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川柳月組コミュの8月句会投句一覧

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【ない】

1 心ない一言 心ある無骨 
2 どうにもならないように聴こえてしまう  
3 もう誰も来ない駅からバスが出る  
4 口の端に掛けてしまえば味もなし  
5 からっぽのバケツをのぞく炎天下  
     
6 ないはずの子が現れる死んだあと  
7 小鳥来てここには愛がないという 
8 あと三日出馬要請待ってみる    
9 マスクない暮らしを知らぬ1歳児   
10 塩をふる あらあらいなくなった 虹  
 
11 ドンデンがないわけじゃない通り雨  
12 仕方ない何度も道をまちがえて  
13 なにもないなにもなかったひとり言      
14 コケコッコーワタシ失敗シナイノデ  
15 永遠がないとわかって中二病  

16 救急の行き場所がない傘がない 
17 足りないにピンクの塩をひとつまみ  
18 幸せはないのよ罪を着せるまで   
19 モナリザにもう優しさはありません  
20 乞われればないと言います安い愛   


【写真A/駅構内】

1 あれは父あわれ父なり雲の駅    
2 わたくしの中に住んでるがらんどう  
3 蝉が鳴く蝉はいつものように鳴く       
4 下車をしてそれぞれコロナ避けながら   
5 碁盤の目数えお祭りまでの日々 
    
6 両肩が消えてゆくまで駅がある  
7 馴れっこになって浴衣とクロックス  
8 出かけると道が迷い始めている  
9 恐竜にちょこっと会いにいく電車  
10 この駅は空気の薄い8合目     
 
11 矢印の仰せのままで行き止る  
12 この道を通って帰るつもりです         
13 よんどころなく出かけるか盆の駅     
14 モノトーンな今年の夏が過ぎてゆく    
15 大勢のひとのかたちで暮れる駅   

16 出かけます後ろめたさをつっこんで 
17 まずまずの調子マス目に沿ってゆく  
18 焼売はOK 金魚はガマンだよ     
19 土砂降りの電車動かずロックダウン
20 快速も人の流れも止まらない   


【写真B/ディスプレイ】

1 折り紙をひとつ覚えて聞くチャイム    
2 笛の音がきこえるそんな昼下がり     
3 桃アイス一応王位継承権       
4 子らはもう仕掛け絵本の一頁       
5 あんただれ みんなどこから来たんだい
   
6 誰がために飾り立て映えを狙って     
7 夏に果てあり裏切ってゆく斜線      
8 かざぐるま口寄せ巫女のご神託      
9 コスプレは地味にするのが目立つかも  
10 駄菓子屋の暗がり偏愛のソナタ     

11 ふっと風ふっと私がまわりだす     
12 この店でわたしは息を凝らしてる   
13 如何ともし難くなって風ぐるま    
14 ひとときの気を紛らわす風車  
15 辿りつくここは天国かもしれぬ     

16 裏側からそっと覗いてみたい夢      
17 今日ここで買うお揃いの花ノート     
18 今生のめぐりめぐってエビデンス 
19 風がある父のとなりに母がいる         
20 カラフルな風が運んできたコトバ    
 

 *ご自身の句をご確認ください。
  何かありましたら、メッセージでみかんまで。

コメント(11)

【ない】

<入選>
2 どうにもならないように聴こえてしまう
   今はもうそうですね。
      あきらめてくれるのを待っているような発言が続きます。

3 もう誰も来ない駅からバスが出る
      発車時刻になっても乗客は誰も来ない。
      それでもバスは発車するしかない。
      
<特選>
19 モナリザにもう優しさはありません 
      「モナリザ」は変わらず微笑んでいるのですが、
      それを受け止める人がいなくなってしまった。


【写真A/駅構内】

<入選>
8 出かけると道が迷い始めている
      たまに出かけることがあると、
      どこをどう歩くのかわからなくなるような現在です。

15 大勢のひとのかたちで暮れる駅
      それでもたくさんの人が集まる都心の駅。
      生きていくには仕方がないと叫んでいる。
<特選>
18 焼売はOK 金魚はガマンだよ
      「焼売」と「金魚」の取り合わせがおもしろい。
      「金魚すくい」のガマンはビニール袋の中の一匹。


【写真B/ディスプレイ】

<入選>
1 折り紙をひとつ覚えて聞くチャイム
      「チャイム」の登場が新鮮。
       ひとつ覚えたのだから気持ちよく玄関へ。

16 裏側からそっと覗いてみたい夢
      「夢」に裏側があるなんて
       それは覗いてみたくなります。
       
<特選>
13 如何ともし難くなって風ぐるま
       この状態が「風ぐるま」で解消できるとは思わないが、
       なんにでもすがる気持ちはよくわかります。
「ない」

