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チェダゼミナールコミュのP48〜49 多様さを増す人間行動と現代世界 さまざまな余暇活動

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皆さんは休みの日、何をして過ごしますか?


【地域によって異なる余暇の過ごし方】
 余暇とは、休みの日、余った時間、暇なときを意味する。余暇の過ごし方は、文化・経済力・労働時間(拘束時間)によって左右される。教科書P48?のグラフを見てほしい。日本では90年代、過労死が問題となっていた。過労死とは働きすぎて、その疲れで死んでしまうこと。日本は確かに経済的には豊かになったけれども、遊ぶ時間が少なければ本当に豊かになったとはいえない。そこで、日本では、土曜日も休みとする1( 週休二日制 )が導入された。そのため、90年代以降の日本の労働時間は下がっているのである。日本人の年間平均労働時間は、グラフから読み取るとおよそ2( 2000 )時間である。ちなみに日本人の平均年収はおよそ3( 400 )万円強である。つまり、日本人の平均自給を計算するには、4000000÷2000=2000円/時間となる。昨今、不況だといわれるが、この水準は世界を見渡しても、まだ高水準なほうである。そのため、日本の余暇活動はかなり多様で、休みの日にどこかへ出かけると、どこも人だらけ。「どこにそんな金があるんだろう!?」金がない、不況だといいつつも結局みなどこかへ遊びに行く。余暇活動は、人間にとって必要不可欠なのだろう。
 さて、世界各国の高校生の余暇活動を見てみよう。まずはスウェーデンの高校生。スウェーデンは日本よりも前に4( 少子高齢化 )が進んでいた国であり、5( 福祉活動 )6( ボランティア )が盛んに行われている。少子高齢化が進むということは、それだけ医療費がかかるということで、医療費の財源は税金である。その税金を少しでも節約するために、高校生などが休日に福祉活動やボランティア活動をしている。
 お次は南米ブラジル。南米といえばなんといっても7( サッカー )。魅力は、ボールひとつで始められることだ。世界で最も競技人口の多いスポーツはサッカーである。ちなみに国際サッカー連盟8( FIFA )の加盟国数は、国連加盟国数よりも多い。これは、サッカー発祥の地イギリスに敬意を示して、イギリスはイングランド・スコットランド・ウェールズ・北アイルランドがそれぞれ別の国として出場できるためだ。ヨーロッパでも南米同様、サッカー人気は高い。南米と欧州はサッカー、日米は9( 野球 )の人気が高い。
 一方でお隣の国韓国だが、韓国の労働時間はかつて2800時間ほどであり、今でも2400時間と、かなり長い。日本人はかつて「働き中毒」と言われていたが、それの上をいっている。なぜ、これほど働くのか。考えられる理由は、欧米に比べると、日本を含む、韓国や中国など、東アジアは真面目な民族性だということ。もうひとつは、韓国は日本をライバル視していること。「日本がゆとり教育だとか、週休二日制とかでサボっているうちに日本経済を追い抜きたい」という願いもありそうだ。先進国になり、金持ちになれば、その分時給が上がるということなので、働きすぎても、たまの休みに思いっきり贅沢ができる。一方で発展途上国は、食べていくだけで精一杯で、余暇があっても、遊びにあまり金はかけられない。傾向として、発展途上国はあまり金のかからないスポーツや音楽を余暇に楽しむ傾向があるのに対し、先進国は、旅行やショッピングなど金のかかる余暇活動を楽しむ傾向があるように思う。






