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川柳月組コミュの8月投句一覧 「峠」 「飼う」

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「峠」

1  峠まで来てまたその先に峠        
2  いま峠越したとわかる膝の裏       
3  蕎麦を喰う峠に死んだ人も来る      
4  退屈な車窓に見えてくる)峠        
5  暑気払い今は峠のどの辺り        

6  峠までニンニク・ゴーヤ・スクワット   
7  峠道父の背中が遠ざかる         
8  最後には一人で上る峠道         
9  プラトニックラブ峠が欲しくなる     
10 峠という峠を越えて飲むビール     

11 峠からそろそろ下りる星抱いて    
12 月を待つ峠できっと会えますね    
13 恨むのが趣味だ峠は越せぬまま     
14 やわらかい峠を食べている巨人     
15 なにもないここが峠と思います    

16 たわいない話 峠を越えながら     
17 いつだって峠の茶屋に母はいる     
18 繰り返す「今が峠」という呪文     
19 峠までかすかな鳥のかたちして    
20 峠にて全細胞の深呼吸        

21 峠から転がす忘れたいものを     
22 峠にはたっぷりのカラメルソース  
23 見送った峠ふたつに手を振られ    
24 出現したそうな峠のなりゆき     
25 妥協点なし別れるときが来た峠    

26 村の掟は分水嶺で決められる     
27 弟も峠を過ぎたように言う      
28 静かです母が峠になっている     
29 蜻蛉もどこから流れきて峠      
30 ここで夏終わる峠の停留所      
31 アイスクリームの峠を舌で嬲りつつ   
32 夏風邪の咳のしつこさ峠道       



「飼う」

1  子もちゃんと育てられずにペット飼う   
2  ペットにはならぬ 私の手に余る     
3  溶けそうで溶けない虫を飼っている    
4  ゆらゆらと飼えない鳥の来ては舞う    
5  もやもやを飼って本日熱帯夜      

6  鳥を飼う少年Aの長い影        
7  もう一人別の自分を飼っている     
8  無愛想な猫を一匹飼っておく      
9  鬼を飼う私を守るために飼う      
10 ロキソニン飲みながらでも飼う痛み   

11 熱帯魚飼って夫を忘れがち       
12 おとなにはおとなの別れ子猫飼う    
13 言うことをきかない記憶飼っている    
14 餌代の為に労働しています        
15 ワタクシをなだめすかして飼っている  

16 名誉棄損 猫の「きなこ」に叱られる  
17 ポチは私を私はポチを飼っている    
18 飼い猫がじっと遠くを見る窓辺     
19 幻の象飼う明日戦後から         
20 塩味の決まらぬ朝や妬心飼う       

21 ええ声で泣かす九官鳥を飼う       
22 ネコ缶ひとつネコが私にくれました    
23 金魚鉢に今年の夏を飼っている      
24 飼われているようにきっと飼っている   
25 ロボットに首輪外され飼われてる     

26 なでているうちに癒しがわかる蛇      
27 飼っているそれは飼われているように   
28 好きだったわからなかった飼っていた   
29 おそろしき法則記し蟻日記        
30 飼ってから知った二匹の夜行性      
31 来世では大好き様を飼うてやる      
32 ご好意を飼うていたのも暑苦し       



コメント(19)


「峠」
入選
12 月を待つ峠できっと会えますね    
15 なにもないここが峠と思います    
19 峠までかすかな鳥のかたちして    
特選
18 繰り返す「今が峠」という呪文     

  12/峠の向こうに月がある、山のあなたに幸がある。
  15/登りもない下りもない、草木もない峠。
  19/かすかに、ではなくて幽かな。峠を越えれば消えてしまうのだろうか。
  特18/どこまでも続く苦難。ここを乗り越えればの連続。



「飼う」
入選
5  もやもやを飼って本日熱帯夜      
17 ポチは私を私はポチを飼っている    
31 来世では大好き様を飼うてやる      
特選
8  無愛想な猫を一匹飼っておく      

