嘩は買う子が多いです。
旦那さんには服従していても、奥さんを守るべき対象とみなしてしまうと、まずい事になるかもしれません。
後、暗くなってからの散歩では警戒心が強まるかもしれません。
興奮をすばやく収める事が出来る事も必須だと思います。
自分が点検して納得した犬に対しては何をする訳でもありませんが、いきつけのドッグランなどで新しい犬が入ってきて、挨拶を拒否されたりすると、攻撃に転ずる場合もあります。

私のお友達の犬は、ノーリードでフリスビーを投げて遊んでいたスタッフィーの前を通りがかって顔を噛まれました。

また、家の犬のお友達でドゴアルヘンティーノ(スタッフィーとは違いますが、闘犬系の犬と言う事で)がいますが、とても良い子ですが、やはりガードドッグだなという面を覗かせる事があります。

でも里親さんが大型犬の飼育経験があるのは心強いですね。






あみKENさん、こんばんは、

見分け方、やはり難しいですね。ブルテリア系の専門犬舎の方にも見て頂いたほうが良いでしょうか。気になるのは黄色い目と赤鼻です。スタフォードシャーブルテリアにはない特徴のようです。でもピットブルなら飼わないと言う話ではないので、要注意点として考えておくようにいたします。

犬種の特性についての情報もありがとうございます。里親さんはジャーマンシェパードの嘱託警察犬を代々飼われていたお宅で、攻撃訓練を入れた犬をあつかったご経験もありますが、この子は血統書もないし、警察犬種ではないから、家庭犬として飼うことにしますと言うことでした。

今のところこの子は旦那さんにも奥さんにもとても従順です。見ていていじましいほど、お二人をじっと見ています。アイキャッチ訓練はいらない位でした。幸い強い興奮状態になったことは今のところ見ていません。歯磨き用のロープを使い、ひっぱりっこもしてみましたが、先に教えたオイテ(離せ)の声符ですぐに放してくれます。先日は警察犬訓練用のグランドで放して見ましたが、ツーケの声符でダッシュで帰ってきて脚側で静止することができるのが確認できました。

里親さんは、犬種が犬種だから、訓練施設以外では当面ノーリードにしないけど、ドッグランはできればつれて言ってあげたいとのことでした。今後の課題は、未知の人や犬に対する過剰な反応が無いかどうかの確認だと思います。

引き続き、よろしくお願い致します。
トピとはちょっとはずれるのですが、スタフォードシャーテリアとピットブルは違うのですか?
わたしはまえにピットブルは犬種の名前ではないと読んだ事があります。
たしかに何冊かの本をみても犬種の中にはピットブルは入っていませんでした。
はっちゃんさん、

僕も以前はスタッフォードシャー・ブル・テリアが正式名で、ピットブルテリアは闘犬に使われる際の俗称だと思っていました。S.ブルテリアのみが1935年にKCに公認されているからです。しかし1870〜1980年の間にアメリカに渡ったS.ブルテリアは、アメリカで改良され1898年アメリカの犬種団体UKCでアメリカン・ピット・ブル・テリアと言う名称で公認されているようです。

さらにAKCは1936年にスタフォードシャーブルテリアとして公認しています。さらに1972年AKCはアメリカン・スタッフォードシャー・テリアと名称を変更しました。A.S.ブルテリアの正式名称はアムスタッフだと解説するところもあります。

整理するとこんな感じでしょうか?詳しい方確認と修正をお願い致します。

UKC 1898 アメリカン・ピット・ブルテリア
KC 1935 スタッフォードシャー・ブル・テリア
AKC 1936 スタフォードシャー・ブルテリア
AKC 1972 アメリカン・スタフォードシャー・ブルテリア
      =>アムスタッフ??
  
