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川柳月組コミュの11月投句一覧 (これから、写真から1句、雑詠)

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【これから】

1これからがまっすぐ立っている夕日      
2これからへだんだん重くなることば       
3福沢諭吉であと10歳は若くなる
4塩ラーメン謝罪行脚の折り返し   
5葉を落としながら木立は考える    

6これからのことを話そう草紅葉      
7これからをときおり開き眺めている    
8これからを箱から出してあげました   
9日本のどこぞの骨でありましょう     
10これからの雲が両手を振っている        

11これからは川の流れのそのままに   
12これからを月のウサギと泣いている  
13これからがキリトリ線になっている     
14突き抜けてもう打たれない釘になる
15何時を起点にこれからと言うのだろう  

16これからと手を取りあって生きてゆく   
17冬一番復帰戦まで三ヶ月      
18画用紙に余白まだこれからがありまして   
19晴れたならこれから先を語りましょう    
20これからはもう始まっていたんだな   

21私のこれから次元を超えて考える    
22これからは自己責任のグーチョキパー  

  
【写真から一句】

1「ご主人ですか」「いいえ隣のお爺さん」  
2 木の股の向こうから見る乳母車     
3 孫よ孫 人生は滑り台だぞ     
4 待っていてくれる笑っていてくれる       
5鳥は巣のまんなかにいて夕暮れる        

6一羽だけ少し離れている浮き世     
7 レンタルの子役が達者 秋の暮れ   
8 丸ごとを待っててくれる人がいる  
9 故郷の橋もうないけれど 雪らしい   
10秋の日の遠くになってしまった声     

11すっぱりと足を洗って50年    
12行先は問わずに夜の滑り台    
13 初めては笑顔笑顔のなかにある         
14大荷物積みも積んだりベビーカー     
15人生の端っこだけどあったかい 

16この町で過ごす最後の日曜日 
17ハッピーは小さく軽くあったかい    
18消えてゆくような私になっている       
19鞄の中使い古した辞書入れて   
20父さんの位置はスマホのこちら側    

21蒼穹と同行二人すべり台         
22平和ですこれがわたしの答えです

【雑詠】

1錆びてゆく記憶指折りまた錆びる    
2ゆっくりとカーブ ゆっくりと忘却  
3グレイヘアこんなところに居たわたし                  
4できるかなできないかな逆上がり        
5女はね円周率の中で生き    

6受け止めることができずにドア閉める    
7落ち葉が妙に晴ればれしているわ   
8ドトールで席をとってるぬいぐるみ   
9鳥自在低く飛んでも歌っても     
10頭振るつらくなんかとピアス揺れ   

11友達をひとり失う砂の音        
12発芽する前に収めておくコトバ          
13埒もないことで忙しがるワタシ       
14もう一杯もう一曲と石蕗の村  
15ものおもう速度でながれゆく枯れ葉   

16秋を塗る哀しい色にならぬよう    
17真っ直ぐ見えて根っ子曲がっているんだな
18おずおずが己の流儀 探り吹き     
19モノクロの私に色を足さないで    
20ポップコーン爆ぜても私なんだから    

21うずくまる影を揺らせば水流れ        
22旅は今どこら辺りか初氷  

コメント(11)

訂正ありましたら、抹茶までおねがいします。
【これから】

<入選>
13 これからがキリトリ線になっている
    実線ではない点線や破線
       切り取られたあとを想像する不安。
       それらが「これから」につながる。

12 これからを月のウサギと泣いている
       想像の世界でもある「月のウサギ」
       そのウサギと泣いているのである。
       これもわからない「これから」

<特選>
8 これからを箱から出してあげました
      「これから」がもっと自由であるように
       いままでではない「これから」であるようにと思う。
       この「これから」の捉え方がおもしろい。       


【写真】

<入選>
15 人生の端っこだけどあったかい
      「人生の端っこ」がいい。
       それが「あったかい」につながり
       写真の世界がそのまま生きている。

16 この町で過ごす最後の日曜日
       こんなシーンが二度とないようにも感じ
      「最後の日曜日」が泣けてくる。
       写真のおじいちゃんがいい。

<特選>
22 平和ですこれがわたしの答えです
       たいそうなことば「平和」が
       写真によって日常のことになり
      「わたしの答え」が生き、味わい深い。


