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Tom VerlaineコミュのTom Verlaine & Jimmy Ripp at 高円寺HIGH

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2010年以来のTom & Jimmyの二人によるライブが開催されました。
その時のツアーの最後、12月3日同じ場所の高円寺HIGH。
2014年4月20日、定刻の19:00を15分ぐらい過ぎてから、2人がステージに姿を現せた。

エレキセットと言う噂もあったが、前回と同じアコースティックによるセット。
リラックスした雰囲気の中、1曲目の「At 4 A.M.」が始まる。2人のギター音色も穏やかで、2日前の初台ドアーズに於ける激しいエレクトリックのバトルを見ているので、なにか心優しい気持ちになる。しかし、さすがトム・ヴァーレイン、曲を追う毎に激しさが増す。そして、それを的確にバックアップするジミー・リップ。テレビジョンの公演では、リチャード・ロイド不在を嘆く声が聞こえるが、私は、パートナーとしては実はジミーの方が長く、このようなアコースティックデュオでは相応しい相手ではないかと思います。

あ、じつは、テレビジョンにそれほど思い入れがないからかも知れませんが。

この日演奏された中で、印象に残った曲をピックアップすると、先ず「スターリングラード」。元々穏やかな風を装ってる曲ではあるが、この人、やっぱり若いころはカントリーとかフォークも弾いていたんだろうなぁ、と伺わせるスタイル。最初にウルっと来たのがこの曲でした。

テレビジョンの「エレベーション」もアルペジオで穏やかに。ジミーよりトムの方がフレーズを繰り出して来るのが印象的でした。この曲に限らず全般的にも。

『Song & Other Thing』の「アース・イン・ザ・スカイ」も、フレーズが印象的と言うのもありますが、2人のフィンガリングとピッキングが兎に角気持ち良い。

前回の時に初めて披露された曲だと思うのだけれど、ジミーが犬の鳴き真似をする曲(「Dog」?)も印象的。和やか雰囲気になる。トムから、「ジミー・リップ、サウンド・エフェクツ!」と言う紹介が入る。

そして、前回、日本の招聘元からのリクエストで演奏された「ファイアー」。前回は久しぶり手探り感満載だったが、今回はこの2人の演奏こそが、この曲の理想形とも言えるほど充実していた。昨年のテレビジョンでの演奏も凌いでいたと思う。ただし、歌詞は間違えまくっていて、この歌詞が大好きな私としては残念な面もあるのだけれど。最後の ♪We took the house in the fire を失念し1番に戻ってしまって、あちゃー、と。これじゃ、ファイアーじゃねーよ、と。でも、演奏が充実しまくっているので許す(笑)。

「アンナ」。「サイエンティスト」の元曲? 例のボツアルバム『1986London Recording』から、ベスト盤で復活した曲。まさか演奏するとは思いませんでした。アコギだと、「サイエンティスト」よりはコチラの方が合う。

休憩もなかったのですが、この辺から後半。イントロ・ドン!では、ちょっとわかりづらかった名曲「ワーズ・フロム・ザ・フロント」。レコードでも長〜いギターソロが印象的で、「ファイアー」に並ぶ名曲だと思いますが、この日のギターソロは素晴らしいものでした。毎回、前線に倒れている兵士の数が異なることに注目が集まりますが(アタシだけか)、今回は、ちょっと聞き取れませんでした。まー、どうでもイイことですが。アウトロでのギターも延ばすこと延ばすこと。今回は、バンドセット後のアコギセットだけに、トムのギターの元気の良いこと。

「ビーナス」。イントロで隣の知合いがいち早く反応してましたが、アコギのビーナスも良い。2人で織りなすギターが兎に角素晴らしい!

ソロでは一番有名な曲と言える「キングダム・カム」。歌の間に挟まるギターソロが美しい。

それから2曲演奏されたインストも時に情熱的に、時に美しく激しく、この人、本当はアコギの方が良いのではないか?と思ってしまう場面も少なくなかったです。テレビジョンの公演同様、ギターのチューニングが1音下げてあるせいか、時折、ジミーとずれる場面がないワケではなかったのだが、恐らく、87年の初来日のソロ(バンド)で2回、再編TVで1回、ソロアコースティックで1回、再々編TVで1回、トム&ジミーで4回、ジミーに交替しての去年のTVが2回、で、今年のTVが2回、えーと、計13回観てきているワケですが、最後の最後14回目が最高のステージだったと思います。また、どの公演よりも長く、アンコールを含めて140分と言うことからも、2人の充実具合が伺えると思います。

トム・ヴァーレインのお気に入りのハコ、高円寺HIGHで最高のロケーションで行われたライブが、5〜60人のギャラリーと言うのはちょっと寂しい気がしないワケではないが、30年を超えてトム・ヴァーレインを追いかけて来た我々へのご褒美、そんな素晴らしいライブでした。

コメント(2)

その節はお疲れ様でした。本当ぉ〜に、稀に聴く名ライブでしたね。

仰る通り、初来日から追っかけ続けてきましたが、こんなリラックスして、それでいて身震いしたライブも初めてでした。
『ジミーリップ、S.E』は笑いましたね、ラストは本人も楽しそうに吠えてましたね(笑)。

久しぶりに初期のナンバー、しかもある意味原曲に忠実なアレンジに鳥肌ものでした。
我ながらフーリッシュ・ハート状態でした。
求む再ソロ(苦笑)来日…

PS 兵隊増えてましたかw♪○サウザンメンに、○に入ればまだ増えるってことですねf(^^;
私はあの曲は、WW1じゃないか?(ブラインド〜から、毒ガス攻撃を受けた?)っというのが長年気になっていて、今回の演奏を機会にご本人に確認すれば…と、ちょっと悔やんでます、チッ!
>>[1]

お疲れ様でした! 
スタンディングでのライブがそろそろ厳しくなった今日この頃(笑)、着席でお互いリラックスした贅沢なライブだったと思います。初来日の時や九段会館のソロライブの時の胃が痛くなるようなライブも勿論良かったけれど、今回のライブは秀逸だったと思います(今回までは、やはりトム&ジミーの大阪と高円寺がベストだと思ってました)。

初期の曲やソロの曲がこれほど美しく感じたライブもなかったのでは?
本当にソロ再来日を希望します!(TVコミュには書けない)

兵隊の件ですが、レコードだと4000人なんですよね。九段では2000人でした。前回のトム&ジミーは3000人だったような。まー、テキトーなのかも知れませんが。
ピート・シガーの「腰まで泥まみれ」と言うか、中川五郎さんが訳詞したバージョンしか知らないんですが、類似点があるようなないような。

腰まで泥まみれ → 膝上まで泥の中
隊長(バカ)が言った、進め! → 将軍が言った 「再度攻撃」

「腰まで」は、進めと言ってる隊長本人が死んじゃうし、あからさまな体制批判の歌なのですが、「ワーズ」は何も出来ない一兵士の絶望を歌とギターで表現しています。1月23日と言う日付や、17日までに家に帰れるとか象徴的な日にちも気になるところです。英語だ不得手なので、細かいニュアンスはわからないんですけど、久しぶりに歌詞カードど睨めっこしようかなー。

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