つまり、UKCの犬なら、アメリカン・ピット・ブルテリアと言う区分なのだと思います。でもUKCの犬をJKCに登録しようとすると、アムスタッフで登録させられる、と言う説もあります。

このうち、アメリカン・ピット・ブルテリアは各国で飼育制限・持ち込み制限・去勢の義務づけなど、厳しい制限が法律で課せられています。町中のペットショップでふつうにピットブルの赤ちゃんを売っているのは、先進国では日本のペットの量
販店くらいのようです。理由はピット・ブルテリアの名を冠した犬が、未だに咬傷事故のトップにいるからと、闘犬として飼養される例があとを立たないからのようです。

ALIVE海外ニュース 2007.11-12 海外ニュースはその悲惨さを伝えています。
http://www.alive-net.net/world-news/wn-law/77-2.html

以前からネット上には闘犬に参加した結果、顔半分もっていかれたような悲惨なピットブルの画像がたくさん登録されています。今回の里親さんの奥さんも、たまたま、YOUTUBEでそういう悲惨な映像を見てしまい、心配になられたと言うことでし
た。僕は同じYOUTUBEにある、ヒヨコと遊ぶピット・ブルや赤ん坊と憩うピット・ブルの映像も見て頂き「飼い主さんの訓練次第ではこんなにおとなしい犬になるんですよ、とお話して納得して頂きましたが、確かに咬傷事故が多い犬なのは動かしがたい事実だと思います。でも、それを理由に飼養を放棄したのなら、その方が許し難い行為だと思います。
史嶋さま

わが町で実はアメリカ人の方がスタッフォードシャーを2匹飼育していて、その1匹の口咬事件でテレビや新聞ニ報道され、そのとき私は町内会長さん達から状況説明やら色々情報収集など大変な思いをしたことがあります。この方は私は一切トレーニングには関与していませんが、一度私の家に2匹目の犬を連れて見せに来たことがありました。そのとき「いい犬だろ、これスタッフォードシャーだよ。この地域にはドッグランはないのかい。こんなに犬がいる町に動物虐待だよね。」とか言っていました。それから数ヶ月のこと、庭に放していた2匹目の犬が前を通ったランニングの男性に、庭のフェンスを乗り越え突然絡み付いてきたのです。そのときその男性はとっさに手で払おうとしたところ、その手に咬みかかったのです。9針縫いました。その騒動を聞いていた隣のおばあさんが出て行ったところ、その方に飛び掛り倒し10数はリ縫う怪我と足の骨折となりました。もちろんその犬はすぐに薬殺されました。8ヶ月だったと思います。その方の飼育法は・・・・
ケージにはいれず、時々庭に放していた。公園で遊ばせるときオンリードであるがアスレチックのボールがロープ上を滑っていくそのボールの紐をくわえさせ、遊ばせていた。このときかなりその犬は興奮しそのロープに噛み付きながら首を振っていた。散歩もあまり時間的になかった。ということです。
このときの状況から判断して、本人は単にランニングの方を攻撃しようとは思っていなかった。目の前を走っていくものに追いかけ、遊ぼうとおもった。ところが遊ぶ物が自分に対し反撃した。そこでスイッチが入ったのだと思います。
私はこの犬種ではないですが、興奮すると人間に対し噛み付いてきたり、かかってくる犬を何匹か経験したことがあります。相手は決して遊びではなく本気です。ふっと気を抜いたときに突然来ることもありました。すべてには当てはまる方法ではありませんが、基礎訓練をしても、犬種犬種の根底に流れている血を頭に入れていなければ、何もなりません。興奮すると見境がなくなる子は私はある程度の訓練が終った段階で、興奮を我慢させる訓練に入ります。興奮する要因を私がわざとする。相手はそれにのってきます。この時点でコマンドをいれ「静」にさせるのです。これは決して圧をかける方法は厳禁です。圧をかけると相手は絶対もっと反撃に出ます。これは個々の性格を吟味した上で、そのこにとって一番服従させる方法を取り出すのです。これをしつこいほど行うこと。そして飼い主さんにそれを伝授することです。頑張って下さい。
犬の感情は表裏一体。
遊んでたと思ったら、ふとしたきっかけで本気喧嘩になり、おさまったときには何もなかったかのように元通り。
犬、動物の脳のシステムは単純だからこそ難しいですねあせあせ(飛び散る汗)

