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川柳月組コミュの2月投句一覧

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【保険】

1 人をたわめて生き抜く時の摩擦音  
2 ただいまおかえり 押し入れには保険   
3 掛け捨ての保険かけ忘れたボタン  
4 保険証入れて小さな旅鞄      
5 保険が効いてトンビが高く舞っている  
 
6 初午のまじない水を汲んでおく    
7 じいちゃんの1割負担春の息    
8 保険だと思えば造作ない笑顔     
9 生煮えの僕の命の妥協案       
10 掛け金は賭博みたいな保険金    

11 仏壇の奥で笑っている保険     
12 とりあえず笑っていよう保険だな   
13 特約を付けるか否か蜆汁     
14 複雑な保険とまどう春の風     
15 裏表押しては引いてかけてみる    

16 保険でも付き合ううちに万一が   
17 さあこいと恋のバリアを張っている
18 取り敢えず夕日の見える家を買う   
19 青空がぐらり保険を確かめる     
20 棚の上で埃かぶっている保険     

21 結局は保険に取っておいた人    
22 梅は白ほけんの窓口はピンク    
23 開かない傘がぼんやり立っている  
24 見直せば命の果てが揺れてくる    
25 ワクチンを急かすアフラックのあひる 

26 ところで奥さんこんな保険はいかがです   


【並ぶ】

1 テレワークパパママ並び子が乱入    
2 春になるまでのさみしさ並べては   
3 寂しさを並べてみれば雛人形     
4 双子座が泣いて乳房が二つある    
5 のんのんと並ぶifから始めれば    

6 向かい風浴びてびわ湖と深呼吸    
7 五人から飴ちゃんもらう春の列    
8 並んでる列を壊したお饅頭       
9 六回も並んで本日が終わる      
10 目が眩むメロン居並ぶ千疋屋      

11 しょぼくれた眉を並んで描いている   
12 注意深く並んで息をひそめている    
13 苦手ならぶサイン・コサイン・タンジェント
14 人生のラインダンスの踊りかた   
15 何時だってドンケツでした よ〜いドン 

16 並列にするちょっとずつ灯していく  
17 並列の電池が誓う永久の愛      
18 玄関に子らの歓声靴並ぶ         
19 この列でいいのか並んではみたが    
20 揚げたてに二人で並ぶ春の雪     

21 目的もわからずただ並んでいる     
22 止まり木で金の話が煮詰まりぬ     
23 一列に並んで春を食べている      
24 間隔をあけて並んで日が暮れる     
25 春うらら並んでおはぎ待っている    

26 ドミノの駒がひとーつ横を向いてます   


【写真から一句】

1 ヒレになる まだまだ君を忘れない  
2 退屈な男一匹一夜干し        
3 赤い尾は売り切れ明日は誕生日   
4 残されてしまったのだねあんたたち  
5 いびつでも私のひれだ信じよう    

6 父がいて母がいてふぐ鍋の湯気    
7 泳ぎ切ることを覚えている尾びれ   
8 陽を浴びてきっと本気の酒になる   
9 ヒレ酒でやっと昇天した真河豚    
10 ふぐヒレも三密さける天日干し     

11 これみんな忘れていった尻尾です    
12 わからない人から届く波の音     
13 店頭で討ち死にしてる春である    
14 風遊ぶひれ芳ばしくつぎ酒する      
15 こんなになってしまいましたと語りだす  

16 ヒレ酒に湯豆腐ステイホームの夜     
17 外出自粛とは尾を買いに行けぬこと   
18 ヒレ炙る生まれる前の流行り歌    
19 ヒレ干してペアを探して裏返す       
20 いつか来るつもる話になる友よ     

21 鮨店の前で確かめている財布      
22 晴れた日は鰭も残らず干している    
23 新しい背びれで新しい日々へ      
24 お日様と風を味方につけました     
25 春寒の親方に出すお座布団       

26 ヒレ酒の旨さ覚えていっちょまえ   

※ご自身の句をご確認ください。
何かありましたらメッセージでみかんまで。

コメント(13)

《保険》
入選
11 仏壇の奥で笑っている保険    
21 結局は保険に取っておいた人    
25 ワクチンを急かすアフラックのあひる 
特選
22 梅は白ほけんの窓口はピンク 

