ヴァイオリンアラカルト。。。コミュのサマーフェスタミューザ川崎2015～メンコン～

皆様こんにちわ。毎日暑いですね！
先日、「サマーフェスタミューザ川崎2015」の演奏会に出かけてきました。

この企画は、神奈川県川崎市にある「ミューザ川崎」というホールが夏に組んでいるイベントのようで、7月25日～8月9日までの間（今日までですね～）、様々なプロオケを呼び、沢山のコンサートや、また、ちびっこたちのためのイベントや楽器体験などができるようになっているみたいです(^^)
（そのためかチケットも安い！）

私は今練習中の「イタリア」と大好きなメンコン聴きたさに行ってきました。

7月30日（木）15時開演「オールメンデルスゾーンプログラム」
指揮／ジェレミー・ローレル
ソロ／ヴェロニカ・エーベルレ
管弦楽／読売日本交響楽団

「真夏の夜の夢」序曲ホ長調
ヴァイオリン協奏曲ホ短調
（アンコール：無伴奏ヴァイオリンソナタ1番アダージョ）
交響曲第4番イ長調「イタリア」

なお、14:20～プレコンサートがあり、メンデルスゾーンの弦楽四重奏がやっていたみたいです。とことんメンデルスゾーンですね～(^^)

指揮者のジェレミー・ローレルさんは今回が初来日ということでした。

以下、まったくの主観ですが・・・

【ジェレミー・ローレル】
ルックス／黒髪・イケメン
指揮／どちらかというとクール・穏やか
演奏／アツイ・情熱・時にスリリング

真夏の夜の夢は、私にそんなに知識がなかったのか、あまりピンとこなかったのですが、
メンコンはアツイ演奏で、
イタリアは、テンポがちょっと速めなんですけど、それでいてフィレンツェを想像させるかのような、とてもさわやかな演奏でした。
終楽章は、舞踏の音楽”サルタレッロ”で盛り上がり、熱烈に終わりました。

【ヴェロニカ・エーベルレ】
使用楽器は、ストラディバリウス1700年制作の「ドラゴネッティ」

とても艶のある演奏の中に、正統派の味を持つヴァイオリニストだと思います。
盛り上げ方や揺らし方なんかは、すごく大げさにはやらない。
でもその中で、艶があり、情熱的な演奏をする。うっとりして聴いちゃいました。
ずっと目をつぶって演奏されていたと思います（そういうスタイルの方なんでしょうか）

アンコールは無伴奏ヴァイオリンソナタ1番アダージョ。
なんだ～メンデルスゾーンじゃないのか～なんて思いつつも、しっとりと聴かせてくれましたね。
ビオラの団員の方の中には、何人か、目をつぶって聴いていた方がいらっしゃったのが、印象的でした（ヴァイオリンの団員の方はここぞをばかりにガン見していました・笑）

ところで思い出したんですが、ミューザ川崎って、あの震災で天井が落下して、復帰までに二年を要したんですよ。
私はそれまで行ったこともなかったのと、特に「ふーん、ちょっと壊れたぐらいでしょ？」ぐらいしか思ってなかったんですが・・今回画像を検索してみてぞっとしました！
これは、人がいたら死んでいたな･･･しかも何百人も･･･と･･･
（当日は、演奏会がたまたまなかったみたいです・・もしあと一日ずれていたら、土曜日だったから、演奏会はあったことでしょう）
http://kyoto-seikei.com/11-0329-n3.htm

ちなみに、たった震度５でこれだけの崩壊ぐあいなので、裁判になったみたいですよ･･

私たち、こうして普通にクラシックが聴けるなんて、なんて贅沢なんだろうと思いました。

コメント(1)

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[1] mixiユーザー 08月10日 17:13

暑い日が続いております。。

流浪の民さん、素晴らしい　コンサート　リポートありがとうございました。。
ヴェロニカ・エーベルレさんの　演奏　良かったみたいですね。。

彼女のプロフィールについて　調べてみました。。

1988年ドイツ生まれ。6歳からヴァイオリンを始め、
クリストフ・ポッペン氏、アナ・チュマチェンコ氏などに
師事されているようです。

ベルリン・フィルとは、ラトルさん指揮で　17歳で初共演してます。
また音楽祭や演奏会のソリスト出演で　世界中のオケとも
競演をしてます。

日本には08年11月のNHK交響楽団定期演奏会に初来日して、
ドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲（指揮イルジ・コウト氏）を演奏

定期会員の投票による「N響定期で最も心に残ったソリスト2008年」で、
初来、初共演ながら堂々3位に選ばれた事から　音楽性を高く
評価された事が判りますね。。

使用楽器は、流浪の民さんも書かれてますが。。
日本音楽財団貸与のストラディヴァリウス1700年作「ドラゴネッティ」です。

ボクも　これから　聴くのを楽しみにしております。

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