入選
11 ドンデンがないわけじゃない通り雨 
13 なにもないなにもなかったひとり言 
17 足りないにピンクの塩をひとつまみ 

特選
5 からっぽのバケツをのぞく炎天下 

11//ドンデン返しはいつも急にやってくる。通り雨言い得て妙です。
13//何もない毎日が続く・・でも悪いこともなかったからよしとします。
17//ピンクの塩がアクセントにいいと思いました。

特5//からっぽのバケツは今の私の心と同じです。

「写真Aから一句」

入選
9 恐竜にちょこっと会いにいく電車 
14 モノトーンな今年の夏が過ぎてゆく 
18 焼売はOK 金魚はガマンだよ 

特選
2 わたくしの中に住んでるがらんどう 

9//恐竜という言葉・比喩に惹かれました。
14//まさに今年はすべてがモノトーンに感じます。
18//自分的には焼売よりりんご飴がいいかな。おもしろい発想だと思いました。

特2//駅の写真から、がらんどうの自分につなげたところがよかったです。

「写真Bから一句」

入選
14 ひとときの気を紛らわす風車 
16 裏側からそっと覗いてみたい夢 
19 風がある父のとなりに母がいる 

特選
11 ふっと風ふっと私がまわりだす 

14//楽しみの少ない中で皆を惹き付ける飾りになったのがわかります。
16//何でも裏側からみるのがいいような気がしてきました。
19//この風は天上のはるかな風でしょうか。二人の姿がほほえましい。

特11//ディスプレイに風車があったのかな。私がまわりだすのところが好きです。
「ない」
入選
9 マスクない暮らしを知らぬ1歳児
3 もう誰も来ない駅からバスが出る
5 からっぽのバケツをのぞく炎天下

特選
16 救急の行き場所がない傘がない

9/マスクだらけの顔しか知らない生活はまだ続きます。
3/乗客がひとりもいないバスがそれでも走っています。
5/水が干上がっているバケツが悲しそうです。

16/今の状況がいつまで続くかと思うとやるせないです。

「写真A/駅構内」
入選
9 恐竜にちょこっと会いにいく電車
12 この道を通って帰るつもりです
3 蝉が鳴く蝉はいつものように鳴く

特選
20 快速も人の流れも止まらない

9/恐竜に安心して会いにいければいいな。
12/いつもの道も大丈夫かと心配してしまいます。
3/いつものように鳴く蝉に少し和まされます。

20/本当になかなか止まらず困りました。

「写真B/ディスプレイ」
入選
4 子らはもう仕掛け絵本の一頁
20 カラフルな風が運んできたコトバ
11 ふっと風ふっと私がまわりだす

特選
19 風がある父のとなりに母がいる

4/夢中になって読んでいた仕掛け絵本の中に入り込んだ子どもたち。
20/カラフルな楽しそうなコトバですね。
11/風に誘われて私も心地良くまわりだしました。

19/あたたかい気持ちにさせてくれた風。




「ない」
入選
2 どうにもならないように聴こえてしまう 
13 なにもないなにもなかったひとり言
12 仕方ない何度も道をまちがえて 

この状況下ではさもありなんと共感できる句が多かった。
2 この諦観は通底している

13 言ってもせんないことがふと漏れてしまうこともある

12 まず自分自身に、そして時代や政局にも。



「写真A 駅構内」
入選
8 出かけると道が迷い始めている  
16 出かけます後ろめたさをつっこんで 
特選
6 両肩が消えてゆくまで駅がある 

8 「道が迷い始めている」が、真理を反映して出色

16 不急不要の外出はどこで線引きされるのか あるあるの一句

特選
6 駅は普遍、でも人は違う。映画のワンシーンが目に浮かぶよう。
切ない。



「写真B ディスプレイ」
入選
17 今日ここで買うお揃いの花ノート 
13 如何ともし難くなって風ぐるま 
11 ふっと風ふっと私がまわりだす 
 
入選
11 小さい女の子のおそろい。ペンダントだったり鏡だったり
したのを思い出しした。交換日記もしていたし。

13 風ぐるまのなつかしさ、おだやかさとは相反するような
切羽詰まった上5と中7とのコントラストが面白い

11 何でもないように書かれているが、ヒトにも触媒のような
ものが要る。
【ない】
入選
14 コケコッコーワタシ失敗シナイノデ 
17 足りないにピンクの塩をひとつまみ
18 幸せはないのよ罪を着せるまで
特選
8 あと三日出馬要請待ってみる

コメント
⒕そうかもしれないけど、ちょっと鼻につくわね! 
⒘砂糖でないことがミソ! 
⒙この状態では罪を着せたって幸せなんかない。地獄の業火に焼かれましょう! 
特選8 ない、ない、ない !はて!誰のことでしょう?

