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川柳月組コミュの1月投句一覧(日記、当季雑詠、写真から一句)

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「日記」

1酸素のうすい余白だらけの日記帳  
2象に水かけられ日記書き忘れ 
3三日目で坊主の帰る旅日記
4ふかし芋世界に筒抜けの日記   
5それはもう日記に書けと叱られる  

6私ではあるが私でないような       
7未来日記そしてあなたを好きになる   
8生きのびる積り十年日記買う  
9令和2年 ページページに血が滲む  
10慟哭も悲鳴もスルーする日記      

11玄冬やリンゴ日記の字のかすれ
12刻まれし命日それぞれ日記かな 
13イニシャルで書いた日記の名もおぼろ  
14わたくしと共に歩いてゆく日記   
15ありんこと仲良き頃の蟻日記   

16家計簿のすき間に書き溜めた日記  
17日記読むさくらはらはら散っている     
18何回も自爆再生する日記   
19日記には書けぬ出来事胸に書く     
20父さんの日記ようやく読んでいる  


「  当季雑詠 」

1ていねいに白く包んだお正月       
2犬の鼻撫でてバチッと静電気  
3わたくしのうすいところに初日の出 
4大雪の年明けの医療崩壊    
5アレクサと睦言交わす三が日   

6うっかりと冬が凍えてしまっている  
7初日の出慌てて抱負を探してる
8元旦の無聊をかこつロゼワイン     
9ゆず釜にあらたまの夢詰めている  
10妹に論陣張られたる炬燵   

11確かめもしないで冬を渡りだす   
12花びら餅ごぼうが睨む去年今年  
13梅ひらくうれしいこともあっていい     
14いい人になって並んで初詣       
15雪の名について語ろうドライジン   

16七草にみっつ不足の遊歩道  
17初夢のいまだに試験で滑り落ち
18本年もよろしくと鳴く雪うさぎ
19初春やどんな春でも抱きしめる  
20島からの賀状の猫の大あくび   


「写真から1句 」

1赤い灯青い灯走り続けたコロナ前  
2混沌が目覚めて声をあげている   
3ご一緒に「あっち向いてホイ」春ですネ  
4仮の世の朝から走る救急車   
5ぎょうさんの心を持って歩きたい     

6せめぎ合う良心跋扈する邪心     
7ちゃんとした指示いただけば動きます  
8辻々の潜むウィルス明るみに    
9センターバック不在のままに都市崩壊    
10わたくしのよごれちまった大都会  

11バーチャルに取り残された息遣い  
12工事中 夢は無限を駆け抜ける   
13老人のいない街には夢がない  
14現実が風に飛ばされないように   
15仮装から仮想を許す仮の街      

16靴下の方からやってくる笑い        
17たいていの関節系に効くサプリ    
18混沌の溢れかえったおもちゃ箱   
19換気よし路上ライブでしのごうぜ  
20河口までしばらくノイズ続くだろ  

*ご自身の句をご確認ください。なにかありましたら
メッセージで抹茶まで。  


コメント(10)

【日記】

<入選>
9 令和2年 ページページに血が滲む
     「血が滲む」
      ほんとうにその通りですね。
      誰もが納得してしまいます。

11 玄冬やリンゴ日記の字のかすれ
      大きな実がなるまでの日記なんでしょうか。
     「字のかすれ」から
      その苦労が伝わります。

<特選>
20 父さんの日記ようやく読んでいる
     「ようやく」がよくわかります。
      時間が忘れさせてくれるのですね。
      そのありがたさを思います。
    
【雑詠】

<入選>
14 いい人になって並んで初詣
      今年の初詣の列にころころの柴犬が
      並んでいて、その姿にみんな和んで
いました。

18 本年もよろしくと鳴く雪うさぎ
     「鳴く」がいいです。
      うさぎの声を調べてみましたが、
     「雪うさぎ」のイメージではなかったです。

<特選>
19 初春やどんな春でも抱きしめる
     「どんな」が迫ってきます。
     「春」だけで、もうそれだけでいいと
      思う気持ちが素直に伝わります。


【写真】

<入選>
7 ちゃんとした指示いただけば動きます
      してはならないことがわかっていても
      そうしない人もいますので
      ありがたいことです。

