彼らの二人の子供は、メキシコ人の乳母が面倒を見ることになっているのですが、Susanがモロッコで事故にあって、二人の帰国が遅れてしまうため、乳母は予定よりも長く子供の面倒を見るように頼まれます。しかし、彼女は息子がメキシコで結婚式を挙げるので、なんとしてもメキシコに帰りたいと思います。彼女をメキシコから甥(最近売れっ子のGael García Bernal)が迎えにくるのですが、、、、
「バベル」の予告編を見て知ったのは去年の夏の終わりにアメリカでだった。「TIME」雑誌に「バベル」では東京ロケにてろう者の女子校生役のRinko(凛子)が手話で演じると載ってあって、「Rinko? Who is she? I have never known the Japanese actress.」と思った私はそんなに関心を持った。なぜか?私はろう者であるので凛子という女優が手話を完璧に演じられるかどうか見確かめたかったのだからだ。それに「アモーレス・ペロス」「21グラム」のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督はそれぞれのオムニバス・ストーリーが最後でひとつにまとまる上手さに才能があるからだ。数年前にアメリカで「アモーレス・ペロス」や「21グラム」を見て監督の名が知り、好きになった私は新作の「バベル」を見るの期待していた!
そして3ヵ月後で首を長くして待った「バベル」が公開された。しかし拡大公開じゃなくて単館でだった。あとでアメリカ映画ランキングをチェックしてみたら38位だった。「これじゃあ大ヒットにならないようだな」と気になった私。だが、数週間後で話題になっていて、なんと16位まであがった。それで「こりゃあ、ヒットになりそうだ。今のうちにみなくちゃ。」と思い、見に行ってきたのです。劇場内で満員!!席についた私、ワクワク。スクリーンの始まり・・