  05/熱帯夜のもやもやはやや付きすぎか?「本日」も邪魔?
  17/飼っているのか飼われているのかの句がいくつかあった中、ポチに免じて。
  31/この世では飼われているんだ。それも、恨み骨髄の飼われ方なんだ。好きだけど。
  特08/ウチにもいるけど、こっちも愛想ないし・・・。
      飼っている、飼っておく。猫も、猫を。 んーもうわからん。



「峠」
入選
2  いま峠越したとわかる膝の裏 
19 峠までかすかな鳥のかたちして    
27 弟も峠を過ぎたように言う

特選
20 峠にて全細胞の深呼吸 

2/「膝の裏」が面白い。膝小僧でなくて陰の部分でわかるのですね。
19/「かすかな」に立ち止まりました。いろいろに考えました。
27/親でも子供でもなく弟。兄弟の微妙な絆を感じました。

20/私も全細胞に新鮮な空気を入れたい!猛暑を吹き飛ばしたい!


「飼う」

入選
3  溶けそうで溶けない虫を飼っている    
21 ええ声で泣かす九官鳥を飼う   
30 飼ってから知った二匹の夜行性 

特選
9  鬼を飼う私を守るために飼う 

3/そういえば私の中にもそんな虫がいるようです。
21/いいですね、そんな九官鳥。人を飼うのは難しいですから。
30/昔ハムスターを飼ったら、夜中にカラカラ回し車で遊ぶので閉口しました。なんでも飼ってみなければわかりませんね。

9/私を守るためなら、鬼だろうと何だろうと飼いましょう!
「峠」

12 月を待つ峠できっと会えますね
15 なにもないここが峠と思います
30 ここで夏終わる峠の停留所 

<特選>     
11 峠からそろそろ下りる星抱いて

12 一緒に見る月はきれいでしょうね。ドラマチック。
15 急に視界が広がって景色が変わる。
   またなにもないところからの新しい出発です。
30 今年はいつ越えるんでしょうか。停留所にじっと座って待つしかありませんね。
11 星をつれて帰るためにのぼる峠。それがほんとうならどんなにいいでしょう。                         
                 
       
「飼う」   
   
27 飼っているそれは飼われているように
18 飼い猫がじっと遠くを見る窓辺      
10 ロキソニン飲みながらでも飼う痛み

<特選>
28 好きだったわからなかった飼っていた 

    
27 どっちが飼っているのか飼われているのか。
   この題の共通のテーマみたいですね。   
18 哲学者みたいですね。いてやっているんだぜって感じ。
10 痛みも生きている証なんでしょうか。 

<特選>
28 ばらばらに見える「好き」「わからない」「飼う」。
   私の中でもまだばらばらですが、「共に生きていた」という強さを感じます。  
「峠」
(入選)
 1 峠まで来てまたその先に峠
 9 峠までニンニク・ゴーヤ・スクワット
14 やわらかい峠を食べている巨人

(特選)
28 静かです母が峠になっている


   1 確かにそうですね。
     なかなか終わらない。だから生きていけるのでしょうか。
   9 力でそうです。元気になれそう。
  14 やわらかい峠って面白い表現だと思いました。
     でも巨人が正直よくわからない、ごめんなさい。
 特28 「静かです」というのがいいですね。
     お母さんが峠、静かな峠。
     越えられそうで越えられない峠ですね。

「飼う」
(入選)
 7 もう一人別の自分を飼っている 
17 ポチは私を私はポチを飼っている 
18 飼い猫がじっと遠くを見る窓辺 
22 ネコ缶ひとつネコが私にくれました

(特選)
 6 鳥を飼う少年Aの長い影


   7 同感! でもどうにもならないもどかしさ。
  17 案外そうなのかもしれない。
  19 時々やってますな。
     何を見てるんだろ。人間より思慮深いのかもしれない。
  22 やさしいのよね、ネコちゃん。
     癒される〜
 特 6 少年Aというだけで少年の陰りを感じる。
     鳥を飼うという行為にも少年の複雑な心境が表れている。
     長い影には少年の言い尽くせない思いが引きずられているように感じた。
    