あかねママさん、こんばんは、

大変参考になるお話をありがとうございます。スタフォードシャーブルテリアの方がピットブルよりおとなしい犬が多いと思っていましたが、安易にどちらの犬種だからどうだとはいえないようですね。ご紹介頂いた事例は、訓練不足、しつけ不足が主原因と思いますが、お話を聞く限り、攻撃衝動のあるまだ若い犬を庭に安易に放していた、と言うのが一番まずいように思いました。

今回の里親さんは庭にコンクリと鉄格子の大型犬用犬舎もあるお宅なのですが、今まで嘱託警察犬を飼った経験から、外の犬舎で飼うと、無駄ぼえが多くなってご近所に迷惑と言うことと、引き取り条件に「室内飼い」があったので、今回は室内飼いを選択されています。それと、以前から大型犬を複数飼ってこられたお家なので、人間の通る扉は、スプリングで自動的にしまる格子扉が備え付けてあります。

僕自身も攻撃性のある犬を何頭か世話してきました。極端な例では、米軍のベースキャンプの置き去り犬で、軍用警察犬の攻撃訓練の入ったドーベルマンの再訓練をしたことがあります。MPDの牝犬だったので、手順通りドイツ語から日本語に声符を入れ替える間、攻撃衝動を見せるたびに静止を命じる訓練を繰り返し、最終的にはダウンを命じたら、どんな状態でも無条件に伏せて静止するように訓練し、とても賢い犬だったのですが、なかなか引き取り手が無く、結局家で死ぬまで飼いました。彼女は実家に侵入した空き巣を捕まえたこともありましたが、泥棒にすら本気で噛みつくことはありませんでした。捕まった泥棒は恐ろしい犬に襲われたと、警官に何度も繰り返していたそうですが、もちろん警察からはおとがめなし、名義上の犬のオーナーだった祖父は感謝状までいただきました。

閑話休題
あかねママさんのお話を参考に、以前ドーベルマンに入れた、何かあったら「無条件に伏せる」訓練を試してみようと思います。幸い今訓練をお手伝いしているS.ブルテリアは、挑発してもほとんど乗ってこないくらいおとなしい犬です。ただ僕が訪ねて行くと、うれしくて飛びついてくるので、他の人に飛びつかないように飛びつき防止も訓練中です。

あと、矯正すべきか迷う点がもう一つ出てきました。棍棒のような棒を持って対面すると、姿勢を低くして唇をゆがめ、うなることがあります。これも前の飼い主の時に入れた訓練のような気がします。
同じ相手でも棒を隠せば、すぐしっぽを振ってくんくんやってくるし、そのまま攻撃に結びつくことは無いのですが、これはやはり矯正すべきでしょうか?棒を持って近づく人間にまで無警戒と言うのも逆に問題な気もします。

引き続き、ご意見をいただければ幸いです。
そうですね。
うちの犬はあまりにも無警戒なので、逆の意味で心配なんです。最近は動物虐待する輩もいるので。見掛け以外は番犬としては全く役に立ちません。
ベガぱぱさんの意見には実体験から納得いたします。
史嶋 桂 さん説明ありがとうございます。
自分でも調べてみましたら、アメリカンピットブルテリア、アメリカンスタッフォードシャーテリア、スタッフォードシャーブルテリア、ブルテリア・・・など体系が似たものをすべて含めて一般的にピットブルとよんでているそうです。アメリカだけでかもしれませんが・・・
皆さんのお話とても勉強になります。

>棍棒のような棒を持って対面すると、姿勢を低くして唇をゆがめ、うなることがあります。

日常生活では、傘や杖、バットなど、似たようなものがあるので、唸ったりするのは、危ないと思います。
別の行動に転化するのが得策かと・・
例えば、飼い主の後ろに隠れるとか。
私もあみKENさんの御意見に賛成です。