入選
11 オーソドックスに保険と向き合った句 私も仏壇の
隠し抽出に入れてます。
21 この保険はいわば代打(ふたまた)とも言いますか...
普通の保険の並ぶ中で「人」が効いた。
25 このご時世ですね。でもやっぱり怪しいワクチン
特選
22 即物的な題でどうアプローチしていくか。ここが面白さ。
本当に保険の窓口はピンクだったか、緑の気もするとか考えて
いたが、この句、保険でなくて「ほけん」でした。なので掛け金云々
のアレでなく、こころの拠り所のようなものかと。本質のピンク。


《並ぶ》
入選
7 五人から飴ちゃんもらう春の列  
24 間隔をあけて並んで日が暮れる 
特選   
23 一列に並んで春を食べている     

入選
7 先日、MIXIのおもしろがりんなつかしがりんを読み返してて
「大阪のおばちゃん」トピで飴ちゃんのことが書かれていた。紺さんもいた。
ポッと明るさの灯る句。
24 わかる。言わないけれど心中は複雑に
特選
23 なんでもなく書かれている。シンプルだけど、しなやかに強いなぁ。


《写真から一句》
入選 
18 ヒレ炙る生まれる前の流行り歌    
25 春寒の親方に出すお座布団  
特選
12 わからない人から届く波の音 

入選
18 気分良く♪
25 干したひれから親方までの飛躍 噺家かお相撲さんか
特選
12 読む度に「わからない人」に感じた詩情が膨らんだり痩せたりした。
こんなに人に作用する句は採らねばならない、と。
【保険】

入選
9 生煮えの僕の命の妥協案       
19 青空がぐらり保険を確かめる     
24 見直せば命の果てが揺れてくる 
特選   
2 ただいまおかえり 押し入れには保険   

コメント
9/ 確かに保険の定義。命の妥協案…ちょっと悲しいですね。
19/ 忘れたころにやって来た先ごろの東北地方の地震。思わず保険を確かめますね。
24/ 見直し保険、得なのか損なのか、命の果てが揺れてくる、はてさてどれくらい生きるのか。
特選2/ 現実的で、今を上手に生きている。

【並ぶ】

入選
3 寂しさを並べてみれば雛人形     
14 人生のラインダンスの踊りかた   
23 一列に並んで春を食べている
特選      
26 ドミノの駒がひとーつ横を向いてます 

コメント
3/雛人形に凝縮される寂しさは何だろう。と思いながらじわーっと胸を衝かれる。
14/ 教えてください。もう手遅れだけど!
23/ どんな春だろう?まして、コロナの収束も混とんとしている中で。でもでも逞しい!
特選26/ うまくいかないのが世の常。いかに上手に並べたつもりでも。「ひとーつ」は中七のためか、それともお道化ているのか?
  


【写真から一句】

入選
5 いびつでも私のひれだ信じよう    
8 陽を浴びてきっと本気の酒になる   
15 こんなになってしまいましたと語りだす  
特選     
20 いつか来るつもる話になる友よ  

コメント
5/ そうそう。自分を信じなくてどうする!
8/ 美味しい酒になりましょう。
15/ 長い話をヒレ酒を肴に。
特選20/ 来てほしいですね!
私の場合はつもる話をもって、あちらへ行かなくてはなりません。そんな解釈も…。   


【保険】
9 生煮えの僕の命の妥協案       
   命の妥協案に参りました。
12 とりあえず笑っていよう保険だな   
   ここは、大人の対応で。
21 結局は保険に取っておいた人    
   それが身の丈かも。
特選
2 ただいまおかえり 押し入れには保険   
   保険って、そんなものですね。 すごい!