【峠】
入選
9  プラトニックラブ峠が欲しくなる 
15 なにもないここが峠と思います    
19 峠までかすかな鳥のかたちして    
特選
28 静かです母が峠になっている     

9/峠が欲しくなる、にせつなさが滲み出ている。
15/何もないところに峠はあるそんな峠をいくつもこえて生きている
19/かすかな鳥のかたち に思いを巡らせています。

28/母はいつも静かに佇んで。


【飼う】
入選
16 名誉棄損 猫の「きなこ」に叱られる  
23 金魚鉢に今年の夏を飼っている      
18 飼い猫がじっと遠くを見る窓辺 
特選
17 ポチは私を私はポチを飼っている    

16/飼い主の驕りを反省。叱られるが面白い
23/涼しげな金魚鉢と今年の酷暑。夏を飼う としたところが良いと思った。
18/猫は窓辺でじっと外の風を見ていることがあります。その背中に哀愁さえ感じます。 情景がよく描かれていると思いました。

17/飼うというのはそういうことでしょうか。
「峠」

入選
15 なにもないここが峠と思います    
21 峠から転がす忘れたいものを     
16 たわいない話 峠を越えながら     
特選
6  峠までニンニク・ゴーヤ・スクワット   

コメント
15)案外そんなものかもしれない。
21)わかります。険しい峠のてっぺんからどうぞ!
16)15と通じるものがある。たわいない話は意識的にやっているかもしれない。でないとしんどすぎるから。
特選6)峠を越すまではなりふりかまわずなんでもやる。愛しくなる凡人の懸命さ。


「飼う」

入選
11 熱帯魚飼って夫を忘れがち       
17 ポチは私を私はポチを飼っている    
23 金魚鉢に今年の夏を飼っている      
特選
18 飼い猫がじっと遠くを見る窓辺   

コメント
11)忘れがちなのか、忘れたいのか。
17)お互いさま、でもそう認識して飼うのはいい。
23)この金魚鉢の中は煮え滾っているかも。今年の夏の暑さは尋常でない。
特選18)何不自由なく飼われていても、「山のあなたの空遠く・・・」涙さしぐんでいるかどうか知らないけど、何処かへ行きたい・・・。
「峠」

入選

 8  最後には一人で上る峠道
      
       この気概は持っていたいもの。
     
 9  プラトニックラブ峠が欲しくなる

       ドラマが欲しくなってきたのですね。

 30 ここで夏終わる峠の停留所 

       峠の停留所。さてここからは・・・、あなた次第。

特選

 19 峠までかすかな鳥のかたちして

       まだかすかな鳥のかたちだが、絶対に峠から飛び立とうという思いが伝わった。

 

「飼う」

入選  

 3  溶けそうで溶けない虫を飼っている

       いつか溶けてしまうのかな?まだ遊ばせておいても良いのかも・・・。 

 8  無愛想な猫を一匹飼っておく

       無愛想なくらいの猫が良い。居てくれれば、話かけることもできるし。
   
 30 飼ってから知った二匹の夜行性

       意外な行動が?暮らしてみないとわからないこと、ありますね。

特選

 17 ポチは私を私はポチを飼っている 

       信頼し合って生きている感じが良いな、と思う。
「峠」

入選
7  峠道父の背中が遠ざかる
17 いつだって峠の茶屋に母はいる
28 静かです母が峠になっている 

特選
19 峠までかすかな鳥のかたちして    

7/父との別れでしょうか。「峠道」が効いています。
17/「いつだって」「母はいる」に安心感を覚えます。
母と一緒に「峠の茶屋」で一服。
28/いろいろ想像させられます。「静かです」がインパクトがあります。

19/読みが難しいですが、惹かれる句です。謙虚な「かすかな鳥」になって
峠まで上がっていこうとしていると読みました。

「飼う」

入選
13 言うことをきかない記憶飼っている
20 塩味の決まらぬ朝や妬心飼う
27 飼っているそれは飼われているように  

特選
16 名誉棄損 猫の「きなこ」に叱られる  

13/共感します。確かに「飼っている」感じがします。
20/面白い展開です。「塩味」「妬心飼う」が効いています。
27/「それは」にしたことで「飼っている」がすんなり
入ってきます。

