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川柳月組コミュの 互選「港」

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 「港」

1港湾の朝餉定食寒卵
2悪たれもお世辞もなしで待つ母港
3なりたくはないのあなたの港には
4いつからかここを港と決めている
5少年の儀式港が見つからぬ
6果てし無い空と私と神戸港
7空っぽになれば港は現れる
8港には哀愁が脱ぎ捨ててある
9携帯可能な港を常備する
10港にはなんでも知っている鴎
11見えてくるそろそろ港久しぶり
12港から忘れたころに鳴る霧笛
13ぼんやりと魚を釣っている港
14海霧の深いところで待ってます
15深い深いわたしの港 寄りませんか
16エプロンの白が母港の目印に
17黄昏た港にあのこもういない
18逃げられるならば最果て港町
19キャンバスに青く滲んでいる汽笛
20大海や港が似合うおやじの背
21胎動の波を感じている港
22あんちゃんは港あんちゃんもういない
23胸板は港 厚くて広く柔らかい
24港にはなれぬわたしで泡立ちぬ
25最果てにぽっと灯りのつく港
26言われても私が港嘘だろう
27ほろ苦い甘さ大阪港の風
28一望の小さな港手に掬う
29辿り着けますか港の二の腕に
30美しい港を通り過ぎる舟
31港から太鼓どどんと鳴り渡る
32ぬばたまの闇にわたしの棲む港
33ブラックを2杯ください霧笛泣く
34港から港 私の旅は終わらない
35大漁旗帰る漁港もなくなって
36「おかえり」と腕をひろげている港
37港からくるお手紙を待っている
38まだ栓が抜けず出港は未定
39とりあえず港にイノチ油揚げ
40港にて軸足ぶれてしまいそう

コメント(22)




5 少年の儀式港が見つからぬ
どんな儀式ですかね、気になります。

16 エプロンの白が母港の目印に
今は、白いエプロンあんまり見かけませんが、ノスタルジーですね。

36 「おかえり」と腕をひろげている港
斯くあって欲しい、私の港は手を拱いて知らん顔です。トホホ。

特選

2 悪たれもお世辞もなしで待つ母港
損も特も無い、母性愛、納得して頂きました。
お預かりしたものです。

 シアラ選【港】

34港から港 私の旅は終わらない
24港にはなれぬわたしで泡立ちぬ
40港にて軸足ぶれてしまいそう

<特選>
30美しい港を通り過ぎる舟
お預かりしたものです

「港」 抹茶選

入選
19キャンバスに青く滲んでいる汽笛
6果てし無い空と私と神戸港
14海霧の深いところで待ってます

特選 4いつからかここを港と決めている


入選 19/絵の中に入り込んでいる至福。見ている人も描いた人も見えてくる。
6/例年よりしみじみと/阪神神戸大震災を思った今年。素直に書かれたこの句の港に開かれ た感じがした。
14./言い置いて出航するのでしょうか

特選 4/必ず戻ってくる地、それは精神のよりどころですね。

「港」

入選
21胎動の波を感じている港
38まだ栓が抜けず出港は未定
30美しい港を通り過ぎる舟
特選
25最果てにぽっと灯りのつく港

コメント
21)「胎動の波」、希望が感じられる港ですね。
38)これは難産なんでしょうか。未定がちょっと不安だけれど。
30)う〜ん、それで特選の句にたどり着く。
特選
25)美しい港も通り過ぎて、ぽっと灯りの着く港が最果てにあった。ちょっと演歌っぽいけれど、何かホッとするこの素直さ。
【港】

<入選>
4 いつからかここを港と決めている
      これが人生かもしれません。
      それぞれがそれぞれの港を持っている。

1 港湾の朝餉定食寒卵
     「定食寒卵」に港で働く人たちの姿が見えます。
      朝は寒いです。

7 空っぽになれば港は現れる
      何も考えずぼんやりしているとあらわれる港。
      それが港ですね。

11 見えてくるそろそろ港久しぶり
     「久しぶり」に見えてくる港が想像できます。
      これも川柳の書き方ですね。
「港」

入選
9携帯可能な港を常備する
21胎動の波を感じている港
22あんちゃんは港あんちゃんもういない

特選
3なりたくはないのあなたの港には

9/それはなつかしい思い出か恋人の写真か・・・ 
誰もが持っていると思います。
21/大きな句。新しい年が動き出すのを感じます。
22/せつないです。東北の港をおもいました。

3/船と港の関係はイヤという作者。
あなたと私は船と船ですから。
「港」

9携帯可能な港を常備する
30美しい港を通り過ぎる舟
38まだ栓が抜けず出港は未定
<特選>
7空っぽになれば港は現れる

9こんな港、私も欲しいです。
30きりっと前だけを見て進んでいるんでしょうか。
それとももう悪さをしてしまった港なんでしょうか。
38これはもう、叩き割って出港するしかないですね。
7空っぽなときに現れる港。もうイチコロです。
でもこれはまだその直前の、祈りにも見えます。