【並ぶ】
7 五人から飴ちゃんもらう春の列    
   春らしい。のんびり。
23 一列に並んで春を食べている      
   そんな日が早く来ますように。
9 六回も並んで本日が終わる      
   タマゴの特売?
特選
14 人生のラインダンスの踊りかた   
   庶民バンザイ。

【写真から一句】
18 ヒレ炙る生まれる前の流行り歌    
   酒好きの舅の十八番は、「叱られて」
7 泳ぎ切ることを覚えている尾びれ   
   経験は、大事。
11 これみんな忘れていった尻尾です    
   忘れていきたかった尻尾なんですね。
特選
15 こんなになってしまいましたと語りだす  
   どんな顔をして聞きましょうか。
【保険】     
5 保険が効いてトンビが高く舞っている 

その気持ちわかります。
そうそうトンビが高く舞って
ました。 

13 特約を付けるか否か蜆汁 

特約と蜆汁が印象的。
 
19 青空がぐらり保険を確かめる     

リアルによくある話です。

特選 23 開かない傘がぼんやり立っている  

不思議な句ですが保険そのもの。

【並ぶ】    
4 双子座が泣いて乳房が二つある    

よくわからんが目立つ。
      
19 この列でいいのか並んではみたが  

こんなのしょっちゅうです。
人間、いや私は愚か。

26 ドミノの駒がひとーつ横を向いてます 

どこにでもこういう奴おります。
昔わたしも…懐かしい。 
 
特選
23 一列に並んで春を食べている 

映像がみえました。
ウイルスが春を食べているのか
春を恋する人間か。 

【写真から一句】
5 いびつでも私のひれだ信じよう    

なさけないけど、もう一度己れを
信じてみるかと思ったのですね。

6 父がいて母がいてふぐ鍋の湯気    

昔々の遠い幸せを思い出した。
心がきゅんと。
  
18 ヒレ炙る生まれる前の流行り歌     

詩情ゆたか。

特選
24 お日様と風を味方につけました     

…ですよね。捉えかたが新鮮!
「保険」

入選
24 見直せば命の果てが揺れてくる 
13 特約を付けるか否か蜆汁
19 青空がぐらり保険を確かめる     

特選 
23 開かない傘がぼんやり立っている  

24/保険を見直すとすると命の果てが揺れてしまう、哀しいですね。
13/付けておいたほうがよいか迷うことがあります。蜆汁が効いています。
19/地震保険のことでしょうか。私も確かめないと。

23/使わない状態の傘がとにかくあるという安心のことでしょうか。

「並ぶ」

入選 
23 一列に並んで春を食べている 
2 春になるまでのさみしさ並べては 
9 六回も並んで本日が終わる 

特選
14 人生のラインダンスの踊りかた   

23/今の状況がよく表れています。
2/さまざまな形、大きさのさみしさが並びました。
9/とにかく有意義な本日でした。

14/どのように踊るか考えないといけませんね。
ユーモアがありながら考えさせられる句でした。

「写真から一句」

入選
23 新しい背びれで新しい日々へ 
24 お日様と風を味方につけました
20 いつか来るつもる話になる友よ

特選
12 わからない人から届く波の音

23/古い背びれはもう捨てて、新しい日々へ進みたいです。
24/最強の味方ですね。
20/友とつもる話をする日が必ず来ると期待して待ちたいです。

12/不思議な感じがする句です。届いた波の音はいつまでも消えそうにありません。                     
【保険】
入選
2 ただいまおかえり 押し入れには保険 
5 保険が効いてトンビが高く舞っている
11 仏壇の奥で笑っている保険  
特選
 23 開かない傘がぼんやり立っている 
  
2/日常、当たり前のように掛けている保険
こんなもんですね保険って。
5/安心感で身軽になっているのだろうか。
11/仏壇の奥がいい。してやったりかな?
特選句23/保険の本質を突いているようでおもしろい。


【並ぶ】
入選
6 向かい風浴びてびわ湖と深呼吸    
11 しょぼくれた眉を並んで描いている
19 この列でいいのか並んではみたが 

 6/琵琶湖湖岸でならんでコロナ禍の閉塞感から
逃れるための深呼吸している様子がみえる。
11/「しょぼくれた眉」 加齢ととも不本意ながらそうなるんです。
19/皆並んでいるからと並んだものの、不安感。


【写真から一句】
入選
11 これみんな忘れていった尻尾です
15 こんなになってしまいましたと語りだす 
特選
7 泳ぎ切ることを覚えている尾びれ 

  11/忘れたい尻尾を置いて帰る人だらけです。
  15/「語りだす」に共感。こうなった事を
    聞いてもらいたい。
特選7/何といっても尾びれは重要な役割を果たしているのです。
【保険】

