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映画評論(ゲイのみ)コミュの白夜行

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19年前(1973年)に起きた質屋殺し。何人もの容疑者が捜査線上に浮かぶが、決定的な証拠がないまま事件は迷宮入りに。被害者の息子・桐原亮司(高良健吾)と容疑者の娘・西本雪穂(堀北真希)は、その後別々の人生を歩んでいくかに見えた。だが、二人の周囲には不可解な凶悪犯罪が次々と起きる…。
 ドラマ版では亮司と雪穂が会いまくって犯罪に手を染める葛藤を訴えますが、原作は二人の接点は二人を追う笹垣刑事の推測によってしか描かれていません。映画は基本的に原作に忠実です。
 ヤフーレビューでも評価はあまり高くありませんが、それもわかるような気がします。
 原作自身淡々とした語りなので、それを映像化した場合、メリハリがなく途中ダレます。
 しかし、良くみると、かなり映像的には凝った作りをしていて、何回か見ているうちに評価は変わるかもしれません。
 差別と嫉妬に絡んだ貧民街で育ち生まれ、母親が自殺した雪穂がどうして実業家としてのし上がらなければいけなかったのか。そこに亮司がどのように絡んでいくのか。ドラマでは最初から種明かしをしてしますが、映画では二人の余りにも悲惨な境遇を最後に劇的に描き切っています。
 高良健吾のキャスティングを聞いた時、ドラマ版の山田孝之よりも適役と思いましたが、まさにピッタリでした。
 余りにも救いが無い最後。でも、こういう重い映画はたまには見ても良いと思います。
 ダークな作品としての「告白」や「悪人」よりは地味な作りで、もう少しで大作になりそこねた、という感じもしますが、佳作です。

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