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チェダゼミナールコミュのまたも日本車のコピーデザイン!近づいてきた?中国経済の終焉

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北京モーターショー(11月18〜27日)に中国車メーカーの出展した新型車のデザインが問題になっている。中国メーカーのコピー商品は今に始まったことではないが、08年の北京オリンピックを控え、先進国並みのモラルが内外から求められる中で、世界中の自動車メーカーが集まる場で国営企業が堂々とコピーデザインを発表する姿勢に、厳しい声があがっている。

民族資本の新型車は日本車そっくり

04年の同ショーではホンダCR-Vのコピー車が目を引いたが、今回のターゲットはトヨタと日産。ピックアップやSUVを販売していた長城汽車が、新たに小型車市場に参入するとして発表した3台が微妙なデザインなのだ。FLORIDはフロントがトヨタのヴィッツ、リアが同じくトヨタのイストにそっくりの1.3Lモデル。GWPERIはどう見ても日産ノートのコピー。COOLBEARはbB以外の何者でもない。さすがの中国人も見かねたのか、自動車情報サイトでは、同3車種のコピーデザインを批判する記事が見受けられる。

日本もかつては外車のコピーデザインが多く、あまり強くは言えない立場ではある。しかし、コピーにも限度はあるだろう。いくら似ていてもセリカとシボレーモンザ2+2を間違えて買うことはありえないし、ベンツの真似から始まったレクサスは今や完全にオリジナルのデザインに至っている。最近ではミラジーノがミニのイメージだが、これも本歌取りといったところだ。日本も通ってきた道とはいえ、これほど露骨だと何かしら相容れないものを感じるのだ。

中国のモータリゼーションにはすさまじい勢いがあり、アメリカのコンサルティング会社ブーズ・アレン&ハミルトン社は、2015年に日本を抜き、中国が世界第2位の自動車市場になると予想している。中国自動車工業協会の集計では、06年の国内販売台数(1〜10月)は前年同期比25.7%増の577万台。2010年ごろには1,000万台を超えると予想している。この急成長は、今まで富裕層の贅沢品だった自動車が、都市部を中心に中間層にも普及し始めているためだ。好景気とともに民族資本といわれる中国の自動車メーカーが低価格の自動車を市場に供給しているためである。

富裕層は海外メーカーのセダンやSUVを好むが、新しい購買層は収入も少なく、民族資本の小型車やミニバンを購入する。価格も安く、奇端汽車の奇端QQはリッターカーながら3万元(約75万円)を切る。

海外の自動車メーカーにとって、先進国市場が飽和状態の現在、中国市場は非常に魅力的だ。その強みを知っている中国は、商品のコピーはもとより、上海市嘉定区では誘致した外資系企業に立ち退きを要求(補償は未定)するなど、時として専横ぶりを発揮する。しかしリスクがあっても、進出しないわけにはいかないのが現状だ。
魅力を失う工場としての中国


中国の市場としての魅力が増すにつれ、皮肉なことに世界の工場としての魅力は急速に薄れているとの見方もある。

要因はいくつもある。年10%前後ずつ人件費が上昇し、最大の魅力だった安い人件費が確保できなくなっている。さらに環境汚染が激しく、工業用水の確保も難しい。そればかりか、中国政府が環境問題を公式に認めた場合、すべての責任を進出している外資系企業に押し付けられる可能性は極めて高い。マックスファクターの化粧品SK-?に高濃度のクロムが含有されていたとの政府発表を行い、一部店舗では返品を求める顧客が暴徒化、閉鎖を余儀なくされたのは記憶に新しい。

農村部と都市部の経済格差、高い失業率が原因の農民の暴動は増加の一途をたどり、不動産投機の高騰はすでにバブル化しているともいわれている。チャイナリスクが市場の魅力を上回り始めているのだ。

中国商務省の統計では、06年1〜9月の日本の対中投資は前年同期比29.55%減少の32億6,669万ドルに留まっている。欧米も同様の傾向にあり、設備投資が一巡したことに加え、高まるチャイナリスクを嫌った企業が、生産拠点をインドや東欧に移し始めたというのが実情のようだ。