 【写真A/駅構内】
入選
3 蝉が鳴く蝉はいつものように鳴く
9 恐竜にちょこっと会いにいく電車 
16 出かけます後ろめたさをつっこんで
特選
20 快速も人の流れも止まらない

コメント
3蝉が羨ましいよう…。人間にとってはこの秋は来てもいつものようにはいかない。 
9ロマンですね!この世知辛い今の世に。 
16よんどころ無い用もありましょう。後ろめたさは善良な証拠です。
特選⒛その中に何人が後ろめたく思っているだろうか。   

 【写真B/ディスプレイ】
入選
5 あんただれ みんなどこから来たんだい
7 夏に果てあり裏切ってゆく斜線 
19 風がある父のとなりに母がいる 
特選
11 ふっと風ふっと私がまわりだす 

コメント
5ほんとうに私もどこからきてどこへ行くんでしょう。
7 「裏切ってゆく斜線」素敵なフレーズ。
19そして、亡夫の隣は空いているのかしら???きらびやかにまわる風車がからからと…。
特選11
ふっと風、ふっと私が…異次元に。ふっとのリフレインが効いている。
恐山へ行ったことはないけれど、ちょっと体験してみたいような。
**コッコさんが。つぶやきコーナーで迷子になってましたので、
こちらへコピーしました。

コッコ さん 選


【ない】     
入選
15 永遠がないとわかって中二病    
子供と大人の狭間で揺れ動くココロ。
腫れ物に触るように接する時間は案外短い。
  
13 なにもないなにもなかったひとり言
ちょっと自虐的になってみる時間。あとは開き直って
アッケラカンと。    
  
特選
3 もう誰も来ない駅からバスが出る
気が付けば乗客は自分ひとりということがある。
がらんとした駅前広場の寂しさ。  


【写真A/駅構内】
入選
1 あれは父あわれ父なり雲の駅 
白黒映画を見ているような一句。切なさが溢れ出す。      
  
特選
14 モノトーンな今年の夏が過ぎてゆく
いい加減飽き飽きしているコロナ禍。
息が詰まりそうな夏が早く過ぎますように。

【写真B/ディスプレイ】
入選
11 ふっと風ふっと私がまわりだす               ふっとのリフレインがいい。閉塞感のある昨今に
爽やかな風を感じました。

7 夏に果てあり裏切ってゆく斜線
裏切ってゆく傾斜のフレーズに心惹かれます。
      
特選 
10 駄菓子屋の暗がり偏愛のソナタ
駄菓子屋と偏愛の取合せが絶妙。小暗さのワクワク感を
想像しました。     
【ない】
入選
3 もう誰も来ない駅からバスが出る  
5 からっぽのバケツをのぞく炎天下  
12 仕方ない何度も道をまちがえて 
特選 
19 モナリザにもう優しさはありません 

入選
3/誰も来ないさみしさと、それでもなお動かさねばならないバスと。
  せつない。
5/炎天下で思わずバケツを覗いてしまう、中に水はないのに。
  あまりの暑さに救いを求めてしまう。
12/これは私のことか? でも仕方ないとはなかなか思えない。

特選19/だってもう長い間ほほ笑み続けていましたもの。

【写真A/駅構内】
入選
6 両肩が消えてゆくまで駅がある
15 大勢のひとのかたちで暮れる駅 

入選
6/駅はいつまでもいつまでも見送っていてくれる。
15/「ひとのかたちで暮れる」すきな表現です。 

 
【写真B/ディスプレイ】
入選
 5 あんただれ みんなどこから来たんだい
 9 コスプレは地味にするのが目立つかも  
 11 ふっと風ふっと私がまわりだす 
特選 
19 風がある父のとなりに母がいる  

入選
5/隣にいるひとが何処の誰だかわからない、賑やかだけど虚しい。
9/地味な方が却って目立ちますとも。
11/「ふつと」のリフレインと風車と いいなあ
特選19/風の中に父その隣に母 哀しくて懐かしい。
【ない】

