映画評論（ゲイのみ）コミュのシン・シティ

犯罪以外は何もない“罪の街＝シン・シティ”。救いなどなかったはずのシティで、その夜、3人の男が絶滅したはずの愛と出会う。屈強な肉体と醜い傷跡のせいで、誰もそばに近づこうとしない前科者マーヴ。過去を捨て、娼婦街の自警者となって夜をさまようドワイト。凶悪な幼女連続殺人犯を追って、引退の夜を迎えたシン・シティ最後の正義、ハーディガン刑事。それぞれにワケありの過去を抱えながらシティの片隅に生きてきた男たちは、自分に愛を与えてくれた女のために、邪悪な悪の権力との命懸けの戦いに身を投じてゆく。

“前代未聞の刺激世界”との触れ込みで、全米No．1ヒットを記録したクライム・アクション超大作。監督はアクション映画職人ロバート・ロドリゲスと、原作アメコミの作者フランク・ミラー。さらにクエンティン・タランティーノも特別監督として参加。まさに鬼才トリオといった面々の下、アメコミのイマジネーションをそのまま映像化したような斬新なビジュアル、超絶のアクション、強烈なキャラクターが、息つく間もなくスクリーンを疾走する。出演者もすごい顔ぶれ。男の美学を貫く3人の主人公にブルース・ウィリス、ミッキー・ローク、クライヴ・オーウェン。ゴージャスな色香を発散するヒロインにジェシカ・アルバ、ロザリオ・ドーソンほか。さらにベニチオ・デル・トロ、デヴォン青木、イライジャ・ウッドといったスターたちがゴキゲンな悪役ぶりを披露。この刺激世界、アクション映画の最新トレンドとなるのはまちがいない。
--------------引用---------------
　あたし、この手の映画嫌いです。だけど、強烈なシーン、見終わった後のなんだか後味の悪いでもなく、なんともインパクトの強い作品です。だって、出演者達がカッコよすぎるので、それを見ているだけでも満足はするのだが。残虐なシーンの連続だけど、それをずっと見ていられるのはモノクロの世界の妙。しかし、時間が長過ぎる。☆2

コメント(5)

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[2] mixiユーザー 10月11日 02:27

フォガード＞そうですね。でも、さすがに声がステキ。身体もステキ。顔はどうでも良かった。はは。

[3] mixiユーザー 10月13日 01:55

アムニバスにしても確かに長めかと。
アメコミ原作なので元を知らないとツライかも･･･。
でも、アクションシーンのキレはさすが。
とりあえずデヴォン青木が印象的でした。
続編も出来るらしいので、
ちょっとだけ楽しみです。

[4] mixiユーザー 10月18日 21:05

この映画、僕の周りではすこぶる評判が悪い。
で、どんなもんかと覚悟して観にいったら、かなり楽しめました。
これ、いわゆる劇画を実写で表現したらどうなるかという
実験映画。その狙いがうまくハマって、一コマ一コマが
本当にかっこういい。（モノクロ映像の中で艶やかに光る
真っ赤な車とか）。
かと言って作り手の自己満足で
終っているわけでもなく、娯楽性もきちんとある。

かなり残酷な描写も多いので苦手な人はいると思うが、
評価に値する作品だと思います

[5] mixiユーザー 10月21日 22:29

スタイリッシュなモノクロ映像で描かれるフィルム・ノワール。
このモノクロは原作の雰囲気を生かすためだろうけど、それ以上にバイオレンス描写を和らげるためでもあったんじゃないかな？
だって、「怒りにまかせて奴の頭を殴りつけたら、いつの間にか拳が地に当たるようになった」って、いったいどれくらい殴れば、頭蓋骨を粉々にすることができるのか（笑）。

これって完全に男の映画ですね。哀愁帯びた中年男たちの姿がなかなかいいですが、一番いいのはクライヴ・オーウェンかな？影のある雰囲気がステキ。
ミッキー・ロークは整形のしすぎと肥満のせいで往年の面影はほとんどなし。今の風貌からは、かつて『ナインハーフ』に出ていたなんて想像もつきませんな。

タランティーノもかなり関わっているようだけど、残念ながら『キル・ビル』より劣るなあと思うのは女性キャラ。
セクシーで色気たっぷりなネエちゃんたちがバイオレンスを繰り広げるんだけど、今ひとつ個性なさすぎ。これじゃあ一山ナンボというかんじ。
デヴォン青木の役は『キル・ビル』の栗山千明に当たるんだろうけど、インパクトに欠ける。
『キル・ビル』はキャラがみんな個性的でおもしろかったんだけどなあ。

この映画はとてもよく出来ているし、おもしろい。でももう一度観ようという気にはなれない。
『キル・ビル』だったら何度でも観たいと思わせるものがあるんだけど。

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