<入選>
23 開かない傘がぼんやり立っている
      「保険」から「開かない傘」を
       想像する力を思う。
       そんな「保険」確かにありそう。

11 仏壇の奥で笑っている保険
       亡くなられた人が
       関わっていた保険だろうか。
      「笑っている」がこわい。

<特選>
22 梅は白ほけんの窓口はピンク
      「白」と「ピンク」の取り合わせが絶妙。
       ここでは「梅」も生きている。
       よくわかります。

【並ぶ】

<入選>
9 六回も並んで本日が終わる
       レジで並ぶのも1回だろう。
       しかし、並ばなければ一日が終わらない。
       それは現在を生きること。

26 ドミノの駒がひとーつ横を向いてます
       横を向いているひとつで確実に
       ドミノは終わる。
       いろいろなことを想像してしまう。

<特選>
11 しょぼくれた眉を並んで描いている
       鏡の前に並んでいる情景が目の前に浮かぶことが
       なによりだが、「しょぼくれた」がおもしろく
       今が生きている。
      
【写真】

<入選>
6 父がいて母がいてふぐ鍋の湯気
       なんでもないところを書かれているが、
      「湯気」がいい。
       それも「父」と「母」が生きる「ふぐ鍋」
 
8 陽を浴びてきっと本気の酒になる
       「ひれ酒」を味わったことがないので
        よくわからないが、
       「本気の酒」に伝わってくるものがある。

<特選>
24 お日様と風を味方につけました
        これほど強い味方はないと思う。
        このように書きながら
        少しでも明るくありたい。

【保険】
入選
5 保険が効いてトンビが高く舞っている
保険の効用とトンビの高さの取合せが面白い。  
 
6 初午のまじない水を汲んでおく
おまじないの積りで入っている保険。
初午の水とよく似ている。
        
23 開かない傘がぼんやり立っている 
開かないうちが花。ぼんやりのうちが花。 

特選  
8 保険だと思えば造作ない笑顔 
女がふりまく笑顔は保険。
あざとさの表現に苦笑いした。


【並ぶ】
入選
6 向かい風浴びてびわ湖と深呼吸    
ゆったりとした句柄に惹かれる。
日本一の湖で深呼吸がしてみたい。    

14 人生のラインダンスの踊りかた 
上手過ぎても、下手過ぎても目立っちゃう。
人生の踊り方は難しいでしょう。  
    
20 揚げたてに二人で並ぶ春の雪 
ほっこり感がいいですね。
二人の肩に春の雪がふわり。
         
特選
22 止まり木で金の話が煮詰まりぬ
カウンターの隅っこの小暗さと
ひそひそ声が聞こえそうなリアルさ。     
  


【写真から一句】     
入選
13 店頭で討ち死にしてる春である
このバラバラ感がまさに討ち死に。       
    
7 泳ぎ切ることを覚えている尾びれ
死んでも魚、死んでも魚と言っているようです。   

特選   
12 わからない人から届く波の音 
分からない人のフレーズが想像力をかきたてます。
波の音の着地が好きです。
     
    
       
【保険】

6 初午のまじない水を汲んでおく 
11 仏壇の奥で笑っている保険   
19 青空がぐらり保険を確かめる 

特選
23 開かない傘がぼんやり立っている  

6/句はシンプルながら、題と併せると味わいが変化するおもしろさ。
11/誰が誰にかけていた保険なのか。想像次第でホームドラマにもサスペンスにもなり。
19/青空をもってきたところが眼目。
特選/題からこうきたか、とうならせる発想。とぼけていながら、ポイントをついたユーモア。


【並ぶ】

4 双子座が泣いて乳房が二つある
9 六回も並んで本日が終わる   
14 人生のラインダンスの踊りかた  
22 止まり木で金の話が煮詰まりぬ 

4/想像されるピカソ的な絵が鮮烈。
9/ふーっ、と共感。背景に世相も伺える。
14/横並びの晴れ舞台。踊り方、難しいなあ。
22/二人の関係性が気になる。煮詰まったところでもう1杯。