【雑詠】

<入選>
7 落ち葉が妙に晴ればれしているわ
       そんなこともあるのだとする
      「妙に」がおもしろい。
       この「落ち葉」を作者と読んだ。

16 秋を塗る哀しい色にならぬよう
      「秋を塗る」が新鮮。
       そして、寂しい、哀しいにならないようにと生きる。
       よくわかり、納得。

<特選>
15 ものおもう速度でながれゆく枯れ葉
      「ゆっくり」ではなく
      「ものおもう速度」が見事。
       水に流れる枯れ葉をみつめながら
       しばらくうずくまる。
【これから】

8これからを箱から出してあげました
13これからがキリトリ線になっている
14突き抜けてもう打たれない釘になる

特選
20これからはもう始まっていたんだな  

8/外はもう冬。風邪などひかないように。
13/これまではもう切り捨ててよし、か。
14/突き抜けた釘がさらされる風雨。のぞむところか。
特選/そう、とっくに始まっていたのだ。ぼーっとしてる場合ではない。今すぐ動こう。
 
【写真から一句】

8丸ごとを待っててくれる人がいる          
18消えてゆくような私になっている  

特選
10秋の日の遠くになってしまった声  

8/シンプルに写真と響き合う。抱きとめてくれる腕の力強さ、あたたかさを思う。
18/消えてゆくような私。けれど今ここに確かに在る私でもある。
特選/写真は遠い日の記憶なのか。いろんな声が遠く遠く、しかし決して消えることのないあの頃の笑い声。

【雑詠】

3グレイヘアこんなところに居たわたし
7落ち葉が妙に晴ればれしているわ
15ものおもう速度でながれゆく枯れ葉 
20ポップコーン爆ぜても私なんだから

3/文化人のグレイヘア宣言が話題になった。「こんなところ」からのリスタート。
7/葉を落とした樹も、落ちた葉っぱも、なぜか晴れ晴れとさばさばと。
15/一枚の枯れ葉にフォーカスしつつ美しい景をみせる。
20/いきなりの爆ぜっぷりに戸惑う周囲。でも一番驚いているのは自身かも。
SAKURARAさんよりお預かりしました。

【これから】
(入選)
15何時を起点にこれからと言うのだろう  
       起点はたぶん考えた今だと思う。
13これからがキリトリ線になっている     
       あやうさ、もろさ、不安な思いが出ていると思う。
(特選)
20これからはもう始まっていたんだな
       気が付けばど真ん中にいた。


【写真から一句】
(入選)
15人生の端っこだけどあったかい 
       あったかいと思えるしあわせ。優しいひとだ。
22平和ですこれがわたしの答えです
       言い切っていさぎよい。
(特選)
16この町で過ごす最後の日曜日 
       転勤でしょうか、Uターンでしょうか、
       いろいろと想像しました。


【雑詠】
(入選)
2ゆっくりとカーブ ゆっくりと忘却
       ゆっくりがいいですね。
21うずくまる影を揺らせば水流れ
       少し怖さを感じますが絵が見える。
(特選)
11友達をひとり失う砂の音
       何かあったのでしょうが冷静に受け止めている。
       失う安堵感も感じます。

【これから】

入選
1これからがまっすぐ立っている夕日      
19晴れたならこれから先を語りましょう    
20これからはもう始まっていたんだな 
特選  
5葉を落としながら木立は考える 

コメント
1/ 夕日は明日へと続くから。これからですよね。迷いなくすっくと立ってこれからへ向いている。
19/ 晴れなかったらどうする?いえいえ晴れるに決まっているのです。それくらいポディティブに語らなければこれからはない。
20/ これからは生きているかぎりあるのです。
特選5/ 落葉の木立のこれからは芽吹きなのです。素晴らしい! 