では中国の企業が外資の手助けなく一人立ちできるのか?これは非常に心もとない。昨年のことだが、ドイツで行われた自動車の安全性能評価試験で、20年行われている同試験で初めて中国の四輪駆動車が星ゼロとなった。中国メーカーがエンジンを作る技術もシャーシを作る技術も不十分で、日本企業などからOEM供給を受けているのは公然の秘密だ。技術レベルは非常に心もとないと言えるだろう。

外資系が中国で作る方から中国に売る方へ重点を移せば、今まで潤沢にあった外貨もおのずと減り始める。近いうちに元の固定レートを支えることができなくなるだろう。元は高騰し、バブルは弾ける。借り物の繁栄は長く続かない。レッドドラゴンは早くも空から落ち始めている。

http://tenshoku.inte.co.jp/msn/news/0621.html

 発展途上国が先進国にキャッチアップしていく過程で、必ず通る道が模倣である。模倣といえば誤謬があるかもしれないが、本来「学ぶ」ということは「真似る」ことからきていることなので、本質的には問題は無いのである。始めから独創性のある製品なんて滅多にできるものではない。我々が今勉学にいそしんでいる行為も、言ってみれば先人たちが学び、築きあげてきたものの真似事・コピーであるといえる。少なくとも私自身、学会で発表できるだけの、自分が築き上げてきた研究結果など持ち合わせていない。話を元に戻すと、途上国は始めのうちは、先進国から技術提供を受ける代わりに、搾取される構造に大概はなっている。そして、技術を学んで吸収し、自国のものにすれば、搾取される立場から、先進国との競争関係へとなっていくのである。この記事にも書いてあるように、日本もかつては外車のコピーが多く、トヨタの最高級車レクサスもかつてはベンツの真似事からスタートしたのである。

 さて今の中国の自動車市場を見てみると、今は中流者階級に価格帯100万円前後の車が普及し始めた段階だということが見て取れる。日本で言うなら3Cを追い求めた時代の1970年代のちょっと手前の段階ぐらいであろうか。自家用車が持てる意味合いは、イコール中流だと言ってもよいかもしれない。きちんと身の丈にあった車に乗っていればの話だが。たとえ安い価格帯の車であっても、車を購入し、維持していくという行為は中流以下の階層ではできないだろうと私は考える。2006年時点の中国の自動車生産台数は、ドイツを抜くか抜かないかぐらいのところまできている。

 ただ中国も経済発展の中で、いろいろな問題がそろそろ噴出しそうなのもまた事実である。これがいわゆるチャイナリスクと呼ばれるものである。チャイナリスクをまとめると
? 安い人件費という魅力がなくなる危険性
? 中国政府の外資企業締め出し
? 不動産投資や証券投資のバブル発生
? 高い失業率からくる暴動
? 人民元の切り上げ
などがあげられるだろう。

 そして今BRICsに代わり、ゴールドマンサックス社のシンクタンクが今年の始め頃から言っているネクストイレブン(N-11)の存在が頭角を現し始めた。ネクストイレブンとは
・バングラディッシュ
 ・エジプト
 ・インドネシア
 ・イラン
 ・韓国
 ・メキシコ
 ・ナイジェリア
 ・パキスタン
 ・フィリピン
 ・トルコ
 ・ベトナム

この記事にもあるように、中国商務省の統計では、06年1〜9月の日本の対中投資は前年同期比29.55%減少の32億6,669万ドルに留まっている、とされている。欧米も同様の傾向にあり、設備投資が一巡したことに加え、高まるチャイナリスクを嫌った企業が、生産拠点をインドや東欧に移し始めたというのが実情である。

結局中国もアジア通貨危機の時の様に、先進国のマネーゲームの場としてさんざん利用され、一部の富裕層にしか利益の入らないまま終わってしまうのだろうか。

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