10 わたくしのよごれちまった大都会
      智恵子抄と中也を思いました。
      なんとかしたい思う気持ちだけは
      持っていたいものです。

<特選>
14 現実が風に飛ばされないように
      そうなんです。「現実」です。
      なにより大切なのは「現実」。
      今を大切にです。
「日記」

入選
1酸素のうすい余白だらけの日記帳 
8生きのびる積り十年日記買う      
16家計簿のすき間に書き溜めた日記

コメント
1・それはもう今の私の日記帳も。
8・私は十年日記にどのくらいの余白を残すかしらと思う昨今。
 でも一度買ってみたい気もする。
16・現実的で長続きするでしょう。  

「  当季雑詠 」

入選
10妹に論陣張られたる炬燵   
19初春やどんな春でも抱きしめる  

特選
13梅ひらくうれしいこともあっていい 

コメント
10・ステイホームだものね!
19・いいね!私もそうしたい。来年があるかどうかわからないもの。
特選13・そうそう、自然は忖度しないから。コロナは居座っても梅は開く。    

「写真から1句 」
入選
5ぎょうさんの心を持って歩きたい     
7ちゃんとした指示いただけば動きます  
20河口までしばらくノイズ続くだろ

特選  
11バーチャルに取り残された息遣い 

コメント
5・そんな気分になりますね。ぎょうさんがいい。
7・まったく同感。
20・しばらくってどのくらい?河口があるのか心配。等々落ち着かない様子がおかしい。
特選11・そうか!そういう見方もあったのね。 
【日記】

5それはもう日記に書けと叱られる  
16家計簿のすき間に書き溜めた日記    

特選
2象に水かけられ日記書き忘れ 

5/師の声で聞こえてきた。
16/日記兼用の家計簿。当時のやりくりぶりが懐かしくいとおしい。

特選/「象に水かけられ」という発想にまずびっくり。それを日記につけるのではなく、そのことで日記を書き忘れた、という展開にまたびっくり。


【当季雑詠】

3わたくしのうすいところに初日の出 
6うっかりと冬が凍えてしまっている
13梅ひらくうれしいこともあっていい

特選 
5アレクサと睦言交わす三が日  

3/ぱりんと薄氷をやぶって、清々しき光。
6/困りましたね。誰かにあたためてもらわないと。
13/うれしいことも、の「も」が響いた。
特選/アレクサと話す句はちょくちょく見かけるけれど、睦言とは新鮮。三が日との取り合わせもキマっている。


【写真から1句】

3ご一緒に「あっち向いてホイ」春ですネ 
14現実が風に飛ばされないように 
20河口までしばらくノイズ続くだろ 

特選
16靴下の方からやってくる笑い

3/今はみんな一緒に春を信じ、春へ向くしかない。
14/当節が重なる。お題を超えて迫りくる句。
20/では河口に出てしまったら? その先もなんだか不安。
特選/シュールにして、そこはかとないユーモアをはらんでいる。笑いたくなったら靴下を見つめてみよう。
「日記」
〈入選〉
2象に水かけられ日記書き忘れ 
7未来日記そしてあなたを好きになる 
11玄冬やリンゴ日記の字のかすれ
〈特選〉
17日記読むさくらはらはら散っている 
     
     2/突然の事態に、書き忘れてしまった日記
       そうこうしているうちに3日坊主になりそうな。
     7/未来日記に夢がある、少し甘い。
     11/とても美しい景がみえて奇麗
特選句 17/昔を思い出しながら日記を読んでいる
       さくらがはらはら散ってロマン。
       
「  当季雑詠 」
〈入選〉
1ていねいに白く包んだお正月 
17初夢のいまだに試験で滑り落ち 
〈特選)
11確かめもしないで冬を渡りだす
     1/毎年の事ながらお正月はこんな感じです。
     17/時間がないのに答案が白紙であったり、
       試験に落ちていたり今も夢に見ます。共感・共感。
特選句 11/この句のこのフレーズ特に「冬を渡りだす」が好きです。

「写真から1句」
〈入選〉
11バーチャルに取り残された息遣い  
4仮の世の朝から走る救急車   
18混沌の溢れかえったおもちゃ箱  
      11/取り残されているのは息遣い・・面白い
      4/このご時世救急車の音がよく聞こえるましてや仮の世なれば。
      18/全くおもちゃ箱状態の写真です。 
【日記】
入選
18何回も自爆再生する日記