   【写真から一句】

入選
4 待っていてくれる笑っていてくれる       
16この町で過ごす最後の日曜日 
特選
1「ご主人ですか」「いいえ隣のお爺さん」 

コメント
4/素直で写真で一句そのもの。
16/ ドラマ仕立てに見れば確かに!うまいなあ〜
特選1/この会話のシュチュエーションがとてもいいです。

【雑詠】

入選
16秋を塗る哀しい色にならぬよう    
19モノクロの私に色を足さないで    
特選   
2ゆっくりとカーブ ゆっくりと忘却  

コメント
入選
16/ 秋は哀しいなんて月並みです。間違っても枯葉色なんて塗ってはダメですよ!
19/ 私は私なんですから。
特選2/ そうなんです!私は今そんな域を漂っているのです。ゆっくりと!

【これから】
入選
5葉を落としながら木立は考える   
 来年の芽吹きの季節でも思うのでしょうか。

1これからがまっすぐ立っている夕日
自分の長い影を見つめている作者の
凛とした姿を想像しました。                  
          
13これからがキリトリ線になっている             
 切取った紙に何を描くかは本人次第。  

特選
8これからを箱から出してあげました
  持ち時間を存分に楽しんでください。    



  
【写真から一句】
入選
1「ご主人ですか」「いいえ隣のお爺さん」                      
 このとぼけた会話、いいなあ。好きだなあ。

16この町で過ごす最後の日曜日
  この句を読んでから改めて写真を見ると、
 淋しさが漂っている気がするから不思議です。      
       
特選
15人生の端っこだけどあったかい
写真の印象を端的に言い表していて
お見事です。



【雑詠】
入選
8ドトールで席をとってるぬいぐるみ   
  こういうシーンよく見かけます。そして
  心がほっこりします。

1錆びてゆく記憶指折りまた錆びる 
  ダブルパンチみたいですが、何だか
 妙な明るさがあって面白いです。            

5女はね円周率の中で生き
「ほんと! ホント!」と喝采をおくりました。       

特選              
19モノクロの私に色を足さないで
毅然とした態度がカッコイイですね。
 
「これから」

入選

20これからはもう始まっていたんだな  
1これからがまっすぐ立っている夕日 
5葉を落としながら木立は考える    

特選
8これからを箱から出してあげました   

20/そうです。なかなか気づきません。気づいた時点がこれからですね。
1/これからを素直にそして躊躇なく進んでいく気持ちが感じられました。
5/木立はこれからのことを身を以って静かに考えています。

8/箱の中で窮屈そうにしていたこれからがやっと自由になりました。

「写真から一句」

入選

4 待っていてくれる笑っていてくれる  
13 初めては笑顔笑顔のなかにある   
9 故郷の橋もうないけれど 雪らしい   

特選  
5鳥は巣のまんなかにいて夕暮れる        

4/この状況はとてもありがたいこと。あたたかい時間が流れていきます。
13/初めての滑り台。見守る家族の笑顔と子供の笑顔がほほえましいです。
9/この写真からは思いがけない一句でした。故郷の過ぎ去ってしまった光景が切ないです。

5/巣のまんなかは安心できる位置。その場所を確保して夕暮れを待っています。

「雑詠」

入選  

16秋を塗る哀しい色にならぬよう 
9鳥自在低く飛んでも歌っても   
14もう一杯もう一曲と石蕗の村

特選  
21うずくまる影を揺らせば水流れ 

16/どうしても哀しさを感じる秋ですが、そうならないように自分を励ましているようです。
9/歌ってもに惹かれました。この自在に憧れます。
14/何かお祝い事でもあったのでしょうか。お酒と歌で盛り上がる石蕗の黄色い花が印象的な
村の風景。

21/うずくまる自分の影に気づき、揺らしてみると水が流れはじめた。そこから影が立ち上がっていく
景がうかびました。           
【これから】
入選
1これからがまっすぐ立っている夕日
8これからを箱から出してあげました
12これからを月のウサギと泣いている  
特選
10これからの雲が両手を振っている

1/夕日でありながら、「まっすぐ」に明日への希望がみえる。
8/これからへ可能性と期待を感じる
12/「月のウサギと泣いている」が美しい。
特選句
10/これからがこっちこっちと手を振ってくれているようで
   楽しい気分になる。

【写真から一句】
入選
18消えてゆくような私になっている       
8 丸ごとを待っててくれる人がいる
 特選
5鳥は巣のまんなかにいて夕暮れる
        
18/滑ったその先の事をあらわしているようで。
8/「待っててくれる人」が嬉しいそれも丸ごと。
特選句
5/巣の真ん中でぬくぬくとしていて
   そして静かに夕暮れていく。