15 永遠がないとわかって中二病  
17 足りないにピンクの塩をひとつまみ
19 モナリザにもう優しさはありません  

特選
7 小鳥来てここには愛がないという 

15/その中二病から、いまだ抜けられない大人も多々。まあヒトのことは言えないが。
17/ぱらりで激変とな。
19/ではあの微笑の意味するところは?
特選/可愛い声で、そんな残酷なこと言うのかー。「小鳥来る」を季語としてとらえるとまた趣が変わりますね。


【写真A/駅構内】

1 あれは父あわれ父なり雲の駅
17 まずまずの調子マス目に沿ってゆく 
20 快速も人の流れも止まらない  

特選
6 両肩が消えてゆくまで駅がある
   
1/「あれは」「あわれ」のつながりが醸し出すペーソス。からの「雲の駅」が沁みる。
17/まずまずの調子だとマス目に沿って歩ける。不調のときはふらつく。はてマス目とは。と、写真を外してもなかなかに含蓄のある句。
20/「人流」もいわゆるコロナ用語。人流を抑えよ、というけどリモートできない仕事は快速に揺られて通勤するしかない。

特選/駅までの見送り。両肩が改札の奥へ消えるとふっと駅も消えてゆくような。句にそこはかとなく晩夏の空気も感じられた。


【写真B/ディスプレイ】

4 子らはもう仕掛け絵本の一頁 
13 如何ともし難くなって風ぐるま 
16 裏側からそっと覗いてみたい夢

特選
11 ふっと風ふっと私がまわりだす

4/子らの声が絵本の中から聞こえてきた! みんな元気!
13/風ぐるまをまわす風のやさしさに泣ける。
16/みたいみたい。でもみたらきっと夢から醒めてしまう。
特選/「まわりだす」ことが何を意味するのか。どうなっていくのか。味わうほどにぞくりとこわい方へ想像がはたらく。
【ない】
5からっぽのバケツをのぞく炎天下

確かに何にもありませんね。
でも…これでもかこれでもかと
人はのぞきます。

11ドンデンがないわけじゃない通り雨

期待しましょう。
ドンデンと通り雨が素敵です。

12仕方ない何度も道をまちがえて

大丈夫、皆んなまちがえてます
から。

特選
17足りないにピンクの塩をひとつまみ

いいですね。
私もその塩が欲しい。
ピンクがとても素晴らしい!

【写真A 駅構内】
9恐竜にちょこっと会いにいく電車

恐竜って大都会に住んでるのですかね。

11矢印の仰せのままで行き止る

アハハハ…いつものことです。

15大勢のひとのかたちで暮れる駅

残像ですかね。いろんな人の思念が残る
駅です。

特選
6両肩が消えてゆくまで駅がある

映画のラストシーン。
美しい!

【写真B ディスプレイ】
7夏に果てあり裏切ってゆく斜線

斜線に引っ掛かった。
心の奥のほうで良いと言っている。

15辿りつくここは天国かもしれぬ

気のせいです。

16裏側からそっと覗いてみたい夢

裏側が効いてます。しかし…夢の裏側って
なんだろう?

特選
11ふっと風ふっと私がまわりだす

素敵な句だと思いました。
未来がまわり出すまで辛抱辛抱。

【ない】
 17 足りないにピンクの塩をひとつまみ  
07 小鳥来てここには愛がないという 
08 あと三日出馬要請待ってみる    
特選
10 塩をふる あらあらいなくなった 虹  

    17/ピンクの刺激がちょっと足りない。それはアカン。
    07/小鳥には分からん大人の愛があるのよ。
    08/ない、ない。
   特10/ナメクジを思わせておいて「虹」。
      まあ、ナメクジみたいな夢。


【写真A/駅構内】
02 わたくしの中に住んでるがらんどう  
08 出かけると道が迷い始めている  
09 恐竜にちょこっと会いにいく電車  
特選
16 出かけます後ろめたさをつっこんで 

    02/がらんどうが住んでいるとは、上手い。
    08/道が迷うとは、納得。
    09/ちょっと怖いもの見たさ。
   特16/バッグにお土産をさっと入れて。


【写真B/ディスプレイ】
17 今日ここで買うお揃いの花ノート     
11 ふっと風ふっと私がまわりだす     
15 辿りつくここは天国かもしれぬ     
特選
 03 桃アイス一応王位継承権       

    17/えっ今日?ここで?お揃い?花??えっ?
    11/風車に成り代わって書かれている。
    15/いろんな飾りがあり椅子があり。
      この薄暗さもきっと天国だと思う。
      極楽とはこんなところだと思う。
   特03/一応が良いですね。溶けてしまう運命の甘さ。


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