生得的な攻撃行動をゼロにする事は難しいと思いますので その行動は強化しないで弱化する方向でトレーニングする方が その犬と飼い主さんとの生活において不安がないと思います。
例にだされたドーベルマンの件のように知らない人から見た場合 この犬種も唸らずとも十分に迫力のある犬種ですよねわーい(嬉しい顔)
皆さん、ご意見ありがとうございます。昨晩は訓練の日だったので、家のジャックラッセルテリアの二匹を連れて会いに行ってきました。まず心配していた他の犬との対面ですが、ジャックラッセルテリア二匹が交互の飛びつき、マイロに至っては唇やのどの食いついてぶら下がったりしましたが、S.ブルテリアは平然としていました。マイロをぶら下げたまま、もう一匹と仲良くあそんだりもしました。意外と子供っぽい態度を見せる犬のようです。

棍棒類似の「長い棒状のもの」もいろいろ見せて試してみました。モップ・箒・デッキブラシ・虫取り網などは無反応でした。金属バットもぶら下げている間は無反応でしたが、持ち上げると姿勢を低くして唸ることがありました。どうも太い棍棒状のものを「振り上げる」と警戒するようでした。そこで、里親さんご夫婦に交互にリードを持って頂き、僕が悪役でバットを持って近づく実験をやってみました。結論から言うと、バットを持ち上げて近づいても、里親さんがツーケと命じると、素早く脚側について座り、耳は立てたままでしたが、じっと相手を上目使いに見るだけになりました。一人でつながれているときは、バットを持ち上げると唸るものの、バットをゆっくり振り下ろして肩や頭にさわる程度なら、耳を引き、しっぽを低い位置で振るだけでした。

この件は、もう少し条件を変え、いろいろ対策を試して見ることにします。里親さん曰く「他のことでは、いっさい唸ったりしない明るい子なので、もしかすると昔棍棒のようなもので撲たれたことがあるのかも知れませんね」と言うことでした。僕もそういう経験が、棍棒状にものに対する警戒心を呼び覚ますのかも知れないと感じました。
いろいろ情報をお寄せいただいた皆様、ありがとうございました。

今日里親さんから、お試し飼育中だったS.ブルテリアを区役所で畜犬登録して、正式に飼い犬にしたと連絡をいただきました。今のところ平日だけですが、ドッグランにも連れて行き、まだリード付きながら、他の犬と楽しそうにじゃれて遊べることも確認されたそうです。ご夫婦から救助ボランティアさんに届いた直近の感想ですが、今まで飼ってきた嘱託警察犬のドイツシェパードやドーベルマンに比べると、S.ブルテリアは物静かで無駄ぼえもなく、本当に穏やかなよい子だと言うことでした。一度捨てられた犬でも、適切な再訓練を行い、その訓練を生かせる飼い主さんに出会うことができれば、ちゃんと飼い犬として第二の人生を歩むことができるようです。

僕は、今週から新しく訓練補助を引き受けたシェパード雑種の世話が始まりますが、また機会を見てS.ブルテリアにも会いに行ってみようと思います。

いろいろと教えてくださった皆様、大変助かりました。またよろしくお願い申し上げます。
あみKEN さん、こんばんは、
わざわざありがとうございました。スタフォードシャーブルテリアまたはピットブルテリアは、名前もブルくんと決まり、なんでこんな良い子が捨てられたんでしょう(奥さん談)と言われるくらい、愛情深い、なんでもよく言うことを聞く子になって里親さんの家族になってくれました。一度捨てられたショックから立ち直ってからは、長足の進歩だったと思います。僕自身は今まで警察犬犬種と狼犬以外大型犬はあつかった事がなかったので、どうしても闘犬と言うイメージが頭から離れず、訓練のたびに緊張しきりでしたが、それ以前に訓練難易度No1とも言われるジャックラッセルテリアを自宅で飼った経験が、一番役だったように思います。
こういうことって、たぶん本業だったら続けられなかったと思います。金銭の絡まないボランティアだから、里親さんの喜ぶ顔が見たくて、そして何より捨て犬が新しい家族を見つけられるのがうれしくて続けているのだと思います。また何かございましたら、是非コメントをお寄せください。よろしくお願いいたします。

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