【写真から一句】

3 赤い尾は売り切れ明日は誕生日
11 これみんな忘れていった尻尾です    
12 わからない人から届く波の音     

特選
7 泳ぎ切ることを覚えている尾びれ   

3/残った尾とワインとケーキで明日は祝おう。
11/これぜんぶ、一人が忘れていった尾かも。
ウチに来るたびに尾を忘れていく厄介な人。でも別れられない。
12/でもこの波の音にいやされる。
特選/一句として掴まれた。「泳ぎ切る」の切るが効いている。成功体験は大切。
「保険」

1 人をたわめて生き抜く時の摩擦音   
8 保険だと思えば造作ない笑顔     
14 複雑な保険とまどう春の風     
特選
18 取り敢えず夕日の見える家を買う  

1//生きるでなく生き抜くというのが摩擦音とぴったりくる。
8//笑顔がいいね、健康の秘訣です。
14//とまどっている風はわたしそのもの。
特18//思い切ってこれくらいかけてみたい、私も。

「並ぶ」

5 のんのんと並ぶifから始めれば   
19 この列でいいのか並んではみたが  
25 春うらら並んでおはぎ待っている  
特選
23 一列に並んで春を食べている
  
5//non,nonかな、否定からでなく仮定から始める。
19//既視感がすごい、こんなことばかり起こる。
25//思わず食べたくなるようなおはぎが浮かぶ。
特23//春を食べるという表現が好き。しかもウィズコロナでちゃんと並んでる。

「写真から一句」

11 これみんな忘れていった尻尾です  
19 ヒレ干してペアを探して裏返す   
23 新しい背びれで新しい日々へ   
特選
1 ヒレになる まだまだ君を忘れない  

11//ひれをしっぽというおかしさ。
19//ひれでトランプ絶対にできる、おもしろい。
23//新しいが2度、破調の句が好き。
特1//切られても干されても求める切なさに共感。 
【保険】

5 保険が効いてトンビが高く舞っている  
18 取り敢えず夕日の見える家を買う   
3 掛け捨ての保険かけ忘れたボタン  
特選
23 開かない傘がぼんやり立っている  

5/保険からトンビのいる空へ。明るい絵がみえました。
18/夕日が見えることが気持ちの保険なのでしょう。
3/語感がいいです。そして両者の関係性も。
23/なるほど、まさしく保険です。


【並ぶ】

24 間隔をあけて並んで日が暮れる     
3 寂しさを並べてみれば雛人形     
23 一列に並んで春を食べている      

24/そんな日々の繰り返しがもう一年も続いています。
3/華やかさと静かさ。雛人形に寂しさを見るまなざしに納得。
23/鳥かな、子供たちかな。春の光と風を食べているイメージ。


【写真句】
24 お日様と風を味方につけました     
20 いつか来るつもる話になる友よ     
特選
15 こんなになってしまいましたと語りだす  

24/魔法のような仕事ぶりです。
20/「いつか」が「やがて」になりますように。
15/人に歴史あり。モノにもですね。




【保険】

26 ところで奥さんこんな保険はいかがです   
5 保険が効いてトンビが高く舞っている  
3 掛け捨ての保険かけ忘れたボタン  
特選
13 特約を付けるか否か蜆汁     

   26・まあ楽しいから良いか。
   05・高く飛ぶには保険。
   03・このボタンには掛けてなかった保険。
  特13・蜆は食べ難い。食べ難くてイラっとして
     どうでも良くなる。


【並ぶ】

6 向かい風浴びてびわ湖と深呼吸    
11 しょぼくれた眉を並んで描いている   
23 一列に並んで春を食べている      
特選
25 春うらら並んでおはぎ待っている    

   06・びわ湖に気合をもらって頑張るのだ。
   11・並べてではないので、母娘でか姉妹でか。
     遺伝性のしょぼくれか?
   23・虫たちも私たちも待ちわびた春の草を。
  特25・春は牡丹餅かと思いつつ、
     必ずいただけるものと思わせる雰囲気が春らしい。


【写真から一句】

1 ヒレになる まだまだ君を忘れない  
7 泳ぎ切ることを覚えている尾びれ   
15 こんなになってしまいましたと語りだす  
特選
12 わからない人から届く波の音     

   01・バカなことだと知ってはいても・・。
   07・するだけのことはしておこうと思って、
   15・手紙など書いてみました。
  特12・えっ、誰なのこの手紙。


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