こういった激しい句が好き。
自爆が妙に引っ掛かる。

4ふかし芋世界に筒抜けの日記

なんだかわからんが心に残る。

15ありんこと仲良き頃の蟻日記

子育てかなあ…

特選
6私ではあるが私でないような

主観と客観が入り混じってしまう
日記。人間そのもの。

【当季雑詠】
入選
14いい人になって並んで初詣

日本人はいいよね。
毎年1日だけ良い人になれる。

11確かめもしないで冬を渡りだす

恋するとこんなになっちまう。

13梅ひらくうれしいこともあっていい

まったくそのとおり。
「も」がいいよね。

特選
6うっかりと冬が凍えてしまっている

うっかりが効いている。
辛い冬が乗り越えられるかも。
余裕を感じた。

【写真から】
入選
20河口までしばらくノイズ続くだろ

わたしもそう思う。
ノイズと言う表現がたまらない。

16靴下の方からやってくる笑い

都会に暮らすやるせなさが表現
されている。

5ぎょうさんの心を持って歩きたい

前向きの姿勢に乾杯!

特選
3ご一緒に「あっち向いてホイ」春ですネ

みんなで信じよう暖かい春がくるのを。
こんな冬はもうまっぴらだ。


「日記」

入選

16家計簿のすき間に書き溜めた日記
9令和2年 ページページに血が滲む
5それはもう日記に書けと叱られる  

特選
17日記読むさくらはらはら散っている     

16/家計簿を見直すと、ときどきのことが書いてあります。
9/令和2年の日記は特別なものでしたね。
5/誰に叱られるのか想像します。シチュエーションが面白いです。

17/その時の出来事や心情が繊細に思い出されます。

「当季雑詠」

入選

12花びら餅ごぼうが睨む去年今年
20島からの賀状の猫の大あくび 
19初春やどんな春でも抱きしめる  

特選 
13梅ひらくうれしいこともあっていい     

12/ごぼうが緊張感をもって睨みをきかせています。
20/ほのぼのとした賀状にほっこりさせられます。
19/今の状況では、もはやどんな春でもうれしいです。

13/毎日の報道がため息の出るような辛いものが多い中、
うれしいことは大事なものとなりました。 

「写真から1句」

入選

20河口までしばらくノイズ続くだろ 
16靴下の方からやってくる笑い 
5ぎょうさんの心を持って歩きたい     

特選
13老人のいない街には夢がない  

20/ノイズは当分止みそうにありません。
16/不思議な句です。どんな笑いなのか考えています。
5/「ぎょうさん」がいいですね。

13/老人が楽しく住める街こそ夢があります。
「日 記」
入選
20父さんの日記ようやく読んでいる 
  長い間封印していた父親の日記。
  やっと読む決心がついた作者の
  心の内が伝わる。

10慟哭も悲鳴もスルーする日記
  事実を書き出せば溢れてしまいそうだから、
  どうでもいいことを書き散らす日記。
            
6私ではあるが私でないような
  そんな感覚、すごく分ります。
  案外、しらっとした自分が見えていたりして。  

特選
18何回も自爆再生する日記 
日記の特性を言い当てて妙です。
自爆の後の再生がいいですね。       
 

「当季雑詠」
入選
13梅ひらくうれしいこともあっていい
  暗いニュースばかりの昨今。
  梅一輪に心を浮き立たせて進まねば。
   
5アレクサと睦言交わす三が日
  睦言とは色っぽい。こっそり盗み聞き
  したい心境です。
       
10妹に論陣張られたる炬燵
  「張られたる」の大仰な物言いが可笑しくて
  にやっとし、その後の「炬燵」で、コテッ
っとコケました。
   
特選
11確かめもしないで冬を渡りだす
この句を読んで、自分の心の中のもやもやが
分った気がしました。無計画は駄目ですね。
     
    
「写真から1句」
入選           
17たいていの関節系に効くサプリ
たいていに効くから、たいていに効かない?
とチャリを入れて楽しみました。

5ぎょうさんの心を持って歩きたい
  大きくてのんびりしていて、こちらの気持ちも
  潤びりました。見習います。

7ちゃんとした指示いただけば動きます
  真面目なのか不真面目なのか見分けが付かない
  人物像が見えて面白い。こんなこと言われたら
  昔人間は戸惑います。
       
特選
16靴下の方からやってくる笑い 
  不思議な句ですが、この感覚が好きです。
  何度も読み返しているうちに、ストンと
  心に落ちました。     
  

「日記」

4ふかし芋世界に筒抜けの日記   
6私ではあるが私でないような       
13イニシャルで書いた日記の名もおぼろ  
特選
1酸素のうすい余白だらけの日記帳  