P50 身近な地域の国際化の進展
日本に住む外国人人口10( 200 )万人を超え、総人口比11( 1.57 )%となった(2005年)。日本に住む外国人の数は、1965年→12( 65 )万人、1986年→13( 87 )万人、
2000年14( 169 )万人と確実に増え続けている。やはり、90年代以降の増加が激しい。私が小さいころはあまり外国人を見なかったが、最近ではあちこちに外国人を見るようになった。特にスーパー、コンビニ、飲食店の店員。国籍で一番多いのは、15( 中国 )である。2位の韓国を最近抜いて一位となった。中国人・韓国人は人種で分けると、我々日本人と同じ16( モンゴロイド )<黄色人種>であり、パっと見では区別がつきにくい。なぜ、日本に外国人が増え続けているのか。考えられることは、
? 日本経済力の上昇
? 日本の少子高齢化
? 冷戦終結
? 外国人規制緩和
?について。日本は世界的に見て裕福な部類に入る。そのため、発展途上国の人々からすれば、本国で働くより、日本で働いたほうが何倍も稼げるのだ。例えば、日本のアルバイトでは時給が低いとされるコンビニのレジうちで働いたとしても、発展途上国にとってはかなりの高給なバイトとなる。
?について。日本は世界に類を見ないほどのスピードで少子高齢化が進んでいる。そのため、日本の労働人口も減り続けているのだ。それを補うために、外国人労働者の力を借りようという流れなのだ。一昔前までは、外国人は単純労働や肉体労働ぐらいしかつけなかったが、最近では看護士などの専門職にもその門戸が開かれ始めている。我々の老後の世話は外国人に見てもらわなくてはならないかもしれない。
? について。冷戦というのは、当時世界の2TOPだったアメリカとソ連のにらみ合い。20世紀というのは戦争の世紀で、1914年からWW?、1939年からWW?、1945年から冷戦と、ずっと戦争が続いてきた。そのため世界は常に緊張状態で、国際交流などする余裕はなかった。90年代初頭の冷戦終結によって、世界の緊張がほぐれ、国際交流、人やモノの移動の流れが世界中を駆け巡るようになった。その一環として、日本にも外国人や外国製品が流れやすくなったということだ。
?について。グローバル化や少子高齢化の流れを背景として、日本も法律を緩める必要があった。日本は地理的に周りを海に囲まれた島国で、江戸時代には鎖国をしていたため、元々あまり外国人を積極的に受け入れるという文化がなかった。外国人と聞くと、少し怖いというイメージや、犯罪が増えるのではないかといったことが心配されていた。前述したように、かつて外国人は単純労働や肉体労働限定で、特別に日本への入国を認めていた。「日本人があまりやりたがらない、きつい仕事をやってくれるのなら来てもいいよ」ということだ。しかし、少子高齢化によって労働人口が減り始めた日本は、もうそんな悠長なことは言っていられない。そこで、一部の専門職や、製造業の分野でも外国人労働者の受け入れOKにしたのだ。

?についての説明をもっと詳しくすると、群馬県17( 太田市 )は日本を代表する工業都市であり、近年急速に外国人が増加している。北関東にある栃木・群馬は、コジマ電機やヤマダ電機の発祥の地であり、また自動車工場も密集している。つまり、日本の得意技「モノづくり」も今では外国人労働者が作っているのだ。2007年現在、外国人登録者数が最も多いのは静岡県18( 浜松市 )で、割合が最も高いのが群馬県19( 大泉町 )である。浜松市も日本を代表する工業都市。バイクやピアノで有名な20( YAMAHA )の拠点も浜松である。このように、日本にありながら、外国人が沢山いる都市を「外国人集積都市」と呼ぶ。また、例えば東北地方のある農村でも、近年外国人労働者が増えている。なぜなら農業は「きついわりに所得が少ない」とか地味なイメージから、日本の若者が敬遠するからである。「きつくても憧れの日本に住めるのなら」ということで、日本の農村に嫁ぐ外国人が増えつつある。そのため、ある田舎の学校ではクラスの半分が「ハーフ」というところもあるそうだ。

日本に住む外国人ランキングに戻る。2位には韓国人がランクしているが、これは日本の植民地化政策の名残だ。韓国は、1910年21( 日韓併合 )により、大日本帝国領となった。韓国人は日本風の名前に無理やり変えさせられ22( 創始改名 )、教育も日本語で行われていた。日本に無理やりつれてこさせられ、きつい仕事に従事させられていた。今、日本は北朝鮮との拉致問題を抱えているが、日本が昔、韓国人にやったことは拉致に近いものがある。




さて、田中マルクス闘利王という選手をご存知だろうか。トゥーリオはブラジル人だが、日本国籍を取得し、日本代表として、日本のサッカーW杯ベスト16に大きく貢献した。彼はブラジル人だが日系人でもある。そのルーツを探ると、明治時代までさかのぼる。明治時代の日本といえば、まだ貧しい時代だった。国が貧しいということは、国に仕事もないということである。そのため、トゥーリオの祖先は日本を離れ、日本の裏側のブラジルに渡って農作業の仕事をしたのである。
 地理の勉強の基本は、「人は金(仕事)のあるところに移動する」ことである。つまり、ブラジルにはかつて日本から来た人、つまり日本に名残がある人が沢山いる。今では日本のほうが豊かな国なので、ブラジルから日本に渡る日系人が沢山いるのだ。

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