「港」

入選
16エプロンの白が母港の目印に
8港には哀愁が脱ぎ捨ててある
7空っぽになれば港は現れる

特選
22あんちゃんは港あんちゃんもういない

16/白が鮮やかです。早く帰ってきたかった。
8/港に漂う哀愁。「脱ぎ捨てて」に惹かれました。
7/いろいろ考えなければ港が現れる。安心しました。

22/「あんちゃん」と「港」の取り合わせが魅力です。
静かな哀しみが漂います。
【港】
<入選>
5少年の儀式港が見つからぬ
  通過儀礼のはずが港が見つからぬままに漂い続ける少年のイメージ。
7空っぽになれば港は現れる
  「心頭滅却せば帰るべき港現る」でしょうか。でも、いつもは現れない港。
10港にはなんでも知っている鴎
  あまりにもありふれた風景でしかない鷗、だからこそなんでも知っている。

<特選>
21胎動の波を感じている港
  なにが生まれようとしているのでしょうか。港は外部へとつながる。
  自閉を脱して生まれ出づるものへの予兆。スケールが大きい句。
「港」

入選

7空っぽになれば港は現れる
ああ、そうか。雑念があるから港が見え
ないのですね。


21胎動の波を感じている港
チャポンと音がしそうな句ですね。


22あんちゃんは港あんちゃんもういない
女とか母ではなくてあんちゃんですか。


特選

29辿り着けますか港の二の腕に
何が何でも辿り着かねば。そして……。
《湊》

入選
10港にはなんでも知っている鴎
34港から港 私の旅は終わらない
36「おかえり」と腕をひろげている港

特選
4いつからかここを港と決めている

 10/鴎にはこわくて聞けないこともあるが・・・。
 34/そう、まだ停まりたくない私だ。
 36/いいですね、港のふところの深さ。

 特4/安心して戻る場所を見つけた、って良いですね!
【港】
入選
7空っぽになれば港は現れる
9携帯可能な港を常備する
27ほろ苦い甘さ大阪港の風
特選
36「おかえり」と腕をひろげている港

7/邪念を捨てれば安らぎの港がある。
9/港を常備するとは、現代に生きる者の性なのだろうか。
27/若かった頃の様々な想いが大阪港の風に乗って。

特選
36/「腕をひろげている」に大らかさがありホッとする一句。
「港」
  入選
   12.港から忘れたころになる霧笛
       港の光景がでている。
   25.最果てにぽっと灯りのつく港
       最果てがいい。
   36.「おかえり」と腕をひろげている港
       漁港の感じがでている。

  特選
   21.鼓動の波を感じている港
       波を鼓動に見立てた感性は素晴らしい。  

1 港湾の朝餉定食寒卵

     ねじり鉢巻似合ってますネ

13 ぼんやりと魚を釣っている港

     雑用まみれの私には桃源郷・・

34 港から港 わたしの旅は終わらない

     それでも生きて行かねばならず・・

 特選
36 『おかえり』と腕を広げている港

     いいな! いいな!  
     

     
【港】
7空っぽになれば港は現れる
10港にはなんでも知っている鴎
13ぼんやりと魚を釣っている港
特選
36「おかえり」と腕をひろげている港

7)港の位置づけが独特。
10)だから鴎は意地悪そうなんだ。
13)出てゆくでも帰って来るでもない港。そんな港もいいなぁ。
36)言われてみればまさしく、ですね。
【港】

5 少年の儀式港が見つからぬ
38 まだ栓が抜けず出港は未定
24 港にはなれぬわたしで泡立ちぬ

特選
7 空っぽになれば港は現れる

5/儀式のための港とは。エキゾチックでミステリアスな魅力漂う句。
38/未定で船をとどめたところがお手柄。
24/泡沫。まさにうたかたの恋。
特選/題を無理なく生かしつつの飛躍。

 「港」

7空っぽになれば港は現れる
25最果てにぽっと灯りのつく港
38まだ栓が抜けず出港は未定
特選
6果てし無い空と私と神戸港

  07/ぐだぐだ考えているうちは糸口が見つからない。
  25/ぽっと見えている灯りが慰めではある。行くか行かぬか。
  38/栓が抜けないことと出港しないこととの関係が良い。
  特06/夢と希望に満ち溢れている港の私。是非頑張ってほしい。


「港」
 4 いつからかここを港と決めている
     支えであり癒しでもある場所なのですね。
     そんな港が見つかってよかった!

19 キャンバスに青く滲んでいる汽笛
     「汽笛が滲む」なんて上手いなあ。
     とても美しい哀愁のある青い海の絵が目に浮かびます。

35 大漁旗帰る漁港もなくなって
     やはり東北の漁港を思い起こしてしまう。
     帰るところがないなんて、ほんとやり切れないですよね。
     ただ、大漁旗と言っているのですから漁港と言わずに「港」だけでも
     よかったのでは、と思いました。
     その方が帰れないものに広がりが出たのではと思います。
     えらそうでスミマセン。

<特選>
 33 ブラックを2杯ください霧笛泣く
     「霧笛泣く」というのは少々歌謡曲っぽいのですが、
     「ブラックを2杯ください」がいいですね。
      苦い心の内が伝わります。
   
「港」

22あんちゃんは港あんちゃんもういない
   あんちゃんだから港なのでしょう。お兄様ではそうはいかない。
   そのあんちゃんもいなくなってしまって、僕はどこへ船を着ければいいのだろう。
4いつからかここを港と決めている
    あなたの港、私の港。人はいつかはそれぞれの港に帰ってゆく。

特選

1 港湾の朝餉定食寒卵
   港ではなくて港湾。句のリズムまですっかり港湾調。
   生活感の切り取り方が冴えてるなあ。

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