【雑詠】
入選
2ゆっくりとカーブ ゆっくりと忘却 
7落ち葉が妙に晴ればれしているわ   
16秋を塗る哀しい色にならぬよう    
特選
11友達をひとり失う砂の音

2/「ゆっくり」のリフレインに心情があらわれている。
7/つぶやきのような「妙に」に立ち止った。
16/哀しくない秋の色 に思いを馳せた。
特選句
11/何ともいえぬ寂しさが伝わる、共感句。
【これから】
1これからがまっすぐ立っている夕日      
 決意がよく表されていると思います。
5葉を落としながら木立は考える    
来る春のことでしょう。
13これからがキリトリ線になっている     
受け入れられない未来は、切り捨てましょう。
特選
7これからをときおり開き眺めている    
明るい未来ばかりだと思いたい。

【写真から一句】
5鳥は巣のまんなかにいて夕暮れる        
  真ん中にいてもいなくても平等に時は流れます。
特選
4 待っていてくれる笑っていてくれる       
ほっこりしますね。シンプルで言い尽くしてる。

【雑詠】
8ドトールで席をとってるぬいぐるみ   
大人になりきれないあぶなっかしい娘です。
15ものおもう速度でながれゆく枯れ葉   
流れゆく枯れ葉は、なに思うのでしょう。
11友達をひとり失う砂の音        
砂の音が悲しいですね。
特選
20ポップコーン爆ぜても私なんだから    
そうです。そうです。
【これから】 
 
15何時を起点にこれからと言うのだろう  
13これからがキリトリ線になっている     
1これからがまっすぐ立っている夕日      
特選
7これからをときおり開き眺めている    

15/ホントにね、と相槌。
13/複雑な思いで見るキリトリ線。今、切るのもなぁ…。
1/夕日は一番近い「これから」の、明日につながります。
7/余裕でしょうか。不安があっても、せめて明るくあれと願います。


【写真で一句】

22平和ですこれがわたしの答えです
10秋の日の遠くになってしまった声     
15人生の端っこだけどあったかい 
特選
4 待っていてくれる笑っていてくれる       

22/すっぱりと言い切って、すがすがしいです。
10/季節をうまくとらえた句。いろいろしみじみ感じます。
15/細部に宿るものこそ、ですね。
4/あったかくて、やさしくて、うれしくなる句です。


【雑詠】

19モノクロの私に色を足さないで    
13埒もないことで忙しがるワタシ       
2ゆっくりとカーブ ゆっくりと忘却  
3グレイヘアこんなところに居たわたし                  

19/今はモノクロを楽しんでいます。波風を立てないでください。
13/埒もないことに助けられてもいるような。
2/そうやってだんだん世界は狭く薄くなっていくのかしら。
3/抗ってきて、今、グレイヘア。素直で素敵な気持ちですね。
【これから】
入選
20これからはもう始まっていたんだな    しえな
12これからを月のウサギと泣いている  街
特選
8これからを箱から出してあげました   sakurara


20 もう始まっていたと気づくのは、どれ位の地点だろう。素直だけれど
怖い。
12 なめらかな世界観に脱帽
特選 これからに対して制約をかけているのは自分だったのですね。
解放へ、自由へ。


【写真で1句】
入選
1「ご主人ですか」「いいえ隣のお爺さん」  街
4 待っていてくれる笑っていてくれる        あやめ
16この町で過ごす最後の日曜日  みかん
特選
5鳥は巣のまんなかにいて夕暮れる        キリン


1なんともおかしかった。
4家族っていつも待てってくれる笑っててくれる安全な懐
16写真からポーンと飛び出した発想
特選
5そう言えば、子供が巣立った家族や親の状態を
空の巣症候群って言ったっけ。


【雑詠】
入選
3グレイヘアこんなところに居たわたし       あやめ           
2ゆっくりとカーブ ゆっくりと忘却  街
特選
11友達をひとり失う砂の音        Ryuuko


3グレイヘアには覚悟がいる。自分との戦いだと。
2もう直進ではなくのですね。
特選 下5の砂の音がなんとも言えない作者の気持ちを代弁し響く。

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