    04//ほかほかの日記を読んでいる他人。
    06//昔の日記の主人公は私のような私。
    13//読まれたら困るような名前だったのに忘れた。
   特01//読み返すと息がつまる何も書かれていない日記。


「  当季雑詠 」

3わたくしのうすいところに初日の出 
6うっかりと冬が凍えてしまっている  
11確かめもしないで冬を渡りだす   
特選
13梅ひらくうれしいこともあっていい     

    03//あやふやなところに新鮮な光。ますます薄くなる影。
    06//寒さのなかにあってこその例えば花が、凍えている。
    11//奔放といえば奔放、危険を顧みることなく。
   特13//静かに梅の香りがする日がある。


「写真から1句 」

16靴下の方からやってくる笑い        
17たいていの関節系に効くサプリ    
20河口までしばらくノイズ続くだろ  
特選
7ちゃんとした指示いただけば動きます  

    16//顔の表情や口先よりも足からの面白さが本物。
    17//効かない関節があるのだ。
    20//河口に至ればもう何も言わせない。
   特07/コロナに対し私はどうすれば良いのか、
     教えてくれない国が悪い、などという人がいるのに驚く。
     国に束縛されてどうする。


「日記」
ありがとうございます。

入選
5それはもう日記に書けと叱られる  
8生きのびる積り十年日記買う   
13イニシャルで書いた日記の名もおぼろ  
特選
7未来日記そしてあなたを好きになる   
選評
5こういう叱り方はいいですね。今度試そう。
8前向きな気持ちのすがすがしさ、でも三日坊主の予感も。
13秘密にしたいことって自分にも秘密になってしまうんですね。
7この前向きな明るい未来感覚は素晴らしい。

「 当季雑詠」
入選
2犬の鼻撫でてバチッと静電気  
10妹に論陣張られたる炬燵   
16七草にみっつ不足の遊歩道  
特選
14いい人になって並んで初詣       
選評
2実体験での発見が面白い。
10情景と表情が目に浮かぶ、これも団欒。
16七草をしっかりと覚えているところと普段の観察が素晴らしい。
14出会いと時を実感した、今年も素敵な年になってほしい。

「写真から1句」
入選
2混沌が目覚めて声をあげている  
4仮の世の朝から走る救急車   
7ちゃんとした指示いただけば動きます  
特選
1赤い灯青い灯走り続けたコロナ前  
選評
2写真の抽象的な様相が伝わります。
4なんか現実離れした、でも恐ろしい感じ。
7これらを動かすのは難しそう。
1街に実感とリアルさがなくなったことが迫ります。

日記
入選
5それはもう日記に書けと叱られる  
6私ではあるが私でないような 
20父さんの日記ようやく読んでいる  

5 新子先生の句評を思い出す
6 日記の本質をついている。やはり創作に。
20ようやくが効いた


当季雑詠
入選
11確かめもしないで冬を渡りだす 
16七草にみっつ不足の遊歩道  
19初春やどんな春でも抱きしめる
特選 
14いい人になって並んで初詣 

11 この気分に共感
16 七草採集ののどかさ
19 まさに。一年を過ごせたことに感謝
特選
14 やはり新年はリセットされて。
  並んでにも安らかさが見えた

写真から一句
入選
4仮の世の朝から走る救急車   
5ぎょうさんの心を持って歩きたい     
6せめぎ合う良心跋扈する邪心 
特選
14現実が風に飛ばされないように 

4 ザワザワ感と写真がマッチ
5 多種多様で多面的、モザイクに卵割
6 良心・邪心の呼応 写真とせめぎ合う、跋扈の
 言葉が良く合うと思った
特選
14 ものすごく早いスピードの中をこれから進む予感

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