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色いろコミュのお茶と色

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『水色』..さて、みなさんはこれをなんと呼びますか?
「みずいろ」と答える方は普通の人です。なかには「すいしょく」と答える人がいらっしゃるかと思います。
「すいしょく」と答えられた方、あなたはたぶんお茶通ですね!

紅茶を煎れた時に見られるお茶の色を『水色(すいしょく)』と呼ぶそうです。ティーテイスターは水色もグレードとして品評するのでしょうか。

ダージリンティーを注いだティーカップを覗き込んで、インドの夕焼けを思い浮かべて楽しむのも、お茶の楽しみの一つですよね。

紅茶 ・日本茶・中国茶と、いろいろなお茶がありますが、これらは元々同じツバキ科に属する常緑の低木である『茶の木』の葉っぱから作られます。つまれたばかりの葉っぱはみんなみどり色です。茶葉によって様々に色が違うのは、葉をつんだ後の加工の仕方の違いによります。

紅茶は、葉をよく揉んで数時間ねかせます。すると、茶葉が発酵してお茶の葉が赤茶色に変わります。赤茶色なのは、発酵の時に葉の中に、赤い色素が作られるからです。この色素は、酸性のものを加えると消えてしまうという性質があります。レモンのように強い酸性のものを紅茶にいれますと、紅茶の中の赤茶色の色素が変化して色が薄くなります。

中国茶には発酵にも様々な種類がありますが、代表的な烏龍茶は半分だけ発酵させた茶葉です。発酵すればするほど赤茶色が増してきます。

日本のお茶の色には大きく分けて茶色と緑色の2種類があります。煎茶や焙じ茶、番茶の色を比べても、緑味や黄味や赤味など色が違います。江戸時代での文献では茶色でも、緑系をさす江戸と、赤茶系をさす京や大坂の違いを語るものがあります。

日本では昔「四十八茶百鼠」と呼ばれ、茶色は鼠色と並んで好まれてました。実際に四十八色あったかどうかは定かではありませんが、それほど多かったということでしょう。茶色の中には、歌舞伎役者から出て来た「役者色」というものもあり、染め色や柄としてもて流行っていたようです。

お茶の楽しみと言えば冷して楽しむのもありますが、特に紅茶を冷したアイスティーを作る時には『クリームダウン』という現象に注意しなければいけません。『クリームダウン』とは、アイスティーを作ったときに紅茶が白く濁る現象です。紅茶を冷やしたときの温度変化でタンニンとカフェインが結合して白く濁ってしまうのです。クリームダウンを防ぐには結晶化する前に一気に冷してしまうのが良いようです。

太陽の照りつける夏の日でも、水色の綺麗なアイスティーを見たら暑さを忘れられそうですよね。

コメント(1)

ワカメの色なら最近気になるんだけどw
素干しワカメという茹でないでそのまま乾燥させたのがあって
茶色が茹でると少し青くなる程度。
ただ栄養は20倍とかある。

緑茶も色素を加えてたりするらしいですけどねー
市販のワカメはみんな見た目のために栄養を捨ててるわけですよ。

あと濁りも気になりますなー
インスタントのアイスコーヒーが透明に作れない。
なんとなくうまそうじゃない。

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