16/「名誉棄損」が面白いです。私も「きなこ」さんに
叱られそうです。
          
【峠】

18 繰り返す「今が峠」という呪文 
27 弟も峠を過ぎたように言う    
19 峠までかすかな鳥のかたちして 

特選
15 なにもないここが峠と思います

18/信じてつぶやくしかないですね。
27/句のもつニュアンスや空気感をそのまま味わいたい。
19/美しくミステリアスなシルエットに見入る。
特選/「なにもない」か。題の飛ばし方に技あり。

【飼う】

18 飼い猫がじっと遠くを見る窓辺  
22 ネコ缶ひとつネコが私にくれました 
28 好きだったわからなかった飼っていた

特選
8 無愛想な猫を一匹飼っておく 

18/なーに考えてるんだろうなあ。
22/ドキュメンタリー? ファンタジー? いずれでも可愛い。
28/これもひとつの愛のかたち。
特選/なんでまた「無愛想な」猫を「飼っておく」んだか。作者の心理に興味津々。



 9 プラトニックラブ峠が欲しくなる

     そろそろアクシデントは起きないかしら?


 16 たわいない話 峠を越えながら

     平凡な日常という 暮らし


 30 ここで夏終わる峠の停留所

     なんとなくステキな句!

 特選
  18 繰り返す『今が峠』という呪文
   
       身につまされます


 飼う

  6 鳥を飼う少年Aの長い影

       今の時代に少なくなった少年の懐かしさ

  
  18 飼い猫がじっと遠くを見る窓辺

       猫も解き放たれたいか・・
 

  23 金魚鉢に今年の夏を飼っている

       西日の部屋に飼っているのは 暑さ 孤独


 特選
  17 ポチは私を私はポチを飼っている

       主人・亭主・夫・・などの別称もある ポチ

   





      
   
「峠」

8  最後には一人で上る峠道 
  
    覚悟している強さ

15 なにもないここが峠と思います

   「なにもない」は平穏ではなく、虚しさだと取りました


16 たわいない話 峠を越えながら

    銀婚式、金婚式を迎えた夫婦が言えることでしょうか

<特選>
11 峠からそろそろ下りる星抱いて

    一番辛いときに見つけた星    
     

「飼う」
12 おとなにはおとなの別れ子猫飼う

    子犬ではなく子猫というところが「おとな」
  
13 言うことをきかない記憶飼っている

    私も時々フラッシュバックして困ります
  
20 塩味の決まらぬ朝や妬心飼う

    塩加減って感情に左右されることを知っています

<特選>
27 飼っているそれは飼われているように 

    亭主を尻に敷いている女房の姿そのものだと
    


 「峠」
  入選
   8.最後には一人で上がる峠道
      ご苦労様でした。その意気を忘れずに。

  29 蜻蛉もどこから流れ来て峠
      ちょっと舌足らずだが、峠の雰囲気が出ている。

  特選
   7.峠道父の背中が遠ざかる
      人生、親子等の峠道で解釈すれば良い句だ。

 「飼う」
   入選
   8.無愛想な猫を一匹飼っておく
      無愛想が面白い。

  23.金魚鉢に今年の夏を飼っている
      今年の夏とは巧い言い方だ。

  特選
   1.子もちゃんと育てられずにペット飼う
      教訓的で標語にでもなりそうだ。
                       半蔵門  
「峠」
入選
21 峠から転がす忘れたいものを
     峠は岐路。忘れたい過去はここで捨てよう 
    
16 たわいない話 峠を越えながら
     越えなければならない峠は日々ある。お気楽にいこう

15 なにもないここが峠と思います 
     何事もなさそうなところから始まる人生の上り下り

特選
17 いつだって峠の茶屋に母はいる
     岐路に立つ子をいつも見守っていてくれる母。それが母親

「飼う」
入選

16 名誉棄損 猫の「きなこ」に叱られる
     猫にだって名誉はある。よりによって「きなこ」はないだろうに。       人間の「きなこ」さん、ごめんなさい

21 ええ声で泣かす九官鳥を飼う
     九官鳥に泣かせてもらえたら存分に泣けるだろう。飼ってみたい


18 飼い猫がじっと遠くを見る窓辺
     猫にだって帰りたいふるさとはある。そこでは母がまっている

特選
   
 6 鳥を飼う少年Aの長い影
     少年Aが生涯引きずってゆく長い影。「鳥を飼う」が哀しすぎる







9  プラトニックラブ峠が欲しくなる     
14 やわらかい峠を食べている巨人    
22 峠にはたっぷりのカラメルソース
特選
11 峠からそろそろ下りる星抱いて    

9/やっぱりドラマが欲しい。単調ではやがて飽きてしまう。
14/意味は定かではないが、ひっかかった句 自分から見たら峠でも
もっと大きな存在から見たら単なる好物?
22/スケッチ的なことかと思う反面、カラメルソースの粘着力を思い出した。
特選
11 主体的な「峠」がここにあった。登るのも降りるのも。ひとしきり気が済んだの
でしょうか。

飼う
3  溶けそうで溶けない虫を飼っている    
10 ロキソニン飲みながらでも飼う痛み  
8  無愛想な猫を一匹飼っておく

3/どんな虫か、また溶けそうという語の不思議な余韻
10/痛みを飼っている自覚って微妙なものです。
8/この猫は自分の姿かも。
【峠】

<入選>
19 峠までかすかな鳥のかたちして
      遠くを飛んでいる鳥の姿を想像します。
      そして、より鳥を引き寄せると
     「かすかに鳥」になりますが、
      その違いを思います。

21 峠から転がす忘れたいものを
      忘れたいと思いながら
      忘れられないものやことが
     「峠」から伝わってくるのが不思議です。

29 蜻蛉もどこから流れきて峠
      ここは「かげろう」と読みました。
     「も」に雲なども想像できますが
     「流れきて」のおもしろさを生かそうとすると
     「蜻蛉の」でもと思ったりします。

<特選>
15 なにもないここが峠と思います
      その通りですね。
      題「峠」を考えるとき、
      どうしても「峠」のイメージを追ってしまう。
     「峠」とは何なのかを考えてみるところから
      はじまることを、この句は教えてくれている。


【飼う】

<入選>
4 ゆらゆらと飼えない鳥の来ては舞う
     「飼えない鳥」が何かの喩に読め
      おもしろいのですが、
      鳥の世界の天敵の大変さを思うと、
     「舞う」はもの足りないです。

18 飼い猫がじっと遠くを見る窓辺
      猫が遠くをみつめ考えていることに
      想像をめぐらすとき、
      題にこだわる「飼い」
      また、状況を説明する「窓辺」は
      不要だと思います。

<特選>
13 言うことをきかない記憶飼っている
      思い通りにならなかったことが
      いつまでも忘れられないのです。
      僕も飼っていた犬の
      足に絡んだ鎖を取ってやろうとして
      噛まれそうになったことを
      いまでもはっきり覚えています。
      子供に忍耐力をつけさせるには
      動物を飼わせるのが一番と
      どこかで読んだことがあります。
 
【峠】
20 峠にて全細胞の深呼吸        
9  プラトニックラブ峠が欲しくなる     
15 なにもないここが峠と思います    

29 蜻蛉もどこから流れきて峠      

20 たどり着いたときのあの感覚。まさしく。
9  プラトニックの楽しさ軽さ。でも次にやってくるのは、さびしさですね。
15 とぼけているような、悟りのような。おもしろくて深いなぁ。
29 どこから来てどこへ。辿り着いた峠の風景が印象的です。



【飼う】
18 飼い猫がじっと遠くを見る窓辺     
17 ポチは私を私はポチを飼っている    
11 熱帯魚飼って夫を忘れがち       
特選
6  鳥を飼う少年Aの長い影        

18 何を思うのか、猫も遠い目をする。
17 双方が同じ思いで、そして仲良しなんですね。
11 あははは。「忘れがち」が効いています。
6  犬や猫ではなく鳥であることで、少年の影が際立ちます。

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